08渋さ国内旅 9

bousisensei2008-12-02

思いのほか時間がかかって、早朝6:00に仙台着。
行程発表当初は「会場で休憩」となっていたけど、ホテルが準備されていたのでチェックインしてグッスリ休みましたー
12:30頃に目が覚める。
同室だったドラマーの磯部君がセッティングの為、早めに会場入りするという事で、別行動で「ひとり仙台散歩」へ。
「散歩」っつってもヨウスルニ「飯喰い」なんすけどね。
で、昨日の地図の部分に貼りましたけど「名物!名物!」言う割には、ホントつかぽんさんが書いている通り「肉料理として、それほど美味しいものではありません」と思うのです、牛タン。
だから「わざわざ」とは思っていなかったのです。
それに、百歩譲って「酒のツマミ」としてなら良しとしても、あの脂が少なくてあっさり塩味の牛タンは「飯のオカズ」としては「どうなんだ?」と前から思っていたのですね。
東京でも「ねぎし」などのチェーン店で一般的な「麦飯と牛タン」は「ベストマッチ」とは言いがたいのではないか?という疑問。
と、ここまで言うという事は、俺は非常に「牛タン」の事が気になっているのだ!という事に気付きまして。
「本場」の「美味い」という店で喰ったらどうなんだ?ということを確かめたくなったのです。
で、つかぽんさん「オススメ」の中から最も気になる、おそらく「俺が好きそうな店」をチョイスしてむかったのです。

こんなアヤシゲナ呑み屋横丁の路地を入って、さらに狭い階段を昇るという、いかにも「一見さんがビビル店」
さらに、少し時間を外して行ったせいもあってか、そんなに広くない店内(どちらかというと狭い)に客は俺一人。
(う〜ん、失敗したか・・・)と不安がよぎる。
とりあえず、ビール一本と定食を注文して、カウンターでポツンと待つ事に。
で、当然注文が入ってるのは俺の分だけなんで、大将が焼いてるのは「俺の牛タン」という事になるのですが、どう考えても「時間がかかり過ぎている」
焼肉屋などの「塩タン」はそれこそ、片面焼きぐらいにレアで食べるのが好きな俺にとって「焼きすぎではないか?」という不安。
そして「ようやく」といった感じで、目の前に登場したのです。

いたってシンプルな見た目とは裏腹に「タンの厚み」に圧倒されます。
で、一口「ザクリ!」と噛んでみると「これは!」と今まで食べてきた牛タンとの違いは歴然。
あっさり塩味のテールスープも味が深いです。
そして、なによりチェーン店ではない「地元の知ってる人しか行かない店で食べてる」という満足感。
「ありがとう!つかぽんさん」と感謝せずにはいられなかったのです!
ただし!
やっぱりどれだけ牛タンが美味しい食い物だとわかっても「飯のオカズ」としては弱いと思います。次回からは「単品」でいいや。
で、仙台駅を横断して会場へ。

Zepp仙台

サウンドチェックの後、つかぽんさんがいつもブログに書いてる「ホントにオススメ」の鮨Sからの差し入れが届くという事だったけど、外に出られないスタッフや美術・舞踏チームに譲る事にして、自由の利く楽隊メンバーと連れ立って、別の寿司屋に出かける事に。
で、すっかり「回る寿司」だと思って行ったお店は白木のカウンターもマブシイ、一見「高級店」にも見える店構え。
しかし、前回7月に仙台に来た時に入った「回転寿司」に大満足だったメンバーとほぼ同じ顔ぶれだったせいもあってか「別にケチる事はない!」とドンドン入って行ったのです。
で、つかぽんさんの「セット物は割高だから、お好みで注文せよ」という普通なら「逆じゃないの?」というアドバイスにしたがって、カウンターに陣取り各々「あれ」とか「これ」と職人さんに注文。

俺も、イカを筆頭にカキとかシャコとか、それから日本酒も。
いや、美味かったです!
隣に座った片山さんと「これぐらいのグレードで気軽に入れる店が東京にあったら良いのに」としきりに語ってしまいました。
で「調子に乗った人」がガンガン大食いしていくのを横目に「絶対割りカン負けするよな〜」と思っていたら、呑んで喰って一人3000円いかない。
俺に関して言えば単価の合計は絶対そこまで行ってないにしても、十分に納得の値段でした!
「ありがとう!つかぽんさん」
で、本番を終えて、さらにつかぽんさんがセッティングしてくれた居酒屋での打上げ。
ここもまた美味しくて「色々あるよ」と聞いていたワインも美味しくて。
「ありがとう!つかぽんさん」
さらにホテルに帰る大半のメンバーと別れて、つかぽんさんに連れられ音楽バーに。
まぁ、もう相当呑んでたんで焼酎一杯に留めて置いたんだけど、いろいろかけてもらったレコードの一枚に高校生の頃から大好きなアーサー・ブライスのモンク集「ライトブルー」があって。

久しぶりに大音量で聴いたら実に気持ちが良かったです!
いや〜今回は全てつかぽんさんのオススメでホントに満足な仙台滞在でした!
ありがとうございます!!!!!!