国際人を目指すコンサルタントの夢物語

2008-03-22 Catalist市場への上場プロセス【Step 1-1】

前回からすっかり間があいてしまいました。急な出張で某国に行っておりました。(その出張報告は、また別の機会に写真付きで触れたいものです。是非!)

 さて、シンガポール証券取引所(SGX)カタリスト市場での株式に向けた取り組みプロセスですが、まず確認しておきたいことがあります。それは、IPOの目的は、企業が事業を拡大するための資金調達であること、さらに成長を加速するために2次、3次の資金調達を株式市場において行っていくこと、その収益拡大を通して投資家に株価や配当でリターンをもたらすというサイクルを作ることであるということです。もちろん、企業としての信用度、知名度の向上、より優秀な人材採用などのメリットもたくさんありますが、やはり事業拡大のための原資の獲得であることは、大前提でしょう。(それに対して、現在の日本の新興市場では、概して株価がPER10倍強しか付かないためまとまった額の調達ができず、しかも流動性が低いために2次、3次の調達が出来ないのに対し、内部統制などで上場維持コストばかりがかさんでしまう、という問題が起きています。とても残念でなりません。そもそも十分な利益の出ていない企業は上場さえさせてもらえません。内部統制で管理コストが上がってるのに利益のハードルが上がるなんて、「もうどうしろって言うの?」って感じです。)

 そのためには、企業としての投資魅力、そしてそれを具体的に描いたビジネスプランが、投資家を惹き付けられることが不可欠です。そもそも当たり前ですが、市場が日本だろうと海外であろうと、企業に将来的な魅力がなければ誰も投資をしません。これも大前提です。つまり、十分な収益性を見込めるビジネスを持っている企業が、資金という成長ドライバーを調達することによって、プランを現実のものに出来る、あるいはすでに始まった事業の成長を加速できる、規模の拡大によって収益性を向上できる、新市場や新たな顧客層の開拓によってビジネスチャンスを増やせる、競合他社に先んじてスピーディーにアクションを起こせる、などのストーリーが、具体的に見えることです。そのためのキーワードをまとめると、魅力をアピールする「収益性」と「成長性」、説得力を持たせる「実行力」と「継続力」、そして何より自社を際立たせる「差別化要素」、「独自性」のアピール、となります。

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 そしてここから、シンガポール証券取引所カタリスト市場の話です。まずこの市場は、機関投資家向けです。多くの個人投資家のように短期売買で利益を得ようとするのはなく、数ヶ月から1年、あるいは何年にもわたってホールドし、中長期でリターンを得ようとする投資のプロが相手です。そんな彼らをを惹き付けるような、説得力のあるビジネスプランが必要です。また、この市場には中国や東南アジアをはじめ、広く世界中の企業が集まってくると予想されています(実際には、まだ2月から始まったばかりなので、今後の推移を継続的にウォッチする必要がありますが。)ですので、そうした各国の成長企業と比較した上で、その企業独自の特徴を明確にアピールできなければ、そっぽを向かれてしまいます。ただ日本企業というだけでは、誰も相手にしてくれないでしょう。

 では、日本市場だけでビジネスをしている場合は、上場できないのか? 必ずしもそうとは限りません。ドメスティックな事業でも、十分な投資魅力があれば、チャンスはあると思います。ただし、ここで私が提案しているのは、「カタリスト市場での上場をトリガーとするビジネスプランの再構築」です。つまり、せっかくこれからアジア全体で注目を集める市場を目指すのだから、「もしカタリスト企業になったら、アジアの視点でどんな新しいビジネス機会を作れるか」を、ブレインストーミングしてみたいのです。例えば、シンガポールを手始めに、タイやインドネシア、マレーシアなどの市場で、自分の企業にはどんなポテンシャルがあるのか、仮説ベースでディスカッションして、その可能性を探ります。またそれを具体化するのにも、必ず全部自前でやる必要はなく、各国の地元企業と事業提携すればいいですし、さらに相互にメリットが見込めるなら、資本提携に発展させる、あるいはM&Aで子会社化する、といった方法も考えられます。そしてこうしたマーケティングや提携、M&Aなどのアクションを起こすための資金を調達するために、カタリストに上場するのだ、というロジックを構築するわけです。

 カタリスト市場の検討プロセスは、日本市場を越えて広くアジア全般に視野を広げる、良い機会になると思います。今回の出張で、改めて痛感しましたが、アジア市場の成長とボーダーレス化は、ものすごいスピードで進んでいます。だからこそ、日本のベンチャー企業もその波に乗り、アジアのステージに上がって欲しいと、強く願っています。

(続く)

石崎 浩之

国際ビジネスコンサルタント

ブレインストームワールドワイド?代表

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今日のBGM:パット・メセニー・トリオ「Day Trip」

敬愛するパット・メセニーの新たな試み。ベース、ドラムとのシンプルなトリオ構成ゆえに、じっくりとギタープレイに集中することができます。さすが天才、誰と組んでも、どんな構成でも、独自の世界を作り出しています。しかし、常に新しい世界を開拓しようという果てしない探究心には、ただただ敬服するばかりです。特に10曲目が最高!

2008-03-04 シンガポール証券所Catalist市場への上場プロセス 【Stepゼロ】

さて、今回から数回に分けて、シンガポール証券取引所(SGX)の新興市場、Catalist(http://www.sgxcatalist.com/)への上場プロセスについて考えていきます。この市場は、いまヨーロッパで注目を集めているロンドン証券取引所AIM市場のアジア版で、ビジネスモデルと事業性が明確であり、市場が公認する後見人(AIMはNomad、CatalistはSponsorといいます)が承認した会社であれば上場できること、いわゆるSOX法での内部統制構築が必須でないこと、短期間で上場できること、機関投資家中心の市場であること、などの理由で、注目を集めています。

その一方で、市場がまだ出来たばかりで、最初のFull sponsor 10社も今年に2月4日にリストされたばかりと、詳細はほとんど分かっていません。恐らく、日本では誰もわかっていないことでしょう。かつ、上場を希望する企業としても、その業種や事業プラン、上場メリット、上場後の継続開示が出来る社内体制の構築などなど、各社事情は様々です。よって、一般論で応えられることは、非常に限りがあります。

それを前提とした上で、私なりに「通常のプロセスはこうだよね」というものを考えましたので、この場を借りてご説明させてください。

【ステップゼロ:まずは企業10年の計で将来像を考える】

と、いきなり偉そうなことを書きますが、ご容赦ください。上場を考える、それも海外市場で検討するというのは、まず「世界が将来的にどうなるか、そして自分の会社が10年後にどうなっていたいか(どうならねばならないか)」ということを突き詰める必要があります。そもそも、私が今回このSGX Catalist上場に関心を持った理由のひとつは、「日本の株式市場の低迷」です。詳細は省略しますが、今後日本企業は日本だけでビジネスをやっていたら、国内での株式上場はもちろん、ベンチャーキャピタルからの資金調達も困難になるでしょう。だからこそ、アジア、欧米の市場でのビジネス展開に打って出ることは、本当に重要だと思いますし、それに関連して株式上場もアジア規模の視点で考えるべきだと思うのです。その中で、国内市場で上場できるのであればそれでいいですし、アジアで広くやって行こうと決意するなら、Catalistを検討する意義があると思います。

 そのハードルは、もちろん低くありません。まず全て英語になりますので、申請書類の作成はもちろんのこと、SponsorやCatalistとの交渉、上場後の開示、株主総会の運営なども、全て英語で対応できるスタッフが必要になります。会計基準もUS GAAPあるいは国際財務報告基準になります。また、事あるごとにシンガポールへの出張も必要になるでしょう。今の日本企業にとっては、とても厄介なものばかりです。

とはいえ!! 企業というものが今後10年、20年と継続していくのであれば、こうしたグローバル化、英語化する世界に対応していかねば、遅かれ早かれ苦境に陥ることでしょう。それこそ、10年前の1998年当時と現在における世界の変化がどれだけ大きいかを改めて省み、そしてその変化のスピードが加速していることを考えれば、嫌でもこうしたハードルを越えていかねば、その先の将来は無いと思います。

変化の激しい今の時代、事業の将来は先が読めなくなり、来年のことだって予想が付きません。とはいえ、というよりはだからこそ、企業としては10年の計を持ち、「フラット化する世界」に適応する準備を進める必要があると感じています。それも今すぐに! 

そしてその一環として、日本企業がこのまだ未開の市場であるCatalistへの上場に、チャレンジしていただきたいと、切に望んでいます。

石崎 浩之

国際ビジネスコンサルタント

ブレインストーム・ワールドワイド代表

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今日のBGM:SEAL 「System」

唯一無二の声を持つ黒人Vocalist、SEALのニューアルバム。私はデビュー作から彼の歌に心酔しており、DVDも持っています。ただ、今回はダンスミュージックが中心で、本来の特徴が薄まった感じもあります。

2008-03-03 シンガポール証券取引所Catalist上場に向けたプロセス

久々の書き込みです。書きたいことはいくらでもあるけど、いろんな理由でちょっとご無沙汰してました。

Catalist上場というアイデア、考えれば考えるほど面白いし、大きな可能性があります。実際に、複数の企業の方からさまざまな問い合わせをいただき、嬉しく思っております。その申請の手順や、各ステップごとで取り組むべき項目について、より詳細に説明していきたいのですが、いかんせんゆっくり時間が取れない。なので、ひとまず全体プロセスを1枚にまとめてみました。今後、折を見てひとつずつ説明していきたいと思います。

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また、ご関心がある方にはメールなり携帯なりにご連絡いただけると、各社の事情に合わせたより具体的な説明を差し上げます。

それにしても・・・ HPの更新も全然出来てないし。困ったものです。

石崎 浩之

国際ビジネスコンサルタント

ブレインストーム・ワールドワイド代表

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今日のBGM:Chic Corea & 上原ひろみ「Duet」

昨年Blue Note Tokyoで行われた、Chicと上原ひろみさんのライブアルバム+DVD。まさにタイトル通り、二人が掛け合いで唄い合うような演奏、素晴らしいのひとことに尽きます。ちなみに4/30には、日本武道館で再演が決定。

CDのみのもの(\3,200)と、初回限定版DVD付(定価\3,500)の両方があるけど、迷わずDVD版を選ぶべし。ちなみにこのDVD版、Amazonなら\2,975とCD版より安いし。

2008-01-27 アメリカ市場に行こうよ!

