ゴアをソロプレイ

bqsfgame2007-06-01

ルールブックを読んでもあまりピンと来ない。全体像が見えにくいと思った。
勝利得点がゲームの様々な要素に分散されていて、ゲーム中でできることも様々なアクションから選べて自由度が非常に高い。書いていて思ったのだが、これはそのままトワイライトインペリウム3にも当て嵌まることかも知れない。
構造が見えないので思い切って最少人数想定の2人プリエ想定でのソロプレイ。最初は何をして良いのかさっぱりわからない中での暗中模索。ともかくもプレイ自体は進んで行き、一応は終わる。
終わってから考えている内に、ゲームの構造が理解されてきた。ゲームのメインエンジンは、開発ボードである。開発ボードは、5種類のアクションについて、現状でそのアクションをすると何が得られるかを示す一覧になっている。そして、開発を行うことでそれぞれのアクションで得られるアウトプットを改良すると共に勝利得点が得られるようになっている。
この開発をするためには、香辛料と船が必要な訳だが、船は開発ボード上の船のアクションで得ることができる。香辛料も同様に香辛料のアクションで得るのだが、そのためにはそもそも香辛料の畑もしくはコロニーが必要であり、これがもう一つの倉庫ボードである。コロニーの方は開発ボード同様に開拓することで勝利得点が得られるようになっている。
こうした諸要素は全員共通であり、これだけだと多人数ソロプレイになってしまう。そこに入ってくるのが、全員の間で競売されるが、競り落としたプレイヤーだけに手に入るタイルである。このタイルの競りの中身や順番をコントロールするために、タイルを5x5のボードに展開して、ボード上をスゴロクで進むように競売物件を選ぶサブシステムが付随している。
このゲームが見掛けわかりにくいのは、この最後の要素である競売物件表示ボードが一番立派なボードになっていて、あたかもこれがゲームのメインであるかのような顔をしていることだろう。上述したとおり、実際のメインエンジンは各自の手元に配られる小さな開発ボードと倉庫ボードの方であり、これがゲームの第一印象を間違わせていると思う。
また明日やってみなくては‥(^_^;