カリフォルニア土産のご紹介シリーズ④ドラッグ

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といっても違法なものではありませぬ。アメリカでは、OTC(店頭販売)薬が日本に比べて非常に安く、しかも大瓶で購入できます。一番手ごろなのは、頭痛薬、鎮痛薬(pain killer)、睡眠改善薬(sleep aid)などです。Sleep aidは、日本ではドリエルが4錠で1,000円したと思いますが、この青箱はかなり入ってお値段も安かったと記憶しています。頭痛薬・睡眠改善薬は、独立当初に結構お世話になりました・・・


石崎 浩之
国際ビジネスコンサルタントhttp://www.brainstormww.com/

独立コンサルは、なんといってもスピードが命

また、早さという意味では、単に作業の処理速度だけでなく意思決定という面でも、みなスピード感を重視していると思います。一般的な組織では、「これは上司の承諾が必要です」とか、「会社の方針を確認してから」といったプロセスを要するものでも、個人でやってる人間は、ほぼその場で即断即決です。そもそも相談する相手がいない上に、そこで回答を保留すれば「じゃ、他の方に頼むから結構です」と言われるのが目に見えていますから。だから、兎にも角にもスピードが命です。

もちろん、内容の「質」が伴わなければ全く意味がないので、クライアントの要求度を超えるクオリティのサービスを提供するのは大前提です。この部分においては、例えばMRIの場合ももともと外資系のコンサルティングファーム税理士法人、大手不動産メーカーに勤務していた人間が、それまでの経験とノウハウを活かして独立しています。(逆に言えば、通常は特定のバックグラウンドがないのに、いきなり独立しませんよね。)だから、サービスレベルの基準は大手事務所と比較しても、基本的には大きく変わりません。ただし、上司・同僚によるレビュー&チェック機能が完璧でないことや、複数の人数で受け持つべき中規模〜大型案件に対応できない、ということも事実ですが。

とはいえデメリットもあります。

ここまでは、外部の人間をワンポイントリリーフ的に使うメリットを列挙してきました。とはいえ、世にはメリットとデメリットが共存しますし、それは不可分でさえあります。というわけで、次回からはデメリットのほうにも目を向けていきます。そうしないとフェアじゃないので。
(続く)