現在アメリカ出張中で、今はLAです。Rainy seasonのシリコンバレーから南に下ってきて太陽を拝めると思ったら、珍しくLAも雨続き。せっかく週末に入ったのに、ビーチウォークにも行けず、ちょっとがっかり。

とはいえ、いつも通りクラスメートのDarrellとAna-Mariaの家にタダで泊めてもらい、友人たちとディナーに行ったりできるのはいい息抜きになります。

さて、今回もいろいろと新たな展開があったのですが、特に今後面白くなりそうなのが、私もメンバーになっている在ロサンゼルスの大石会計事務所(http://www.oishiandcompany.com/)で開始しようとしている、「日本企業のアメリカ進出支援の、無料子会社設立サービス」。これは、大石さんらしい本当にユニークなサービスで、アメリカに進出したいけどなかなか時間もリソースも限られている日本企業に対して、アメリカの子会社を(資本金を除き)無料で設立し、住所もオフィスも、ダウンタウンにある大石会計事務所の1画を1年間無料で使わせてもらえるというもの。そうした上で、もしアメリカ市場でのビジネスが立ち上がりそうになり、市場リサーチや提携先探し、販路開拓などのニーズが発生してきたら、私のようなコンサルタントがその作業量に応じてリーズナブルなフィーでサービスを提供すればいいし、大石さんの事務所では財務や税務申告業務を請け負います、という訳です。

大石さんも私も、共通の感覚として持っているのは、「やはり日本企業にはどんどんアメリカ市場に出てきて、新たなビジネスチャンスを見つけて欲しい。かなり飽和気味の日本市場にとどまっていては、さらなる成長や発展は見込めない。」というもの。でも企業側としては、「でも、お金も時間も無いし、それを出来る担当者もいない」という問題を抱えているところが少なくない。世界中のどこに出しても十二分に競っていけるいい製品をもっていても、それを具体的に市場に出していかなかったら、気付いてさえもらえない。だから、イニシャルエントリーのところをまずは大石さんのところで肩代わりしますという、非常にビジョンに満ちた意欲的な考えなのです。大石さんとしても、すでに自分の事務所を持っていて、それは固定費として発生しているから、プラスアルファでその1画を提供したところで、追加でお金がでていくわけじゃないから、全然問題ない。じゃ、あとは会社登記の費用200-300ドルも肩代わりしてあげちゃいますという、ビジョンに満ちた提案なんです。

これは、私も強く共感。だから、私も一緒になって、まずイニシャルの情報や知識の提供は無料でどんどん行っていき、企業側に「もっともっとアメリカで具体的なアクションを起こして行きたい」と感じて欲しいと思っています。そこでビジネスチャンスを広げられた企業には、改めてグローバル展開のビジネスプランを作成し、それに基づく資金調達、さらにはロンドン市場AIM市場やシンガポール証券取引所カタリスト市場への上場まで、一貫してサポートしていくのが、今年の夢です。大石さんという、志を持ったパートナーとも組んでいることだし、なんとか実現したいなぁ。

このアイデア、日本に帰ったら、ことあるごとにどんどん情報発信していこうっと!! 

石崎 浩之

国際ビジネスコンサルタント

ブレインストーム・ワールドワイド代表

今日のBGM:マイケル・ブレッカー「Pilgrimage」

昨年1月に他界したマイケル・ブレッカーの遺作となったアルバム。「聖地への旅」と名づけられたこの作品には、ハービー・ハンコックやパット・メセニー、ブラッド・メルドーなどの当代一のミュージシャンが集結した。私はUSC留学中にキャンパス内でコンサートがあり、その演奏を鑑賞する機会があったのですが、豊かで深みのある素晴らしいライブでした。本当に惜しい人を亡くしたものです。

2008-01-19 ベンチャー企業さん、一緒にロンドンかシンガポールに行きましょう!

久々の書き込みです。明日1/20から1/29まで、サンフランシスコ&ロサンゼルス出張に出るため、今日は築地オフィスで準備です。

今回は、現在ビジネス開拓や資金調達を手伝っており、かつ自分でも一部出資しているシリコンバレーのITベンチャーの訪問や、ビジネスパートナーの徳田さんが立ち上げた、シリコンバレーに橋頭堡となる拠点を構えたい日本企業に向けたバーチャルオフィスサービスについての打ち合わせです。LAは、去年の9月にブラジルに行く途中で1泊したけど、じっくり時間を取れるのは久々なので、楽しみです。

さて、私の会社では現在、是非ともやってみたいプロジェクトに着手しています。それは、日本のベンチャー企業の「ロンドン証券取引所AIM市場かシンガポール証券取引所Catalist市場での上場支援」です。私は去年、IPO前のベンチャーのビジネスプラン作りや資金調達支援、新興市場上場企業の内部統制構築、などなどに携わっていたのですが、それを通して『このままでは3年後くらいに日本のベンチャー企業はほとんど死に絶えかねない』と本当に強く痛感しました。そしてこの海外上場という選択肢が、それに対する活路を見出してくれるのではないかと思っているからです。

そもそも、日本のベンチャーキャピタル(VC)は、本場アメリカのVCに比べてかなり損失リスクに過敏です。もしかすると、日本のVCも過去はそうでもなかったのかもしれないのですが、私の限られた経験とはいえ、まるで銀行貸し付けの与信調査か?と思うくらい、慎重なことといったら。このような状況で内部統制構築(いわゆるJ-SOX)が始まるので、IPOにかかる手間とコストが各段に上がります。本当に実感していますが、こんな難しいことはベンチャー企業にはToo muchで、とても出来ません。となると、IPOが出来ない=リターンが見込めないベンチャーは、益々VCから資金調達が出来なくなり、事業の立ち上げや初期継続自体が困難になるでしょう。

そもそも、日本は新興市場そのものが不振です。ジャスダックとヘラクレスは、統合が具体的に検討されてるくらいなんですから。こうした新興市場に上場してきる企業の大半は、概して出来高が非常に少なく、株価も低迷しているので、IPO本来の重要な目的である時価発行増資という直接金融機能が働いていません。だから、せっかく苦労して上場したのに維持費用ばかりかかって利益を減らしたら、いったいなんのために IPOしたのか分かったもんじゃありません。

これに対する1つのカウンターアクションが、海外市場への上場です。まず大前提として、「ビジネスに海外展開の可能性がある、そのために事業成長の原資を調達したい」という企業である必要はあります。とはいえ、いろんな企業の方々とお話をしていると、ベンチャーのみならず大手企業でさえ、「その技術や製品を日本市場主体(というかほとんど日本のみ)で考えず、最初から『世界中で大きな需要が見込めるところは全て主要市場』と考えれば、格段にビジネスチャンスが広がるのに・・・」と感じることが、本当に多くあります。だから、そういったビジネスプラン&取り組みをサポートし、その成長のドライバーとなる資金も、アジアならシンガポール・カタリスト、ヨーロッパならロンドン・AIM上場で調達しよう、という訳です。この2つの市場は実際にも、上場手続きなどが簡便なこともあり、4-6ヶ月という短期間で上場できます。もちろん、上場に伴う困難な点や、上場後の継続的なレポーティング・IR活動なども必要ですが、それは日本で上場しても同じことなので、「英語でやる」というハードルさえクリアできれば、それほど深刻な問題ではないと思います。

というわけで、今年の大きな目標は、海外上場支援です。もちろん、簡単にできるプロジェクトでは決してありませんが、すでにある程度具体定的な検討にはいっている部分などもあるので、是非とも実現して実例を作り、それを海外志向のある日本のベンチャー企業に、どんどん提案していきたいものです。

石崎 浩之

国際ビジネスコンサルタント

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今日のBGV:Ego Wrappin’ 10周年ライブ「Midnight Dejavu Special」

もう、日本のバンドでは今一番好きなEgoの2006年12月13日のNHKホールでのライブ。10周年ということで、フルオーケストラからビッグバンドまで入り、素晴らしいの一言に尽きる内容。特にオープニングの「Kind Of You」は、何度見ても呼吸をするのを忘れるくらい引き込まれます。つくづく日本人でよかったと思える、一生の宝物。

2007-10-08 ブラジル出張中です

ブラジルは経済も人も熱い!

出張でブラジルに来ております。上手くタイミングが合い、留学時代の友人たちも一緒になりました。滞在しているホテルは、いつもLAで宿泊させてもらうAna-Mariaの実家のすぐそば。写真は、その御宅にお邪魔し、みんなでピザをご馳走になったときの一幕です。ちなみに、一番右がAna-Maria、左手前がお母さんのMara。笑ったときの口の形が瓜二つです。

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ブラジル人は、みんな親身かつにこやかで、こちらも笑みがこぼれます。また街並みはポルトガル文化を色濃く残しています。また経済はかなり堅調なようで、いろいろなビジネスが立ち上がりつつありるようです。例えば、現地のビジネスマンに聞いたら、インフレが4.5%、金利は11%だそうです。また毎年60社前後の株式公開(IPO)があり、かなり堅調だったのですが、最近のアメリカのサブプライムローン問題で、IPOを抑制する方向で動いているとのこと。

その一方で、政府の汚職が続いているようで、かつ貧富の差も激しいようです。実際に、国民全体の貧困層はなんと90%に及び、犯罪率も高いそうです。例えば、時計を奪うために殺されたなんていう、映画「City of God」を地で行く話が本当に起こっています。そのため、前出のビジネスマン氏は、車を防弾装備しているとのこと。

また、高級な高層マンションの足元にShanty House(掘っ立て小屋)があり、市外のいたるところがGraffiti(落書き)だらけであるのも、この国の現実のようです。それと大気がかなり汚れており、そのせいか珍しく体調を崩しました。

ちなみに、明日サンパウロを出発してダラス経由で日本に戻るのですが、10時間以上のフライトの2連発で、かつ時差は12時間。帰ったあとが思いやられます・・・

石崎 浩之

国際ビジネスコンサルタント

今日のBGM:ジウベウト・ジウ(曲名不明)

ブラジルの著名なギタリスト。友人のJorgeの家でかかってました。ちなみに今回の出張中に、ボサノバ3枚、バイーア1枚のCDを購入。帰ってから聴くのが楽しみです。

2007-08-27 友人が新しい時計ブランドを立ち上げ!

