茨城会:エイジオブミソロジーを対戦プレイする

なんと6年ぶりに対戦プレイ。
イーグルゲームズから出たコンピューターゲームボードゲーム版。当時、大流行だったプエルトリコクローンの一つ。
ただし、戦闘があるだけで全然、話しが違う。
ことに、3人戦では、戦闘に負けた弱者をさらに続けて叩くプレイが有力で、これをやられた人が事実上脱落になってしまう不安定さが危うい。
と言うことで、ローカルルールで、負けた人はラストバトルカードをもらって、それを持っている間は攻撃をされないと言うことにした。
このルールが良かったのか、序盤有力なエジプトに温厚な水戸爺さんが入ったのが良かったのか、ゲームは終盤まで均衡した形で進んでいった。
中盤以降は、資源キューブ不足で物事が動かなくなり、結局、勝利得点キューブが切れるタイミングでの終了が見えてきて、その時に建物が一番多いと、軍団が一番大きいが誰なのかが焦点になってきた。
建物が一番多い北欧と、軍団が一番大きいエジプトに挟まれて、我がギリシャは苦戦しつつもワンダー建設による一発逆転を狙って時代を進んで行った。しかし、最後は最終ターンに北欧がワンダー建設を実行して建物も最多となり2冠を制圧して、きっちりと勝利。

今回の感想

序盤の不安定さが露呈せずに完全決着までプレイできたので、往年の悪いイメージをかなり払拭できた印象がある。今までプレイしたエイジオブミソロジーで一番面白かったと思う。
局面が膠着してくると、それぞれの神話の神様カードの奇跡の威力が局面打開のカギになってくることがわかった。これはこれで、神様の奇跡たるもの、然るべき威光があって、なかなか良い感じだった。
ただ、逆に不安定さが露呈しなかった裏側に、戦闘が序盤ではほとんど起こらなかったことがあり、そこは折角、特殊能力、神話キャラクター満載の戦闘ゲームとして物足りない部分もあったかも知れない。
なかなか帯に短し、襷に流しと言ったところだろうか。
ただ、今回の印象が良かったので、また数年後にはやってみてもいいかも。