2011-08-01から1ヶ月間の記事一覧

☆流星を読む

「乱紋」の姉妹編。永井路子先生。 今度は、母、お市の方の物語である。 信長が尾張で織田一族内部で争っている時代から、浅井に嫁ぎ、柴田に嫁ぎ、最後は北の庄で死ぬまでを扱っている。 戦国時代ウォーゲーマーには、非常にお薦めである。信長最大の危機に…

ヒューゴー/ネビュラのダブルクラウン

「ねじまき少女」がダブルクラウンだったので、改めて調べてみた。 もともとはファン投票のヒューゴーと、作家クラブ選出のネビュラは、作品傾向に違いがあったように思う。けれども、ある時期からダブルクラウンが続出するようになり、二つ別の賞がある意味…

○ねじまき少女を読む

話題作をすぐに買って、そしてちゃんとすぐに読む。と言う当たり前のことが出来なくなって久しいが、アンランダンに続いて割とちゃんと読むことができた。 ヒューゴー&ネビュラのダブルクラウン。 ジャンルとしては、既に死語に近くなっているサイバーパン…

台頭する帝国を入手

http://www.tgiw.info/2011/07/post_1053.html を見て、早速発注したものが到着した。 ファイドゥッティゲーム賞にどのくらいの信頼性があるかはなんとも言えないが、SFゲームがこうした賞を受賞する機会は少ないので、押さえておかねばなるまいて‥(^_^;

RAFのセットアップ

RAFプレイヤーは、シナリオブックに記載された航空機ユニットを所定の空港に配置することができる。各ユニットには、初期状態チェック用の表が付随しているので、それを使ってユニットごとに状態を判定する。判定した結果に従って、空港ボードの該当欄に…

空襲部隊の初期発見

ルール上はルフトヴァフェのセットアップの手順の範囲になるのだが、実務的にはRAFのセットアップに影響するので、こちらに記載する。 ルフトヴァフェプレイヤーの計画した空襲で、ゲーム開始時に発進するものについては、それがRAFのレーダー監視範囲…

バーニングブルー:ソロプレイ悪戦苦闘記2

さて、ここらへんから段々と判りにくくなるので、プレイの参考にされる方は要注意。

ルフトヴァフェ空襲部隊のセットアップ

シナリオブックを参照して、ルフトヴァフェのランダム兵力チットの使用するものを選び出す。その中からシナリオで既定された数のチットを選んで、空襲兵力を決定する。空襲チットのノルマVPの合計が、シナリオで既定された範囲に収まらない場合には引き直…

日時と天候を決定する

ここらへんは難しいことはない。 プレイエイドを見て時刻表を発見してダイスを振り時刻を決め、太陽の方位を決定する。 プレイエイドの横風表を発見してダイスを振り風の状態を表示する。 プレイエイドの悪天候ゾーン表を発見してダイスを振り悪天候ゾーンの…

バーニングブルー:ソロプレイ悪戦苦闘記1

ソロプレイ悪戦苦闘の手続きを振り返っておきたい。

バーニングブルーをソロプレイする

ルールを二読した上で、シナリオ1をソロプレイしてみた。 ある程度の全体の見通しを持った上で取り組んだつもりだったが、それでもソロプレイはかなり難航した。まじすか学園2の録画を見ながらプレイしていたのだが、最初の航空戦闘を解決するところまでに…

バーニングブルーのルールを読む

日本語訳があるのでありがたく利用させていただいた。 なんとA4の二段組で47ページ。空戦ゲームはとかくルールが膨大になりがちだが、これもその例に漏れない。 大雑把な仕組としては、ルフトヴァフェは、チットによりランダムに空襲部隊と空襲目標を決…

戦棋6号を入手

台湾雑誌の戦棋も順調に号数を重ねて6号。 プレイアブルで良質なゲームの配給者として、もっと話題になって良いのではないかと思う。残念ながら千葉会、茨城会辺りでは、あまりプレイしているのを見掛けない。そうか、自分が持っていけば良いのか‥(^_^; い…

なつかしの昭和プロレス:伝説のユニット:狼軍団

あまり日本人レスラーが登場しない本稿だが、これは書いておきたかったので。 日本マットにおける軍団抗争の走りだったのが、このカミカゼレスラー軍団である狼軍団。 マサ斉藤、上田馬之助、サンダー杉山、剛竜馬らを、ジュニアヘビー級ながら全米マットの…

なつかしの昭和プロレス:伝説のユニット:フォーホースメン

日本では知名度が低いのだが1980年代のアメリカンプロレスシーンで重要な位置にあったのが、NWA圏で結成されたフォーホースメン。 オレイとアーンのアンダーソンズに、リック・フレアーとタリー・ブランチャードを加えた4人組み。 フレアーがNWA…