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留学時代のクラスメート、Marc RogivueとDenise Looが、ついに自分たちの高級時計ブランド「KULTUhR(http://kultuhr.net/)」を立ち上げ、販売を開始しました。

スイス人のMarcは、もともとジャガールクルトやユリス・ナルダンなどの高級時計のブランドマネージャーを、マレーシア、日本、香港などでやってて、現在はやはりクラスメートだったDeniseと結婚して現在は香港住まい。ボクも3年前に香港に行き、泊めてもらったりしてました。そしてついに自分のブランド立ち上げちゃうなんて、どうやりゃできるんでしょう? 羨ましいやら、刺激になるやら、とにかく嬉しい限りです。

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時計好きの方なら、この写真を見て「えっ、もしかしてこれって?」と気付いたことでしょう。そう、なんとトゥールビヨンなんです。この複雑時計の仕組みは、通常のスイス有名ブランドなら、数百万から数千万円という、途方もない値段です。それを、パーツ供給・製造工程を徹底的に見直し、かつ広告宣伝費をかけないことで、なんと$3,000-4,000ドル(約36万〜48万円)という値段にまとめました。そして、単なる安物ではありません。デザインも、シースルーで見えるトゥールビヨンも、レザーベルトも、素晴らしい仕上がりです。

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あまりに素晴らしいので、「1つ欲しい!!」と言ったら、お友達価格で売ってくれるというので、早速購入。月曜日に香港を発送したら、なんと火曜の夕方には届いてました。依頼、嬉しくて毎日身に付けています。

このデザインは本当に素晴らしく、ずっと見ていても飽きが来ません。しかも、自分のクラスメートたちがここまで来ていると思うと、自分もやらなきゃ、といい意味でプレッシャーを与えてくれます。だから、この時計を大切にしていきたいものです。

ちなみに、もしご関心がある方は、ご一報いただければ、同じくディスカウント価格でご提供してもらえるそうです。

石崎 浩之

国際ビジネスコンサルタント

ブレインストーム・ワールドワイド代表

今日のBGM:パワー・ステーション「Some Like It Hot」

いつもスーツ姿でビシっとキメたRobert PalmerのVocal が冴える、スペシャルユニット・パワーステーションの名曲。今聴いてもカッコいい。Robert Palmerがこの時計を着けたら似合うんだろうなと思いつつ、今は亡き彼を偲んでみました。

ゆいゆい 2012/05/01 22:48 はじめまして。私も時計、自分でブランド立ち上げられたらなぁと思っています。
ご友人の方のお話など詳しく聞けるとうれしいです。

2007-08-11 勝手にLoopInオフ会、楽しかったー

brainstormww2007-08-11

7/27-8/6のLA出張

3ヶ月に1度のLA出張。今回も、南カリフォルニアエリアの商業用地の投資案件や、住居用不動産に関する新たなビジネスモデル作り、友人のTさんが暫定CFOを勤めるシリコンバレーのITベンチャー、Skipper Wireless(http://skipperwireless.com/) の訪問など、いろんな話で盛りだくさんでした。当初は仕事半分、お休み半分のつもりが、結局は最後までフルに走り回ることに。でも、日本での日常の仕事からすっぱり切り替え、身体も頭も、日ごろ使っていないところばかり稼動させることになったし、本当にいろんな人と会って楽しく刺激的な時間を持てたので、とってもリフレッシュできました。

 その中でも、国際ビジネスに関わる人を中心とするSNS「LoopIn」のメンバーの方とネットワーキングできたのは、非常に大きな収穫。日本を離れて、完全アウェーで活躍する方々は、多くの方が不退転で頑張っていることもあり、皆さん力のある眼をしているのが印象的でした。

また今回は、LAに行く前からBridge USA編集長のmasakoさんと、「韓国料理の純豆腐(スンドゥブ)に行きましょう」と話をしていたのですが、それを勝手に、LoopInのUnofficialオフ会と称して皆さんに声をかけたところ(一応LoopIn事務局にはひとこと連絡を入れたら、もちろんご快諾いただきました)、総勢8名の方が集まり、とても楽しいひとときでした。それまで、SNS上やメッセージでやり取りはしていたけど、私にとっては皆さん初対面の方々。にも関わらず、いろんな話題が次々に飛び出すこともあって、もう何度も会ってるかのような錯覚を受けるほど、和やかな宴でした。他にも、「その日は参加したかったけど都合が付かなかった。次回また誘ってくれ。」という方もいらしたので、私が次回LAに行ったら、お声をおかけさせてください。

それにしても、ネットがどれだけ普及しても、直接会ってコミュニケーションをとることは、絶対に重要だと思います。そうした意味で、こんなに気軽に会ってくれて、かつ話題が豊富なLoopInの方々には、感謝感謝です。次回は、11月か12月に行きますので、またお相手をお願いします!!

石崎 浩之

国際ビジネスコンサルタント

ブレインストーム・ワールドワイド代表

今日のBGM:Dave Matthews Band(DMB)「Weekend On The Rocks」

『アメリカで最もエキサイティングなライブバンド』という評判を持つDMB。その

呼び声にたがわず、本当にコンスタントにライブアルバムを出します。このアルバムは、LA到着すぐにBest Buyで購入し、ドライブ中のお供となりました。付属のDVDも楽しみなのですが、日本に帰ってきたらテレビが壊れて白黒になってました・・・(涙)

2007-07-24 ひと息ついて飲み会連発。そしてLAへ!

3月末から続いていた忙しい状況がひと段落ついたので、最近は旧交を温めつつ、ほぼ毎日のように飲み会を持っています。以前のコンサル時代の上司でMBA留学のときにすごくいろいろアドバイスをくれたIさんや、以前のクライアントの担当者で現在は別の会社に移った方々、最近独立した女性のMさんや、中国出身で最近翻訳会社を起こしたJさん、現クライアントの経営企画部のスタッフ、国際ビジネスのSNSを主催するOさんなどなど、様々な面々と情報交換と気分転換を兼ねて、夜な夜な出かけています。そのため、仕事が落ち着いてもちょっと睡眠不足気味だけど、皆さんのおかげでとてもいいリフレッシュタイムを持てています。明日もLoopInのオフ会、これもメチャクチャ楽しみ。

以前にも書きましたが、私は「6人の人を経由すると、世界中の誰とでもつながることが出来る」という「スモールワールド6理論」に興味を持ち、意図的に実践しているのですが、実際にネットワークを広げていくと「知り合いの知り合いは、別の知り合いの知り合いだった」というループが各所で発見され、とにかく面白い。とくに、最近はLoopInのネットワークが大きな広がりを見せつつあります。今回のLA出張では、さらに積極的に現地の方々とコンタクトし、世界を小さなものにしていきたいものです。

石崎 浩之

国際ビジネスコンサルタント

ブレインストーム・ワールドワイド代表

今日のBGM:The Police「Synchronicityライブ」

中学生のころから大好きで、NHK FMでオンエアされた日本公演ライブを録音したカセットを、いまだに大事に取っておいて聴いています。今年再結成し、世界ツアーを行うけど、たしか日本公演の予定は今のところなし? ひとまず、CDを聴きながら、日本に来るのを祈るのみ。

2007-07-18 アメリカで好評なお土産は?

今回のLA出張は、結局7/27-8/5で確定しました。いつものごとく、サンタモニカのDarrell & Ana-Mariaの家にお泊り。ボクが結構気軽にアメリカに行けるのは、実はこれが大きな一因。お友達って、ありがたい・・・ ホント、感謝してるよ!

そんな気持ちをちょっとだけでも表すべく、まずはこの2人に、そしてそれ以外のクラスメートのSamやJohnたちにも、いつもなにかお土産を買っていくのですが(やっぱり日本人として、菓子折りは基本でしょ!)、彼らに総じて好評なのが、抹茶系のお菓子。抹茶チョコクッキーに抹茶マドレーヌは、いつも喜んでもらえます。それと、銀つばなどの小倉系もなかなかの人気。かたやビジネスパートナーの事務所に買っていくなら、いろんなお菓子の詰め合わせが、様々なパッケージが見た目にも彩やかで、とくにオフィスの女性スタッフに好評です。

ちなみに、ビジネスパートナーで日本人のTさんには、いつもうどんを持っていきます。これは、娘さん2人がうどん好きなんだけど、美味しいものはミツワなどの日系スーパーでも入手できないため、日本から届けます。初回は、乾麺なら多少多くても腐らないだろうと、讃岐うどんや稲庭うどんを3キロほど持っていったら、ものの10日ほどで完食。しかも、Tさんは一口も食べられなかったそうなんです。なので、2回目の今年4月にLAで会ったときは、5キロくらい持っていったんだけど、これもすぐになくなったようです。やっぱり、例え小さい子供であっても、日本人には日本食が一番あってるんですよね。

石崎 浩之

国際ビジネスコンサルタント

ブレインストーム・ワールドワイド代表

今日のBGM:dbClifford「RECYCABLE」

カナダの若手シンガーで、メローな歌を唄います。HMVの店頭で試聴して、即買い。日ごろ歩きながらiPodで聴いていると、「まあまあかな」くらいにしか思わないけど、自宅のステレオでしっかり聴くと、声もバックの演奏もアレンジも、とても完成度が高いと感じられます。やっぱり、たまにはゆっくりしっかり聴きこむようにしないと、いいアルバムをサッと聴き流しちゃってるのかも。

2007-07-16 またロサンゼルス出張へ!

