[外科][英語]
DPの鈎引きした。今の施設に来て1年くらいになるかな、肝胆膵の手術に入ることはほとんどないし、開腹手術に入ることもほぼない。
たまに肝胆膵の手術に入るともちろん開腹のことが多くて新鮮。
[覚書][英語]
今の彼女、子どもたち、前の彼女、仲間たち、教授とか教室の人たち、そしてキモくて金のないおっさんたちのため僕はやらなくてはならない。やらなくちゃならないんだ。
他の誰でもない、僕がUKにいかなくてはならないんだ。
■
大晦日になるとなんか安堵感あるな。特に今年は当直明けだし。
今年一年よくがんばったねって自分に言いたい気分。
街の雰囲気とかニュースとかもそんな気分を醸成するのに一役買ってくれる。
今年はいろんなことがあってそれほど晴れがましい気分じゃない。
来年の大晦日はもっと良い気分で迎えたいものだ。
今年読んだ本で一番印象に残ってるのはやっぱピケティだな。
仏語の翻訳者を手配できなくて邦訳出るのに2年以上かかるっていうから、
必死こいて英語で読んだのに、英語からの重訳で今月でちゃった。
まあいいけど。
映画はほとんど見てない。
艦これ関係だと、大井篤「海上護衛戦」と「飛龍、天にあり」が印象深い。
今年はアフリカ経済のことを勉強したいと思ってたけど、
スティグリッツ「暮らしの質を測る」、ジェフリー・サックス「貧困の終焉」、ロバート・ゲスト「暗黒大陸アフリカ」くらいしか読んでない。
でもいずれも勉強になった。
来年はアフリカのことを引き続き勉強して、あとはポストケインズ派経済学やModern Monetary Theoryをもっと知りたい。
それと数学だな。
仏教ももっと知りたいな。今年はいろいろなことがあったから、安寧を得るためには必要な気がするんだ。
Capital in the Twenty-First Century
- 作者: Thomas Piketty,Arthur Goldhammer
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- 作者: 魚川祐司
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今年読んだ本でいちばん衝撃を受けたのが迫田さやか・橘木俊詔『夫婦格差社会』だ。根本的な意見修正を迫られた一冊。女性の社会進出はマクロでは社会を豊かにしないといわざるをえない。
家族社会学では松田茂樹『少子化論』が面白かったです。少子化の原因は結婚が減っているからだということを丁寧に論証するところがよかった。
伝統的な家族観は崩壊していないのである。
結婚を促す政策と、子供を産みたいだけ産めるような政策が必要である。
あとは艦これに関する本でいくつか面白いのがあった。海自創設に関係した旧日本海軍出身者のお話『凌ぐ波濤』、海上護衛任務についての『輸送船入門』、加藤陽子『それでも日本人は戦争を選んだ』、『雪風は沈まず』、『五月雨出撃す』などなど。
『金融の世界史』
- 作者: 板谷敏彦
- 出版社/メーカー: 新潮社
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『日露戦争 資金調達の戦い』の著者の二作目。金融の歴史を通覧するのに最適だ。
『素浪人心得』
素浪人心得――自由で愉快な孤高の男の生き方 (The New Fifties)
- 作者: 高橋三千綱
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わりとしょうもなかった。爺が好き勝手なこと言ってるだけ