国際人を目指すコンサルタントの夢物語

2007-02-17 ドル資産を持とう&アメリカの銀行口座を持とう(3)

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世界中の街でフツーに使えるドル

さて、Marcoたちとのディナーのときのトピックス。彼はビジネスでいろんな国に出張してて、最近はモスクワに行って来たとのこと。ロシアは、共産主義崩壊後に私財の蓄積が進み、ものすごいリッチな層が生まれ、モスクワの街はヨーロッパの超一流ブランドショップやレストランが立ち並んでいるそうだ。アメリカのマーサー・ヒューマン・リソース・コンサルティングの2006年の世界生計費調査結果によれば、生計費が最も高い都市はモスクワなのだが(ちなみに2位はソウル、前年1位の東京は3位だった)、彼のコメントからも実情が間接的に裏付けられた。(あと、サッカー好きはみんな知ってる石油富豪アブラモビッチは、その有り余る金に物を言わせて、イギリス・プレミアリーグのサッカーチーム・チェルシーを丸ごと買収し、有名選手をバンバン買い取って2005−2006シーズンのリーグ優勝を買い取った、いや勝ち取ったのだった。)

でもってNickyとの会話。

石崎:「モスクワって、ドルで買い物できる?」

Nicky:「うん、全くオッケー。大抵のショップで、クレジットカードもドルも受け付けてくれるよ。」

石崎:「ストリートの露店などはどう?」

Nicky:「全く問題なし。フツーに使えるよ。」

だそうだ。この話は、1990年代半ばにロシアに行った知り合いの女性が、そこらへんの出店でロシア帽を買ったときも、ドルのキャッシュでOKだったとのこと。やはりドルは、名実ともに世界の基軸通貨なのだ。

このように、ドルはもともとかなりの数の国でそのまま使えることがあるし、そうでなくても、街中に数多くある両替所で簡単に現地通貨に両替できる。大抵の場合日本円でも両替できるけど、ドルのほうが円よりも換算レートがいい場合が結構ある。たとえば、バリに行ったときそうだったように覚えている。だから、アメリカドルはいつも500ドルくらい手元に置いておき、どこに行くときもひとまず持っていくことにしてます。

グローバル化が進めば、ドルの世界通貨としての地位がさらに高まる。

そして、今後グローバル化が進めば進むほど、ドルでも買い物が出来る国は増えていくことでしょう。私はインドに行ったことがないので、これは単なる推測ですが、アメリカやヨーロッパとの取引企業が多いバンガロールあたりでは、ドルが平気で使えるんじゃないかな?? そう考えると、やはり分散投資の一環として一部の資産をドルで持つこと、結構メリットがある人もいると思います。

日本の円も、アジアの基軸通貨になるチャンスがあったのに・・・

さて、わが国の通貨・円はどうでしょう? 私が初めて1989年に韓国に行ったときは、露店などでは円のままでお買い物が出来ました。それがその当時合法だったのか、また現在どうなのかは、知りません。でも、バブルで日本経済が活況の当時、日本政府がもっと円をアジア諸国で流通させるように取り組んでいれば、円が決済通貨としてもっと普及したんじゃないかと思うんだよね。そうすりゃ、アジアのリーダーとしての日本の地位は、いまよりもずっと高いものになってたと思う。

その後、バブル崩壊による日本経済の停滞、外交力のなさ&軽視、中国の人民元の台頭により、そのチャンスは永遠に失われてしまったようだけど。いっそのこと、映画「バブルへGO!!」のように1980年代にタイムスリップして、もういっぺんアジア政策をやりなおせないものかしらん?

石崎 浩之

国際ビジネスコンサルタント

ブレインストーム・ワールドワイド代表(http://www.brainstormww.com/

今日のBGV:ピンク・フロイド「驚異」

ビジュアルな仕掛けを融合したライブパフォーマンスの先駆けであるピンク・フロイドの2枚組みDVD。タイトル通り、驚異の映像と音楽のシンクロナイゼーション。これ、本物のライブを見たら、凄いんだろうぁ。