なんと5月末以来、めっちゃ久々の書き込みです。この間、とにかくいろんな仕事をいただき、有難くドタバタし、かつひととき体調を崩したりして、ホントに余裕がありませんでした。とはいえ、先週くらいから少し落ち着き、元の上司のIさんと食事しながら情報交換する時間も出来ました。また今日も築地オフィスで仕事をしてるんですが、日ごろから敬愛する大学の2学年上のKさんが遊びに来てくれました。

これらの方々は率直に言って、仕事面では共通点が多々あり、考え方でも共感することがありつつ、性格的には私とはかなり異なるタイプの方々。同じ事柄に対しても、私とはかなり違った観点をもっています。だからこそ、いつも会うたびに「あ、そういう見方もあるか」と気付かせてくれたり、あるいは日ごろは出来ない話題の話でいい気分転換になります。やはり、人間関係ってありがたいもので、私にとってはとても大切な財産です。そもそも、一緒にいて楽しいという、それだけでも十分ですしね。

さて、前回のLA出張から早や3ヶ月。またそろそろ行こうと思っています。ここのところ、2−3ヶ月に1回のペースでアメリカに行っており、徐々に少しずつではありますが、現地のビジネスネットワークが広がりつつあります。5月には、南カリフォルニアの日本企業をつなぐ重要な役割を果たしている南カリフォルニア日系企業協会Japan Business Association (JBA, http://www.jba.org/) に、我がブレインストーム・ワールドワイドも加盟させていただきました。その挨拶に、JBAの専務理事を訪問したいと考えています。また、国際ビジネス系SNSのLoopInを主宰されている大石龍太郎さんが運営されている、LAの会計事務所、Oishi&Company(http://www.oishiandcompany.com/pages/profile.htm)の、ダウンタウンにあるオフィスも訪問するつもりです。

ここ3ヶ月くらい、かなりガス欠状態で走ってたので、今回の出張は少しゆっくりしてきたいと思っています。やっぱり、人生は楽しまなきゃね。(といいつつ、向こうに行ったらドタバタするんだろうな・・・)

石崎 浩之

国際ビジネスコンサルタント

ブレインストーム・ワールドワイド

今日のBGM:SAOSIN「SAOSIN」

南カリフォルニア、オレンジカウンティエリア出身の若手バンド。カテゴリー的には「エモ&スクリーモ」というものらしい。ボーカルもギターもドラムスも元気いっぱいな、かなりウルサイ系の音楽ですが、パワー不足の時にブーストを上げるにはいいですね。

曲的にも、他人の批評は気にせず、ただただ自分たちのやりたい音楽をやってる、という気概が伝わってきます。あー、若いっていいな。

2007-05-28 Think Different!! 別次元の思考法の身に付け方?

クリエイティブに考えるには?

某知り合いにリラックスしてもらうために、私の愛読書「最驚!ガッツ伝説」を奨めたら、これがちょうどツボにはまったようで、大ウケでした。

「トラトラトラはどこを攻撃するときの合言葉?」

「クリスマスは誰の誕生日?」

「鎌倉幕府が設立された年は?」

 (読んでない方のために、敢えてネタはバラしません)

クイズ番組などで、名回答を連発するガッツ石松さんの洗礼を浴、翻って自分の頭がいかに凝り固まってるか、Reality Checkしていただいきました。「こんな考え方もあるのか・・・やはり右脳のクリエイティブ思考は重要だ」、と考えるのは、ちょっと影響されすぎかな? (だって、ガッツさんはそもそも考えてなくて天然ですから〜)

Think Differentでお奨めのトレーニングプログラム

さて、そこまでいかなくとも、現実的な世界において創造的思考を養うトレーニングとしてお奨めなのが、She-friendsという劇団を中心とする方々が主宰する『コミュニケーション・プレイショップTM 』(http://www.she-friends.com/commu/index.html)。

<以下サイトからの抜粋>

「コミュニケーション・プレイショップ>は、人間の研究から発達した演技訓練で使われているゲームやエクササイズを、楽しく遊び感覚で実際に体験することにより、コミュニケーションの円滑化を実践的にサポートします。」

これは私も2回ほど受講したことがあるのですが、とても素晴らしい。もともと役者の白峰ゆり子さんという方が、アメリカで演劇のトレーニングをされているときに体得されたものだとおもうのですが、日本人の既成概念や行動様式を、まったくリスクのない状況でトレーニングしつつ、実践にも応用性があるプログラムです。例えば、「楽しく間違える」、とか「解決社長」などは、かなり目からウロコですね。

しかも、主宰の皆さんが手作りでやられているので、1回1,500円と、非常にお手ごろ。東京におけるビジネスパーソンの方、とくに人事関連の方は、是非参加してみてください。

石崎 浩之

国際ビジネスコンサルタント

ブレインストーム・ワールドワイド代表

今日のBGM:Linkin Park「Minutes to Midnight」

ウェストコースト・ラウドロックの雄、リンキンパークのニューアルバム。とても売れていて、ある意味現在のロック界を代表するバンドになったとも言えるのだろう。以前よりもメロディアス&エモーショナルになったのは、プロデューサーがリック・ルービンになったことと関係しているのであろうか? 

2007-05-21 次に生まれ変わるなら・・・なんになる?

イタリア人に破壊された既成概念

以前、イタリアに行ったときの話し。7月の蒸し暑いローマで、一切れ200円くらいでも十分に美味しいピザをパクつき、道行くイタリア人美男美女を眺めながら、ボーっと「イタリア人はヒドイ奴らだ。だって、女性のことと、美味い食べ物のことと、サッカーのことと、音楽のことと、クルマの」ことと、ファッションのことばっか考えてて、ものごと真面目に考えてないぢゃん!!」と思いついた。実際、僕の知ってるイタリア人は概して能天気、仕事の話しててもすぐに話題があっちこっち飛ぶ。ほんとにお気楽、というイメージが、自分の中で定着していたので、いざイタリアに行ったら、そんなことを感じたのです。

ところがそこで、一人自問自答してみたら、ちょっと自分でも驚き。もしそれをイタリア人に言ったとして、相手に「えっ、それでいいじゃん。とても楽しくて幸せな人生でしょ。どこがいけないの?」と反論されたら、なにも言い返す根拠が見つからなかったんです。「いや、もっと真面目にしないと・・・」と言ったところで、その先がつながない。なんの論拠もない。100%負けてます。

そこで気付きました、「それでいいんじゃん!!」と。だって、別に他人に迷惑かけなくて、自分が困らないんだったらね。というわけで、以前から漠然と考えてたけど自信を持ちきれなかった「人生楽しけりゃそれでいいじゃん」という考えが、自分の中心にデンと居座った瞬間でした。結局、通常自分がとらわれてた「こうじゃなきゃいけない」という既成概念って、なんの裏付けも根拠もない、その程度のものだったんすよね。というわけで、自分としてはなんでもかんでもとりあえず楽しむ、という方針でおります。とくに重要なのは、サッカーと音楽ね。あと、ついでに仕事も結構楽しんじゃってます。

というわけで、生まれ変わるなら・・・

というわけで、もし自分が次に生まれ変わるなら、なにがいいか? もし運動神経に恵まれるなら、イタリア人がいいな! 目指せサッカー選手。じゃ、音楽の才能に恵まれるなら、黒人女性が望み。できれば、エリカ・バドゥーのような歌を歌える人になりたい。じゃ、また日本人に生まれることができるなら・・・できれば文章の才能に恵まれてたいものです。やはり、日本語って本当に感情の表現方法が多彩な、本当に豊かで魅力的な言葉ですから。ちなみに私の将来の夢は、日本語の輸出、つまり海外での日本語教育です。そう考えると、現世においては自分が日本人であること、日本の文化が素晴らしいものであることに、誇りを抱いていたいものです。

とはいえ、次に人間に生まれ変われる保証など、どこにもありません。じゃ、動物なら、馬か犬を希望しますね。いやいや、生き物に生まれ変わるとは限らないって? そしたら、クルマかバイクが望みかな。それも、かっくいいスポーツカーにはなれないだろうから、いっそのこと低燃費でガンガン使っても壊れない、軽トラックになることでしょう。あるいは、ホンダのスーパーカブね。というわけで、結局自分って全て走るものに根ざしているということを、改めて確認したのでありました。ここで、ブルース・スプリングスティーンの「Born To Run」か、ステッペン・ウルフの「Born To Be Wild」がかかると気分が乗るんだけど、どっちもありませんでした。

石崎 浩之

国際ビジネスコンサルタント

今日のBGM:REM「Man on the Moon 」

ジム・キャリー主演の同名の映画のタイトルトラック。REMの不思議な世界観が、とてもいい気分にさせてくれます。ちなみに、映画のほうもとても大好きです。

2007-05-20 改めて、台湾ビジネスはスピードが速い

決算時期でございます

5月上旬〜中旬は3月決算を締めたあとの説明会や開示への対応、そして新年度が本格的に動き始め、ビジネス展開も具体化するので、1年で最も忙しい時期なんですが、それにしても今年はさらにドタバタだな。何でだろう? ま、なんとかひと段落しそうなので良かったけど、その分手付かずになっていたことが、徐々に発覚し始めています。例えば、クレジットカードの請求書、最近ちゃんと見てなかったら、せっかく貯めたポイントが4月末で有効期限切れに・・・ おかげで、4万7千円相当の旅行券がフイになりました。嗚呼、涙・涙!! これから部屋をちゃんと片付けると、他にもいろいろ見逃してたものが発覚するんだろうか? コワイ。

台湾の若手はパワフル、でもって先を見据えた仮説思考も万国共通!

さて、先週の金曜日、GW中の台湾出張中に向こうで打ち合わせてた担当者が東京に来てて、クライアントオフィスで打ち合わせしてました。おそらく20代後半、もう少しいってたとしても30代前半だと思います。そんな若手が、アジアパシフィックのセールスマネージャーとして、一人で東京に出張に来て、事業提携の話をグイグイ進める。内容的にも、スピード的にも、非常にダイナミック感があり、こちらとしても相手の年齢などまったく気にせず、その意識の高さを素直に認めるべきものがあり、いい刺激になります。日本人である私たちや、日本企業自身も、それに負けないスピードや決断力で、伍していきたいものです。

石崎 浩之

国際ビジネスコンサルタント

今日のBGM:ミルトン・ナシメント「Milton」

お知り合いに紹介してもらったアルバム。ブラジルの香りプンプンで楽しい。そのあと、ブラジルつながりでラリー・コリエル+ライブ・フロム・バイーアも聴きました。こうなったら、10月にサンパウロで開催される友人Jorgeの結婚式には是非出席し、その勢いで現地の音楽&サッカーも観てきたい!!

2007-05-11 台湾の所得レベルを通して感じる、彼らの活力源

台湾の新卒の初任給は、800〜1,000米ドル?

