「立ちはだかる巨帝！機皇帝グランエル」
実はチーム太陽は、ズシン出せさえすればグランエルと相性が良いのではと思った。どんだけLP稼いで攻撃力上げても必ずそれを上回れるわけだし（邪神アバターでもよい）、効果無効も吸収もシンクロ限定で彼らのデッキにはそんなもん入ってないしで、半分以上死に札になるから。20ターン守って出せさえすれば……決勝に来るまでズシン隠し通すのが無理なのと、ラグナロク相手じゃ出す前に全滅しそう、という夢想イフ。ゲーム版ではどうだったのかな。
ともかくも、似たような理屈でシンクロモンスターを使わず相対するクロウの戦術さえも易々と踏み潰され、マイナス15400オーバーキル（流石のデュエリストでも何ともなくない）。されど遊星にBF龍と罠を託し、どことなくゴドウィン超官戦の流れと既視感。
「俺の（略）手作りでね！」こと5D's及びZEXALと通信機器・端末的な多機能性を発展させてきたデュエルディスク。しかし予告の時から思っていたが、今回の携帯電話≒スマホ扱いはいささか大ぶりで不便そうに映った。のはさておき赤馬社長のキメ顔連発回想もさておき。
想定の範囲内とか度肝を抜けとか、勝ちに徹する事への邪魔に聞こえなくもあるが……相手の予想外をいくことには意義は認められようか。ただしカードプールが公開されているOCGと異なり、TCGアニメでは多くの場合カードも戦術も初見にならざるを得ない。そんな中でもデッキを取り替えるでなく観客を驚かせ続けることを強いられるプロ（主人公）とは、つくづく難儀な仕事であるね。
ユズを「ルリ」（同位体？）と混同する赤マスクに黒マスクが満足ボディーブロー。融合が似合うとか似合わないとか、赤馬社長も警戒すると思しき異世界の特殊召喚法使用者とLDSの技量差とか……どうせ当分判らん話はさておこう。しかし何だ、宝石商の娘さん、男の趣味が……マルコ先生アレが素なのか、美化が入ってるのかどっちなんだろうね。罰ゲーム効果が解除されるまで、もしかすると解除されても真実は闇の中やも。
