強豪チームの選択は? 1巡後半にも注目

 現地28日に行われるドラフト1巡指名では、指名上位だけでなく下位にも注目したい。なぜならばこの順位の指名権を持つのはプレイオフ常連の強豪チームばかりだからだ。上位指名権を持たないにもかかわらず戦力を維持する彼らの戦略は実に興味深いはず。 エルメスHermès ここではそんな強豪たちの指名を分析する。

22位 インディアナポリス・コルツ
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 もしペイトン・マニングの後継者となるクォーターバック(QB)を指名しないのであれば、オフェンスタックル(OT)に目を向けるかもしれない。ネイト・ソルダー(コロラド大)、ゲイブ・カリミ(ウィスコンシン大)が指名候補か。ディフェンスタックル(DT)コウリー・リウゲット(イリノイ大)という可能性も捨てきれない。 そのほか

23位 フィラデルフィア・イーグルス
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 OTを指名するには最適な指名順。ソルダーとカリミが指名候補だ。ただしコーナーバック(CB)ジミー・スミス(コロラド大)がここまで残っていれば、指名したいという誘惑に駆られるかも。セカンドバッグ、ポーチ

24位 ニューオリンズ・セインツ

 守備ラインの補強が最優先。幸い人材豊富な今年はこの順位でも逸材が残るだろう。ライアン・ケリガン(パデュー大)とエイドリアン・クレイボーン(アイオワ大)が指名候補だ。

26位 ボルティモア・レイブンズ
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 特筆すべき穴がないため、指名段階で残っているベストプレイヤー獲得が許される。守備ラインの優先指名で相対的に指名が遅くなりそうな攻撃ラインのソルダーあたりが狙い目か。アウトサイドラインバッカー(OLB)ブルックス・リード(アリゾナ大)指名の可能性もある。
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27位 アトランタ・ファルコンズ

 指名の自由度はレイブンズと同様。 キーケース タイトエンド(TE)トニー・ゴンザレスの後継者(ノートルダム大のカイル・ルドルフが有力か)か、ディフェンスエンド(DE)、CBあたりの指名になるだろうか。
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28位 ニューイングランド・ペイトリオッツ

 17位に続く1巡で2回目の指名のため、17位指名を補完する形になる。先にパスラッシュ要員を指名している可能性が高いため、ここではオフェンスの選手、ランニングバック(RB)マーク・イングラム(アラバマ大)かガード(G)ダニー・ワトキンス(ベイラー大)などが指名候補か。

29位 シカゴ・ベアーズ

 パスプロテクションの向上が至上命題。そのための指名順としては最適で、デレック・シェロッド(ミシシッピ州立大)のようなすぐれた攻撃ラインの選手が指名できるだろう。
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30位 ニューヨーク・ジェッツ

 レックス・ライアンHCが必要としているのは守備ラインの選手。ディフェンスタックル(DT)フィル・テイラー(ベイラー大)、ディフェンスエンド(DE)ジャバール・シェアード(ピッツバーグ大)が有力か。
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31位 ピッツバーグ・スティーラーズ

 選択肢は多い。DEならJ.J.・ワット(ウィスコンシン大)、OTならマーカス・キャノン(テキサスクリスチャン大)、CBならアーロン・ウィリアムズ(テキサス大)だろうか。 ビジネスバック

32位 グリーンベイ・パッカーズ
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 もしRBイングラムかOLBリードが残っていれば指名するかもしれない。DEならばキャム・ヘイワード(オハイオ州立大)か。