先日の台湾出張は、現地のITメーカーとの打ち合わせが主目的。まずそこで気付くのが、出てくるスタッフの若いこと。大体20代後半から30代前半で、みなマネージャーとして案件を切り盛りしている。しかも、みんな活力に溢れた印象を受けます。でもって最終日に、地元の台湾料理店でディナーをご馳走してもらうことになり、そこではリラックスしながらいろいろな話題に花が咲きました。ちなみに、ちょっと郊外ということもあり、観光客はほとんどいないエリアで、お店の中も皆現地の方々。(というわけで、地元の味に触れられたのは嬉しい・・・)

ビールも進み(僕もちょっと飲んだ)、向こうから「カンペイっていったらホントは一気なんだよ!」なんてからかわれつつ、場もだいぶ和んだあたりで、「台湾の所得レベルってどれくらいなの? 例えば、新卒レベルで。」とストレートに聞いて見ました。すると、「うーん、エンジニアなら大学院卒で月給1,000米ドル、大卒で900百ドル、管理部門系なら大学院卒で800米ドルからスタートってとこかな?」だそうです。

これって、1ドル=120円としても、日本円で月給12万円から9.6万ってこと。これからすると、いまの日本の新卒給与は、2倍〜2.5倍というとこでしょう。

彼らのやる気に、自分たちも負けないように・・・

そう考えると、彼らのやる気の源が垣間見えたような気がします。前回も書きましたが、台湾の街並みは概して古い建物が多く、また車やバイクも、全体的に見れば新車の割合は多くありません。それに対して、いい車に乗ってる人はベンツ、BMW、レクサスを颯爽と乗りこなす。つまり、頑張ればそれだけリッチになれる。しかも、日本円では1万円の収入が、2万円から2.5万円の価値に相当するわけだから、そのぶんのやる気も2倍〜2.5倍なのでしょう。また逆も真なりで、スピード競争の激しいIT製品において、発売のタイミングが遅くなったり、販売予測を誤ったりして、売れ残り在庫が出てしまうと、無駄になるお金も2倍〜2.5倍の影響を及ぼすことになる訳ですよね。そのインパクトを考えると、少しでも他社より早くいい製品を市場に投入しようというのは、ビジネスの絶対条件なのでしょう。そうした彼らを見ていると、自分たちも負けないようにスピードアップしていかなきゃという気持ちが、改めて湧いてきたように感じます。

そういった意味では、刺激的なGWだったかもしれません。

とはいえ、人生も楽しまなきゃ

というわけで、仕事もQOL(Quality Of Life)も両方大事。ちょっと仕事が落ち着いたら、どっか南の海でも行きたいな。このままじゃ、PADIのライセンスも無用の長物になっちゃうし。本当は東南アジアがいいけど、国内でも、グアムあたりでもいいや。3日あれば行けるはず。それをニンジンに、もうちょっと頑張ろう。海、海、海〜。

石崎 浩之

国際ビジネスコンサルタント

ブレインストーム・ワールドワイド代表

今日のBGM:Metheny Meldhau Qualtet

パット・メセニーとブラッド・メルドーの2枚目。てっきり、実験的なアルバムを1枚出してそれっきりになるだろうと思っていたので、2枚目は嬉しい誤算。メセニー大先生は、ライル・メイズとはまた別のベストパートナーを見つけたのかもしれない。さらにさらに!! なんとライブツアーも組んで、近々日本に来るそうじゃありませんか。さらにさらにさらに!!! 9月22日は、な、な、なんと茨城県立県民文化センターだって??? このライブを、そこそこ小さいホールで観れるなんて。絶対に行ったる。

2007-05-05 台湾出張でございます

急な仕事で・・・

とあるITソフトウェア企業の、台湾メーカーさんとの事業提携交渉や、新規開拓のために、台湾に来ております。水曜の午後に成田を出て、木・金はずっと打ち合わせ、金曜の晩に先方の方々と一緒にディナーをして、ひとまず落ち着きました。

台湾は、先端的なIT企業、とくにメーカーが活躍し、経済も活況を呈し、サイエンスパークと呼ばれる地域では新しいビルが林立する一方で、ちょっと中心地を離れると「ここらへんの建物はいつ作られたんでしょ?」と思うくらい古いビルが多いというのも事実。また、打ち合わせに出てくるのは、ポジション的にはマネージャーやVPだけど、30代から20代後半という若い人が多い。そこらへんに、早くから大きな仕事を与えられてスキルを伸ばしていこうという風土が見受けられます。それに、みんなビジネスに精力的なので、こちらにとってもいい刺激になりますね。また、相応のビジネスに従事している人たちは、基本的にみーんな英語をしっかり話せる。でもって、話を進めるスピードも速い。そりゃそうだ、ハードウェアは日進月歩で、少しでも市場投入で他社に遅れを取れば、ビジネス機会は逸するは、多量の売れ残り在庫を抱えるは、大変なことになるわけだから。

そもそも台湾は、成田から飛行機で3時間半程度の、ほんとにご近所さんです。そんなすぐそばの地域では、こうしたスピード感でビジネスに取り組んでるわけなんですよね。こうした刺激を実感しながら、私たち日本人も負けずにいい製品やソフトウェア、コンテンツを他の国に提供していきたいものです。

石崎 浩之

国際ビジネスコンサルタント

ブレインストーム・ワールドワイド代表

今日のBGM:曲名は知らない台湾のラップソング

タクシーの中でかかってました。台湾でもラップはブームになっているらしい。

2007-04-22 友達とはありがたきものなり

brainstormww2007-04-22

久々のReunion

今回の出張中、私の在籍していたUSCビジネススクール Class of 2000の面々で、ちょっとした同窓会(reunion)を行いました。場所はサンタモニカのメキシコ料理店で、騒がしい店内の雰囲気に負けないくらいの大声で、みんな喋りまくってました。

卒業して早や7年弱、本当に Time flies like an arrow.です。なかには、それこそ卒業以来ってヤツも久々に顔を出し、とても懐かしいひと時でした。見た目はみんな変わんないけど、それこそ生活環境は十人十色。会社を興したJohnとDarrellやボク、卒業直後に就職したITベンチャーが倒産して転職したSamとAna-Maria、2児の母になった後離婚してメリーランド州から子連れで出れないCharlotte(注:子供はCustody扱いになるので、裁判所の許可なしに州外に連れ出すと、監禁行為になるらしい)、やはり2児の母になり不動産業を始めたSabena、知らぬ間にクラスメート同士で結婚して子供までもうけたPeter & Kaori。とはいえ、久々に集まれば、とても楽しい語らいのひとときでした。

さすがに7年も時間が経ってること、その分各人が成長したこともあるけど、みんなとても和やかになってました。それこそ、クラスの間はみんな我が強くて、ときに険悪になるくらいまで意見がぶつかりあってたけど、いまとなってはそれも相互理解のためのステップだったのかもしれません。(ま、今は相互利害が絡まなくなったこともあるんだろうけど。)

f:id:brainstormww:20070422220506j:image:right*

自分的には、今回の出張はかなりスケジュールがタイトだったこともありますが、このReunionのおかげでひと息つけました。宴も終わり、Darrell とAna-Mariaの家に帰る車の中で(今回も彼らの家にタダ泊まり)、3人で「楽しかったねー、またやりたいね!!」という話になりました。

やはり、友達ってありがたいものです。

石崎 浩之

国際ビジネスコンサルタント

ブレインストーム・ワールドワイド代表

今日のBGM:デイヴ・リー・ロス「California Girls」

やっぱカリフォルニアはいいところだ・・・

2007-04-20 有意義もタイトなLA出張!!

今週月曜までLAに出張に行っていました。自分の加盟している南カリフォルニア商工会議所(JCCSC)や、JBAへの登録申請、如水会LA支部幹事のSさんとの会食、そして新規ビジネス開拓などなど、盛りだくさんでタイトながら有意義な出張でした。

とはいえ!! 今回はちょっと予想外のスケジュール。日本のあるクライアントの急な仕事が入り、現地の夜?深夜=日本の午後?夜にSKYPEで打ち合わせ。月曜も4:00pmに成田について、7:00pmから神田で打ち合わせ。ちょっと脱水症状気味なのか、声が枯れてしまい、状況を知らない方々には「カラオケでも行ったの?」と言われました。

カラオケ、最近行ってないな?。たまには行きたい。

そうそう、私がよく土産に買ってくるRepublic of Teaのハーブティー、友人やクライアント先など各所から好評に付き、今回は15缶ほど買い込んで来ました。さらにワイン4本、See'sキャンディーのピーナツブリットル大箱3つなどなど、かなりの量になりました。今回はさすがに自分でも、「オレって何屋だっけ?」と変な気分になりました。

今日のBGM:Incubus「Light Grenades」

LAのベストバイで購入し、レンタカーでずっとかけてました。相変わらず、元気があってよろしい!!

2007-04-07 選挙に行こう!!

投票に行ってきました。

これからLAに出発するのですが、その前に事前投票に行ってきました。今回の都知事選は多くの争点があり、ここで誰が選ばれるかは、今後の東京にとって大きな転換点になりえると思う。たったの1票だけど、自分たちの意思を明確に表明する、数少ない機会だと考えれば、決して無視できないはず。みんなで選挙に行こうぜ〜。

今日のBGM:Macy Gray「BIG」

まさにblack voice! 黒人女性にしか出せないこの声が、記憶に刻み込まれます。

2007-04-05 SKYPEで世界中がつながっていく

出張前はいつもドタバタ

通常業務と、4/7(土)からのLA出張準備との並行作業で、いつもにもまして日勤&夜勤状態。昨日も、サンディエゴと神戸、そして東京の3箇所をSKYPEでつないだ電話会議やってたら深夜になってしまった。でも、今回は、この打ち合わせに関連して新しいネタが出てきそうで、かなり楽しみ。サンフランシスコ在住のビジネスパートナーTさんも、今回はLAまで下りて来てくれるそうで、そこでまたいろんなプランを作ったり、それを実行するためのタスクをブレスト的に考えたり。まずは妄想ベースですが、とはいえ考えてるだけなら全くリスクがないわけだから、いろいろアイデアを出して、ネットワーク作りをしていきたいと思ってます。

それにしても、やはりSKYPEはものすごく便利だ。最近は、アルバカーキ在住のRさんに英文のNative check頼んだりと、アメリカとつないで話すことも増えてます。距離を隔てた友人でも、電話よりずっと気軽に話しかけられるし、しかも動画で相手の表情が見える。かつ4箇所まで同時接続できて、しかもタダ!! こりゃ本当に凄いや。現在は、香港在住のHarryさんにもお勧めしています。

みんな、どんどん使おうぜーーー。

パソコンに僕が使われている???

