で、前回は県外観光客向けの店(そばの実)だったので、今回は地元枠のよつかどと、中社より下はあまり行かないのでそこを開拓と言うことで山笑です。

よつかどは、長野のそばとしても戸隠のそばとしても非常にスタンダードです。戸隠の茶色いそばに薄めの汁の組み合わせ。そばの実だと東京か!っちゅう勢いで付け汁が辛いですがやはり薄手のが地元枠という感じ?
以前は地元ナンバーばっかでそんなに名前も売れてなかったけど、どっかでTVに紹介されたらしく駐車場が県外ナンバーで埋まるという自体に。まぁ、オープンがあの辺では一番に早いので、休日は昼飯じゃなくて遅めの朝飯として行くのがいいんではないかと。

で、初見の山笑ですが‥‥、長野のそばとしても異端、戸隠のそばとしても異端、十割そばとしても異端という凄いお店。何というか、「穀物ですがなにか!」と言わんばかりに挽いたそばの強烈な風味がごり押ししてきます。
食感・味・後味ともに色んな意味で凄いですが、半ざるのボリュームで感じるこの重さは、貯蔵や加工の技術が進んでも十割そばが今ひとつメインストリームになれない理由ってのを教えてくれるのかも、しれません。