なつかしの昭和プロレス:NWAタッグ王座

NWAヘビー級のベルトは、世界に1本である。末期の混乱状態に陥ってからは、そうクリーンに言い切れない部分が出てくるのだが、原則としてそう言い切って良いだろう。 NWAのジュニアヘビー級のベルトは、しばらく前に書いた通り二本に分離してしまった…

なつかしの昭和プロレス:伝説のユニット:ワイルド・サモアンズ

時代がテンデンバラバラ‥(^_^; ソックリ兄弟がノータッチで入れ替わると言う悪役タッグチームはいくつもあったが、その走りだろう。同じギミックでは、ツインデビルズ、キラービーズ、顔が似ていなくても勤まる覆面タッグチームなら枚挙に暇がない。 NWA…

なつかしの昭和プロレス:伝説のユニット:ロードウォリアーズ

一気に時代が下がるが、昭和プロレスの生んだ衝撃ユニット。 圧倒的なパワーでリングを蹂躙してしまい、相手のレスラーの格とか面子とかを度外視した試合を続けてファンを驚愕させた。 後にWCWでシングルレスラー版のゴールドバーグが登場したが、やはり…

なつかしの昭和プロレス:伝説のユニット:ハイフライヤーズ

二番手は、コレしかないかと。 AWAのタッグタイトルで長期政権を築き上げたハイフライヤーズ。 伝説の王者を父に持つグレッグ・ガニアをプッシュするために、若手の有望株であるジム・ブランゼルをセットにして作ったユニット。 「素質豊かだったブランゼ…

なつかしの昭和プロレス:伝説のユニット:ジ・アウトローズ

今回はユニット編。 最初はやはりコレしかないかと。 シングルプレイヤーとして既に二人とも登場済みのマードックとローデス。 彼らがタッグチームを組んだのは、なんと60年代のことになると言う。1968年から1973年までの5年間に渡ってNWAとA…

リオデラプラタをソロプレイ

ルールブックは全体の見通しが悪く、非常にわかりにくい。 ざっくりと個人的な整理を書けば、 一種のワーカープレイスメントによる都市開発ゲーム。 建物を建て、そこから資源を獲得し、その資源を使ってさらに進んだ建物を建設する。 それとは別に外敵がゲ…

2011年上半期の積み残しゲーム

初めての試みだが、上半期で入手して積み残したものをチェックしてみた。 ●S&T ビュルツブルグペントミック クセノポン ●WaW パルチザン ●ATO ラッシュオブターク ●コマンド バトルフォーコルスン ●WG日本史 東方争乱 ●戦棋 台湾危機1950 裝…

上半期はハズレも少なかった

こうして見るとガッカリゲームが少なかったことも上半期が豊作だったと言う印象の大きな一因だったのかなと感じる。

2011年上半期のガッカリゲーム

●信玄最後の戦い いわゆる戦国群雄伝シリーズの復刻作品。 キャンペーンオンリーでプレイアビリティが低いのが大きな問題と言う気がする。 ●アロザ殺人事件 ギミックとしては面白いが、実際にプレイした時に弱者叩きになってしまうプレイ展開は非常に辛辣な…

豊作だった上半期

新しいゲームを数多くプレイ出来たと言うこともあって、この半期は豊作だったように思います。特にウォーゲーム雑誌各誌からそれぞれにクリーンヒットが出てきたのが嬉しいです。 雑誌の付録ゲームは、旬な内にプレイするのが、やはり良いですね。

2011年上半期の成果

●徳川家康:バンダイ これはバンダイの隠れた傑作ではないかと思った。調略要素を含んだ全国レベルの戦略級関ヶ原でありながら非常にプレイアブルなところが良い。これがあれば、エポックの関が原は要らない? ●ギャラクティックエンペラー これは、トワイラ…

☆乱紋を読む

篤姫以来、大河ドラマを割ときちんと見ていた。 しかし、今年の「江」は、いろいろと納得の行かないことが多く、脱落してしまった。 あまりに納得が行かないので、お江を描いたちゃんとした歴史小説を読もうと思って、乱紋を図書館で借りてきた。740ペー…

英文ゲームレビュー:クリプティッズTV

Game Title : Cryptids TVPublisher : PigphoneGame Designer : Kai FujiwaraGame Thema : working together to create a variety of TV show of unknown creaturesGame Components creature cards, caption cards, role cards, alarm timer, 8 pens, memo p…

ゲームはシステムに非ず

とかく日本ではゲームシステム論が語られる傾向にある。かなり分析的にゲームを遊ぶ文化だと言うことだろうか。 しかし、昨日も書いたように同じレッドラシステムと言えども、評価には雲泥の開きがある。つまり、ゲームはシステムには非ず。むしろ、その作戦…

レッドラシステムのゲーム相次ぐ

最近、レッドドラゴンライジングのシステムを使った‥と言うキャプションを見る機会が増えたような気がする。 http://a-gameshop.com/SHOP/waw_18.html WaW誌のサウスシーキャンペーン。 デザインはミランダ先生。1942〜43年の南太平洋キャンペーン…