それにしても、マーフィーの法則で「便利なものが出来れば出来るほど、人は忙しくなる」というものがあり、とても深くうなずいてたんだけど、現在の自分はまさにその法則に陥っています。最近はなんか、自分がPCを使ってるんじゃなくて、僕がパソコンに使われてるような錯覚を感じます。ま、もう少し頑張りゃ、あとはLAだ。向こうに行くと、いつも泊めてもらうDarrellとAna-Maria夫婦の家はいつも早寝で、10:30pmごろにはベッドに入っちゃうから、自分もつられて早めに寝るので。と言いつつ、実は朝5時過ぎに起こされて、サンタモニカの早朝ビーチウォークに連れ出されるからなんだけど。やはり、奴ら体力あるよな。負けずに体力つけよう。

石崎 浩之

国際ビジネスコンサルタント

ブレインストーム・ワールドワイド代表

今日のBGM:Jeff Beck「Live Wire」

21世紀に入っても全く色褪せることのない、ハイテンションなライブアルバム。ギター好きには堪らんでしょう。特にScatter Brainのソロは切れまくってます。自分自身のテンションにブーストかけるときに最適!

2007-03-29 やっぱり音楽が一番のエネルギー源!!

Laranjaさんのライブでバッテリー再充電

相変わらずどたばたしてますが、そんな中古いお知り合いであるLaranja Yoko(http://laranja.web.infoseek.co.jp/)さんのライブを観ることが出来ました。ブラジリアン、ジャズ、クロスオーバーなどを織り交ぜた、創造性溢れる楽曲で、演奏もクールな中に躍動感があり、とても楽しめました。PAがちょっとイマイチで、Vo.が客席に全然届かなかったのは残念だけど、その分は次回のお楽しみに取っておきましょう。2曲目は、途中で4拍子(8拍子)と6拍子が転換するもので、上原ひろみ好きの私としても聴き入ってしまいました。

それにしても、やっぱり音楽、それも生演奏は一番の活力源です。最近、ちょっとコリ気味だった神経線維をだいぶほぐしてもらい、かなりバッテリーを再充電できた気がします。気分転換もしたことだし、またお仕事頑張ろうっと!!

LA出張も待ってるし

それともう一つのインセンティブは、4月上旬のLA出張。たまたま数日前に、3年前のクライアントの方から突然連絡をいただき、「知り合いで、サンディエゴでcross-border businessをやってるコンサルタントから、もっと一緒にビジネスをやろうと持ちかけられてるが、自分は神戸在住だし本職があるからやりきれない。だからブレインストームで受けてみないか? まず話をしてみてはどうか」という連絡をもらいました。まずはなにより、昔一緒に仕事をさせていただいた方にご連絡をいただけるのは、本当に嬉しい限りです。また、LAとのネットワーク構築を重視している私にとって、現地コンサルとリレーションが出来るのは、とてもありがたい。もちろん、これがすぐになにかにつながる保証はありませんが、そこは興味本位も含めて、二つ返事でMtg.を提案させていただきました。

またこれ以外にも、クラスメートとのreunionが企画されているのも楽しみ。LA出張は、いつもドタバタするけど、そのアドリブ感が好奇心を刺激される部分でもあります。向こうに行くと、予期せぬ展開がいろいろ起こって、かなり走り回ることになるけど、帰って来ると、下手な観光よりもリフレッシュしてるし。今回も、なにが出てくるか、興味津々です。

石崎 浩之

国際ビジネスコンサルタント

ブレインストーム・ワールドワイド・インク代表

今日のBGM:Laranja「Robe of Feathers」

前出の曲。ライブ終了後に、4曲入CD¥1,200ナリを購入して、家でPC打ちながら聴いてます。再度耳にしても、やはりグルーブ感が心地よい!! 彼女のサイトで試聴ができ、I-Tuneミュージックストアでも可能です。お試しあれ!

2007-03-24 やっぱり起こった『想定外の展開』

やっぱり起こった『想定外の展開』

年度末でございます。通常の会社であれば、通期の業績作りのラストスパートで、営業活動にハッパがかかる時期ですが、コンサルサービス提供の私としては、本来であれば「提案→契約→作業」となるので、大抵の作業はスケジュールが立つはずです。・・・なのですが、『なんか来るんじゃないかな?』と思ってたら、やはり想定外のことが起こりました。ある会社の経営陣が刷新されることになり、その就任までに向けた株主とのディスカッションマテリアルや、社内外に向けてアナウンスする新経営方針の立案、ウェブ用の開示文などなど、まとめてやらせていただくことになりました。「発表は来週金曜だから、それまでに全部完成させてくれっ」とのことでして、となるとドラフト段階では来週月曜くらいにディスカッションしないと間に合わない。お蔭様で今週末もしっかりお仕事でございます。静まり返った築地のオフィスで、ジーンズとBGMとコーヒーでリラックスしながらなので、そんなに苦にならんけどね。

とくに今回は、新経営ビジョンや経営手法、事業運営や財務手法、そして私にとっての一番の目玉、海外事業展開までいろいろアイデアを出させていただき、それを新経営陣とディスカッションしながら作りこめるので、実は結構楽しかったりします。特に海外事業展開は、それこそ近いうちに着手することが視野に入っているので、この具体化に是非貢献したいものです。そうすると、英語での資料作りやプレゼン、状況によっては交渉も出てくるし。タイトな仕事は、めちゃエネルギーを必要とされるけど、集中してる分だけ発想スピードも上がる気がします。

仕事があるって有難い

それにしても、今回で3回目の期末を迎える当社ですが、いつもいつも実感するのは「仕事をいただけることは、ありがたや、ありがたや」ってことです。昔の自分もそうでしたが、会社に雇われてると、仕事があって当たり前、毎月給料が振り込まれるのが当然と思ってしまいがちですが、会社として案件が入ってくるタイミング、そして最終的に支払いを受けて入金があるタイミングというのはかなり波があるわけで、そのバランスを取るのは、結構大変なんですよね。そうしたリアリティを実感すると、けっこう目の前がクリアになり、改めてすっきり仕事ができるように思います。もちろん、不安定要素やリスクはたくさんあるし、残業代も有給休暇もないけど、この自由度と納得感があれば、それだけでpays offです。

さて、これを乗り切ったら、4月はまたLA出張だ。それをニンジンに、明日もがんばろうっと!!

石崎 浩之

国際ビジネスコンサルタント

ブレインストーム・ワールドワイド・インク代表

今日のBGM:アンジェラ・アキ「心の戦士」

最近彼女のピアノ&歌声&歌詞に惹かれてます。この曲のタイトルの通り、戦う気持ちって大切ですよね。とくに仕事とサッカーには。

2007-03-21 急に通訳をすることになったけど、相手は・・

予期せぬ通訳

私の会社では、いくつかの同業他社とネットワークを組んで、共同案件に取り組むなどのコラボレーションを行っているのですが、その提携先の1つであるL社の主要取引先のアメリカ人President(女性!)が日本に来ていたので、「もっと日本で販売機会を増やすため、マーケティングリサーチをやりましょう!!」という提案書を作ってプレゼンをしていた。するとその最中に、そのPresidentの次のミーティング先である某金融機関クライアントから、「通訳をつけてくれ」という依頼が、提携先社長Aさんのところに舞い込んだ。Aさんは長い留学経験があり、英語はまったく問題ないのだが、体調が優れなかったこともあり、私に「通訳をお願いできませんか? クライアントの方々は基本的にみな英語OK、ただ先方からL社に対する要望は日本語で伝えたいとのことで、その部分を英語でL社Presidentに通訳するだけだから。実質5分か10分です。」とのことなので、ノコノコと平和な顔で付いていきました。

そしたら、相手は某大手金融機関の執行役員とかシステム部の副部長クラスの方々。最近のシステムトラブル、およびその対応に対するクレームを、1時間近くにわたってガンガン言われる状況になってしまいました。しかも、その執行役員は基本的に英語ができそうなのに、クレーム部分はガッツリ言いたかったこともあり、全部日本語で、しかも通訳である私の顔を直視して「どうなってるんだ!?」「明確に答えろ」と詰問してくる、思いっきり矢おもて状態。本心では、「聞いてないよ〜、そもそもオレは何もしてないのに。」と困惑しつつも、「この度は誠に申し訳ありませんでした。この対応については、テスト・QAチームと連携をとり迅速なトラブル対応と経過に対するフィードバックを・・・」なんてアドリブを加えつつ、何とかやり過ごしました。やれやれ・・・

今回のような状況で、突然わけも分からず怒られるような状況はこれまでも経験があり、落ち着いて対処すればなんとかなるんで、それは全然問題ないんだけど、むしろ困るのは、英語の堪能な日本人の前で通訳をやらされること。これは本当に冷や汗もんです。相手は大手金融機関でもかなりハイポジションな方で、アメリカで生まれた方や駐在経験がある人をはじめ、みな多かれ少なかれできる様子。でもって彼女が英語で喋ってる内容に対してそのまま頷いてるのに、その後になって私が日本語で通訳するのはかなり間抜け。しかも、そこで変な訳でもしようものなら、彼らの怒りの導火線にさらに火をつけて誘爆を起こしかねない。今回は、さすがに緊張しました。ま、最後のころは、相手の方も冷静さを取り戻して、ビジネスライクな対応をしていただき、最後はそのPresidentと提携先社長、そして私をエレベーターホールまで見送ってくれたので、ひとまずホっとしましたが。それと、やはり通訳をやると体力を急激に消耗しますね。さすがにバテました。(といいつつ、家に帰ってきたら、別の英文資料の作成で『翌朝までに』というものが舞い込んでて、なんとか4時過ぎに仕上げてメールする羽目になりましたが。)

ところで余談ですが、例え自分が何も悪いことをしてなくても、厳しい表情で問い詰められると、ついつい心理的に平身低頭してしまうものですね。誤認逮捕で捕まった人が、本当はやってないのに強引な尋問を受けると、ついつい虚偽の自白をしてしまう心理がちょっと分かった気がします。

石崎 浩之

国際ビジネスコンサルタント

ブレインストーム・ワールドワイド・インク代表

今日のBGM:アンジェラ・アキ「Rain」

ピアノ弾き語りの麗しき歌姫、アンジェラ・アキのミニ・アルバム「One」の2曲に収録されている曲。彼女の歌を聴くたびに、「日本語って表現力に溢れる、本当に素晴らしい言語だ」と思います。

2007-03-12 ディパーテッド観ました

さすがアカデミー4部門受賞作!

