リスニングは厳しい

英会話のスキルですが、リスニングは本当に厳しい。これも、多くの日本人留学生が経験することだと思いますが、そもそも相手が何を言っているかわからないので、こちらがなにを話していいかわからない。そうして困惑してる間に、話題がどんどん変わってしまい、最後まで黙ったまま、授業や打ち合わせが終了。なんてことが日常茶飯事です。
リスニングは、とにかくたくさん聴いて、音のパターンを耳に入れ続けるしかない。それも、単語や表現を知らないと、どんなに聞いても理解力は上達しない。だから、「ビジネス英会話」やジャパンタイムズなどを読むさいに、いちいち調べるしかありません。

Podcastを活用すれば、テキスト代もかかりません。

じゃ、リスニングの教材はどうするか? こりゃもう、i-PodのPodcastで英語の番組をバンバンダウンロードし、聞きまくるのがお勧めです。例えば、i-Tuneのミュージックストアから、ESL(English as a Second Languageの略)のテキストや、CNN、ABC、NBCCBSなどのニュース番組、ビジネスウィークなどの雑誌、そしてハーバードビジネススクールのコンテンツ(HBR)などなど、無料でダウンロードし放題です。これで、通勤途中の電車の中や、移動時間のちょっとの間を使って、英語に触れることができます。それも、最新の時事トピックスばかりですから、アメリカをはじめ海外で何が起こっているかを、じかに感じることが出来ます。
私が留学準備をしてたころは、カセットテープを買ったり、FENのニュースを録画したり、結構厄介でしたが、今ではこんなに簡単に英語に触れられるなんて・・・ いい時代になったもんだ。

石崎浩之
国際ビジネスコンサルタント
ブレインストーム・ワールドワイド(http://brainstormww.com/)代表