bqsfgameの日記

2018-05-28 決戦!ガダルカナルをソロプレイする

ゲームジャーナル商業化第3号の新版の方です。

2002年の出版ですから16年前です。なんでまたと言う感じですが、ガダルカナル戦の決定版的なゲームはないものだろうかと発掘してきました。

ガダルカナルに限りませんが、太平洋戦争(硝石戦争でない方)のキャンペーンは、海空戦主体の陸海空三軍統合作戦になり、シミュレーションとしては難しい題材です。

GMT初期三部作のシューストリング作戦を手放したのは惜しいことをしたかなと思ったりしているのですが、本誌を読むとそうでもないらしい。そもそもGMT初期三部作は、中隊規模陸戦級の共通システムに、空挺作戦、上陸作戦、空中機動作戦をテイスティングしたもので、主体が中隊級陸戦ゲームにあるようです。そうだとすると、海空戦主体の三軍統合作戦としてのモデリングにはならない訳です。

と言うことで、本作をソロプレイしてみました。

オリジナルはSSシリーズですが、そこからリデベロップされている模様。どこが違うのかは良く判りません。どうも、ガダルカナルヘクスでしか海戦が発生しなくなったり、戦闘したかどうかに関わらず帰港すると一定ターン数出撃不能になる辺りが違うような気がしますが、オリジナルも手放してしまったので確認できません。

独創的なるが故の敷居の高さ

ルールの分量が多いゲームではありません。SSシリーズだったのですから当然です。

しかし、三軍統合戦で、ガダルカナルへの補給揚陸と部隊上陸に焦点を当てた独自のシステムは、見慣れないもので判りにくいです。

また、ルール自体の疑義とは別に、プレイの指針が非常に見えにくいです。一人でやっていると、なにか決定的に大事なことを見逃しているのではないかと不安です。

最終的にはヘンダーソン飛行場の支配で争うので、海空戦主体ながらも勝敗を決めるのは陸戦です。そして、陸戦で重要なことですが、存続するだけで補給が必要で、戦闘するのにはさらに追加で補給が必要です。

結果として、陸戦部隊もさることながら、補給を揚陸することが重要。それを海上で撃破するために空母戦があり、陸上で粉砕するために艦砲射撃があるという作りです。

ですので、海空戦主体(少なくともユニット数的には)と言いながらも、最後は陸戦ゲームですね。

昔、TACTICSで「ガルフストライク」を評して、どれほど空軍の能力が上がり地上部隊が叩かれ役にしか見えなくなろうとも、最終的に敵地に旗を立てて占領する仕事は歩兵部隊にしかできない‥というコメントがあったのを思い出しました。