前から楽しみにしていた「Departed」を観ましたが、期待を裏切らない素晴らしい出来でした。152分というの時間もまったく長いと感じることのない、最初から最後まできっちり作りこんだ作品。さすがアカデミー4部門受賞作!

それにしても、やっぱり映画って楽しい。あとは、「バブルへGO」や「バベル」も観たいな。

石崎 浩之

国際ビジネスコンサルタント

ブレインストーム・ワールドワイド代表

今日のBGM:上原ひろみ「Time Control」

相変わらず、独創性と創造力が溢れに溢れる演奏! 必聴です。

2007-03-04 手軽な英会話レッスン法◆ 櫂螢好縫鵐阿呂箸砲く聞く、聴く、効く

リスニングは厳しい

英会話のスキルですが、リスニングは本当に厳しい。これも、多くの日本人留学生が経験することだと思いますが、そもそも相手が何を言っているかわからないので、こちらがなにを話していいかわからない。そうして困惑してる間に、話題がどんどん変わってしまい、最後まで黙ったまま、授業や打ち合わせが終了。なんてことが日常茶飯事です。

リスニングは、とにかくたくさん聴いて、音のパターンを耳に入れ続けるしかない。それも、単語や表現を知らないと、どんなに聞いても理解力は上達しない。だから、「ビジネス英会話」やジャパンタイムズなどを読むさいに、いちいち調べるしかありません。

Podcastを活用すれば、テキスト代もかかりません。

じゃ、リスニングの教材はどうするか? こりゃもう、i-PodのPodcastで英語の番組をバンバンダウンロードし、聞きまくるのがお勧めです。例えば、i-Tuneのミュージックストアから、ESL(English as a Second Languageの略)のテキストや、CNN、ABC、NBC、CBSなどのニュース番組、ビジネスウィークなどの雑誌、そしてハーバードビジネススクールのコンテンツ(HBR)などなど、無料でダウンロードし放題です。これで、通勤途中の電車の中や、移動時間のちょっとの間を使って、英語に触れることができます。それも、最新の時事トピックスばかりですから、アメリカをはじめ海外で何が起こっているかを、じかに感じることが出来ます。

私が留学準備をしてたころは、カセットテープを買ったり、FENのニュースを録画したり、結構厄介でしたが、今ではこんなに簡単に英語に触れられるなんて・・・ いい時代になったもんだ。

石崎浩之

国際ビジネスコンサルタント

ブレインストーム・ワールドワイド(http://brainstormww.com/)代表

今日のBGM:Metheny Mehldau 「Metheny Mehldau」

異彩を放つ二人の競演。まさにインプロビゼーション!

2007-02-27 手軽な英会話レッスン法  櫃覆鵑繁莊350円―

brainstormww2007-02-27

350円で転がりだしたキャリア

最近、偶然にもいろんな機会で「英語、どうやって身に付けたの?」とか「留学前の英語の準備、どうしたの?」と聞かれることがありました。もうこれからは、通常の日本の会社でも、海外の企業とメールや電話でコミュニケーションをとる機会が増えてるので、みな強い関心を持っているようです。

これは私の個人的な経験で、必ずしも全ての人に当てはまるわけじゃないでしょうが、結構お勧めなのが、NKHラジオ講座の「ビジネス英会話」(旧:やさしいビジネス英語)。私のコンサルへの転身も、その後のMBA留学も、さらには現在の国際ビジネスコンサルとしての独立も、そして将来的に海外で日本語教育ビジネスをやってみたいという願望も、28歳のときに手にした350円のテキストから始まっているんです。これホント!

自分のキャリアに逡巡してたそのころ、なにか身につけなきゃと思ったけど、金ない時間ないの状況の中、「せめて英語くらい身につけよう。でもどうやって?」と思ったときに、ふと「ラジオ講座のやさしいビジネス英語ならテキストは一月350円だし、1日20分。これなら出来ないわけないし、これすら出来なかったら他のものもできるはずがない!!」と始めてみたら、このタイトルが大きな嘘で、全然易しくない。メチャ難しい。でも、内容が非常に面白い!! というので、自分の英語力の全般的なダメさ(単語力、リスニング力)に辟易しつつも、ずっと続けてたら、そこそこ英語力が付いてきた。そしてある機会でコンサルファームの入社試験を受けられることになり、アメリカ人COOとの2次面接もなんとかこなし、今のキャリアが始まったわけなんです。

英語を通して感じとるアメリカの実生活

ま、私のことはさておき、このプログラムの内容は本当に有用です。留学前は、「こんなフレーズ、本当に使うの?」と感じていたのですが、現地に行ってみて、実生活で日常的に使われていることが分かったのです。また、そのときどきのトピックス(例えば、アメリカのビジネススタイル、生活習慣、社内暴力、エイズ、子供の教育問題など)が、非常に現実的なので、そのレッスンを通して実態としてのアメリカの生活や問題、そして個人レベルでの温かみなどを、間接的に、そしてリアルに感じ取ることができたのです。

もちろん、これだけではヒアリングの改善には限界がありますが(これについてはまた別の機会に)、リアルな単語や表現に触れる、そしてなにより重要な、「好奇心を刺激する、そして英語を楽しむ」という点では、とてもいいスタートであり、継続法です。しかもたったの350円/月! これから手軽に英会話を始めてみたい方、是非お薦めですよ!

石崎 浩之

国際ビジネスコンサルタント

ブレインストーム・ワールドワイド代表(http://www.brainstormww.com/

今日のBGM:CREED「Higher」

留学時代を思い返すと、いつもこの曲が頭に浮かぶ。『Can you take me higher?』うん、絶対できるよ!

2007-02-20 真実はいつも不都合 –この10年を振り返る-

京都議定書も1997年から

最近たびたび言及している1997年。京都議定書が議決されたのも、この年の12月のことでした(参考:Wikipedia京都議定書)。あれから10年、寒くない今年の冬からも、温暖化傾向は肌で感じ取れます。そして最近話題になっている映画が、アル・ゴア元副大統領が地球温暖化を取り上げた「不都合な真実(An Inconvenient Truth)」。これは自分でも強い関心を持ってます。温暖化の深刻さについては、海面の上昇でバングラデシュやモルジブが水没するのではないか、生態系が完全に変わってしまうのではないかなどなど、去年ぐらいから本当に深刻な問題として受け止められている。それに対して、この10年の間に温暖化対策をもっと早く取り組んでいたら、もう少し違った結果になったのだろうか? 今になって慌てるのなら、もっともっと早くアクションを起こすべきではなかったのか? 自然保護の部分でも、「不作為のツケ」は大きい。とはいえ、いまさら過去を悔やむだけでは意味がないし、悔やむからこそ、遅まきながら政治レベルでも、個人レベルでもアクションを起こしていくべきだろう。自分でも、個人レベルで出来ることはかなり限られているけど、少なくともゴミの分別、不要な電気を使わないこと、そしてコンビニやスーパーで極力ビニール袋をもらわないことを心がけています。

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ちなみにこの写真は、2003年7月に行ったスイスのユングフラウ・アイガー・メンヒの三連峰。この年はヨーロッパが記録的な猛暑で、高度4,000メートル近い万年雪がジャバジャバ溶け出していたのを、はっきりと覚えています。やっぱり、国レベルでも個人レベルでも、一丸となってアクションを取らねば・・・

ちなみに、アメリカが京都議定書の批准を拒否しているのは有名ですが、米国内の219都市では連邦政府のスタンスに関わらず、独自に京都議定書を批准しています。自分の頭で考え、自分でアクションを取ろう。

真実はいつも不都合、It’s time for a reality check!!

それにしても、この「不都合な真実」というのは、とても素晴らしいタイトルだと思います。世の中、自分に都合のいいことなんて、そうそうあるもんじゃありません。周囲はむしろ都合の悪いことばかり。だからこそ、それを極めて現実的に受け止めて、まず自分からアクションを起こして不都合な状況を打開していくべきか。そうしたアル・ゴアの姿勢に強い共感を覚えます。ちなみに、私が好きな英語の表現に、「Reality check」というものがあります。これは、アメリカで生活していると頻繁に耳にするフレーズです。自分の考えてること、言ってることが単なるたわごとじゃないのか、「現実を見ろよ!!」ということです。いかにもドライなアメリカらしい言い回しだ・・・ 

あのときゴアが大統領になっていたら?

2000年の大統領選挙のとき、私はアメリカにいたのですが、共和党のブッシュ候補(現大統領)と民主党のゴア候補が大接戦となり、一般投票の得票数はゴアのほうが多かったのに、選挙人獲得数で上回ったブッシュが大統領になりました。あのとき、ゴアが大統領意なっていたら、世の中はどう違っていたのだろう、と思います。少なくとも、ブッシュ主導の石油利権の推進、イラク戦争、イラク弱体化によるイランの台頭などは起こっていなかった可能性が高いでしょう。そうであれば、世界は政治的にも自然環境的にも、もっと違った2007年を迎えていたかもしれません。ゴアは、クリントン政権の副大統領時代に、情報スーパーハイウェイ構想を推進し、世界のIT化のイニシアチブを取った人物で、私はとても有能な方だと思っています。本当は2004年の大統領選挙にも出て欲しかったけど、2000年の選挙後、早々と不出馬を表明してしまいました。改めてこの人の先見の明は、まだまだ世界に貢献できるのではないでしょうか? 2008年の次期大統領選挙には、オバマでもヒラリーでも民主党に勝ってもらった上で、ゴアには大臣でも顧問でもいいから、政治の第一線で活躍して欲しいものだ、ボクには投票権ないけど。

石崎 浩之

国際ビジネスコンサルタント

ブレインストーム・ワールドワイド代表(http://www.brainstormww.com/

今日のBGM:John Mayor「Waiting On The World To Change」

世界は変革を待ちわびている!!

2007-02-18 ビール業界も、酒飲んでる場合じゃないようで

大企業なら安心・・・なのかな?

先日から、サッポロビール(サッポロホールディングス)に対する米系のスティール・パートナーズ・ジャパン・ストラテジック・ファンドからの買収提案に対し、アサヒビールが資本提携を打診しているというニュースが報じられている。これに対し、キリンビールも提携を持ちかける可能性があるのではないか、などの憶測も飛び交い、ビール業界も酒を飲んでる場合じゃないくらいの、大騒ぎになってる。アサヒもキリンも、非常に僅差でシェアNo.1の座を争っており、相手にサッポロを取り込まれたら大きな差がついてしまうので、本当に大変だ。

ここで、私がことあるごとに言及している、1997年との比較をして見ましょう。キリンは昔は業界ダントツのNo.1でしたが、スーパードライの大ヒットでアサヒに急追され、1998年に発泡酒を除くビールにおいてアサヒにシェアを逆転されてしまいました。さらにビールと発泡酒の合計累計出荷数量でも、2001年にアサヒビールにシェアトップの座を譲っているようです。さらに、今回のアサヒとサッポロの提携が実現すれば、完全に立場が逆転してしまいます。キリンが独走していたの全盛期には想像も付かなかったことが、今まさに現実としておきているわけですよね。さらにサッポロビールにいたっては、スティールに買収されようが、同業他社と提携しようが、非常に苦しい立場になることでしょう。

それ以外にも、大丸と松坂屋の統合交渉など、大型M&Aの話が連発しています。さらに、以前別のところでも書いた通り5月には三角合併解禁を控えており、それ以降はさらにM&Aが進むことでしょう。自分の会社が、突然ほかの会社になってしまう。あるいは、証券大手の日興コーディアルグループが不祥事で監理ポストに入れられて、上場廃止の恐れがある。もはや、大企業なら安心ではないということを、改めて感じさせられます。やはり、自分の身は自分で守らなきゃいけない、ということなんでしょうね。

石崎 浩之

国際ビジネスコンサルタント

ブレインストーム・ワールドワイド代表(http://www.brainstormww.com/

今日のBGM:MIKA「Grace Kelly」

デビュー曲にしてUKチャートNo.1を獲得したUKロック期待の新人。曲調や歌いまわしが、フレディー・マーキュリーを彷彿とさせます。

2007-02-17 ドル資産を持とう&アメリカの銀行口座を持とう(3)

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世界中の街でフツーに使えるドル

さて、Marcoたちとのディナーのときのトピックス。彼はビジネスでいろんな国に出張してて、最近はモスクワに行って来たとのこと。ロシアは、共産主義崩壊後に私財の蓄積が進み、ものすごいリッチな層が生まれ、モスクワの街はヨーロッパの超一流ブランドショップやレストランが立ち並んでいるそうだ。アメリカのマーサー・ヒューマン・リソース・コンサルティングの2006年の世界生計費調査結果によれば、生計費が最も高い都市はモスクワなのだが(ちなみに2位はソウル、前年1位の東京は3位だった)、彼のコメントからも実情が間接的に裏付けられた。(あと、サッカー好きはみんな知ってる石油富豪アブラモビッチは、その有り余る金に物を言わせて、イギリス・プレミアリーグのサッカーチーム・チェルシーを丸ごと買収し、有名選手をバンバン買い取って2005−2006シーズンのリーグ優勝を買い取った、いや勝ち取ったのだった。)

でもってNickyとの会話。

石崎:「モスクワって、ドルで買い物できる?」

Nicky:「うん、全くオッケー。大抵のショップで、クレジットカードもドルも受け付けてくれるよ。」

石崎:「ストリートの露店などはどう?」

Nicky:「全く問題なし。フツーに使えるよ。」

だそうだ。この話は、1990年代半ばにロシアに行った知り合いの女性が、そこらへんの出店でロシア帽を買ったときも、ドルのキャッシュでOKだったとのこと。やはりドルは、名実ともに世界の基軸通貨なのだ。

このように、ドルはもともとかなりの数の国でそのまま使えることがあるし、そうでなくても、街中に数多くある両替所で簡単に現地通貨に両替できる。大抵の場合日本円でも両替できるけど、ドルのほうが円よりも換算レートがいい場合が結構ある。たとえば、バリに行ったときそうだったように覚えている。だから、アメリカドルはいつも500ドルくらい手元に置いておき、どこに行くときもひとまず持っていくことにしてます。

グローバル化が進めば、ドルの世界通貨としての地位がさらに高まる。

そして、今後グローバル化が進めば進むほど、ドルでも買い物が出来る国は増えていくことでしょう。私はインドに行ったことがないので、これは単なる推測ですが、アメリカやヨーロッパとの取引企業が多いバンガロールあたりでは、ドルが平気で使えるんじゃないかな?? そう考えると、やはり分散投資の一環として一部の資産をドルで持つこと、結構メリットがある人もいると思います。

日本の円も、アジアの基軸通貨になるチャンスがあったのに・・・

さて、わが国の通貨・円はどうでしょう? 私が初めて1989年に韓国に行ったときは、露店などでは円のままでお買い物が出来ました。それがその当時合法だったのか、また現在どうなのかは、知りません。でも、バブルで日本経済が活況の当時、日本政府がもっと円をアジア諸国で流通させるように取り組んでいれば、円が決済通貨としてもっと普及したんじゃないかと思うんだよね。そうすりゃ、アジアのリーダーとしての日本の地位は、いまよりもずっと高いものになってたと思う。

その後、バブル崩壊による日本経済の停滞、外交力のなさ&軽視、中国の人民元の台頭により、そのチャンスは永遠に失われてしまったようだけど。いっそのこと、映画「バブルへGO!!」のように1980年代にタイムスリップして、もういっぺんアジア政策をやりなおせないものかしらん?

石崎 浩之

国際ビジネスコンサルタント

ブレインストーム・ワールドワイド代表(http://www.brainstormww.com/

今日のBGV:ピンク・フロイド「驚異」

ビジュアルな仕掛けを融合したライブパフォーマンスの先駆けであるピンク・フロイドの2枚組みDVD。タイトル通り、驚異の映像と音楽のシンクロナイゼーション。これ、本物のライブを見たら、凄いんだろうぁ。

2007-02-12 サンフランシスコから戻りました

最終日のディナーはいつも楽しい

2/11(日)の夕方に成田着、今日は築地事務所でMRIパートナーズの同僚、羽田さんと資料作成。さすがにちょっと眠いzzz…  基本的に時差調整にはあまり苦労しないんだけど、敢えて言えばこちらからアメリカに行ったときのほうよりも、日本に戻って来たときの調整の方がタフ。たしか前のコンサル会社のアメリカ人社長も、「西に行くときのほうが大変」と言ってた気がするけど、みんなそうなのかな?

今回の出張は結構タイトだったけど、友人のMarcoと2年ぶりに会えたのは良かった。彼はもともと僕の留学中のクラスメートの友人で、スイス系アメリカ人。英語、フランス語、イタリア語と一部ドイツ語を話せる。でもって日本語にも関心があり、2年前に東京に語学学習に来てたときに仲良くなり、それ以来メールやSKYPEで交流が続いていたんです。そして最終日の金曜夜には彼の行き付けのお店「Farmer Brown」で、Marcoの弟のNickyや、高校時代のお友達のChristina、その妹にしてFarmer Brownの共同経営者のDianaと、ディナー。Marcoのイキな計らいで、とても楽しいひとときでした。サンフランシスコは、次に行く機会がいつあるかわからないけど、また是非行きたいな。

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帰りもひとっとび

最近は、飛行機も大分快適になったものです。帰りの10時間半のフライトも、オンデマンドビデオで映画を見たり、本を読んでるうちに成田に到着。以前は、全員共通のスクリーンで同じ映画を見せられてたので選択肢はないし、スタートのタイミングを逃すと本を読むしかない、って状況だっから。ここんとこ、2-3ヶ月に一度のペースで出張してるから、体もそのペースに慣れてきた。できれば、これからもこの位のペースで行きたいものです。

石崎 浩之

国際ビジネスコンサルタント

今日のBGM:DIDO「No Angel」

やはり今回の出張中に購入した、DIDOのデビューアルバム。透明感のある歌声、とくにアクセントとなるファルセットが心地よい。

2007-02-10 大が小を飲み込む!! 世界は目まぐるしい。

brainstormww2007-02-10

RSA Conference から

ITセキュリティで最先端のイベント、RSA Conference が終了しました。ビジネスパートナーの徳田さんといろいろ歩き回り、二人ともへとへとでした。でも、やはりこうしたChallengingな仕事はやりがいがあるし、徳田さんのように「腹を括って」アメリカで奮闘している人とコンビを組むのは、とてもエキセントリックで楽しいものです。氏とは、これからもいろいろコラボレーションしていきたいものです。

ところで、今回改めてアメリカ企業のスピードの速さを実感しました。ITセキュリティ分野の話ではあるんですが、アメリカの監督官庁であるFFIECのオンラインバンキングに対する指導に対して、各金融機関そしていろいろなIT企業が対応策を模索しているのですが、そのプロセスにおいて、Cyota、そしてPassMarkという企業が独自の方式を開発し、大手銀行などで採用されて有力になりつつあったのです。そこで、RSAという会社がこの2社を買収して認証方式や技術を吸収。Cyotaは2005年12月、PassMarkは2006年4月の出来事です。そして2006年6月には、そのRSAを大手企業であるEMCが約21億ドルの現金で買収し、全部飲み込んでしまったのです。この間わずか1年ちょっと。なんというダイナミックさ、そしてスピード感でしょう。まさに大が小を飲み込む食物連鎖のように、強者は食って食ってさらに強くなる。この世界の目まぐるしさをリアルに体感できることは、やはり時間やコストに代替できないメリットです。それにしても、アメリカに来るたびに感じるけど、意思決定とアクションのスピードが凄い。自分ももっともっとスピードアップしなきゃ!!

軍艦とトド

さて、本日は一日中雨で、かなりずぶ濡れです。そんな写真を載せてもつまらないので、先週の日曜日にベイエリアで撮った一枚を掲載します。Pier39近辺はトドの保護区になっていて、彼らもその特権を理解しているかのように、海面に浮かべてあるボードの上でノンキに昼寝しています。その向こうを、軍艦(ただし退役して湾内クルーズの観光に使用されているものだと思う)が進んでいきます。これも、平和なのか有事を考慮しなきゃいけないのか、違和感を感じるコントラストだな? 

石崎 浩之

国際ビジネスコンサルタント

今日のBGM:DIDO「Life for Rent」

ずっと前から買おうと思ってたDIDOを、Virgin Megastoreの10ドルセールで購入。彼女の歌には、凝り固まっていたはずの地面の底まで不意に染み通ってしまう様な、不思議な浸透圧を感じます。