不忍ブックストリート古本市にて
不忍ブックストリート古本市で後輩が店番をすると聞いたので、家事を済ませたあと10時半ごろ出る。見事な藤の大木をみながら谷中銀座に降り、よみせ通り経由で道潅山下。
〈古書ほうろう前〉
○山本夏彦「豆朝日新聞始末」文藝春秋ハードカバー 50円
〈店内〉
○「夏目房之介の講座」廣済堂文庫420円
○岡村敬二「表現としての図書館」青弓社350円〈中井正一論)
○清水幾太郎「論文の書き方」岩波新書 100円
〈団子坂〉
○岡崎武志「文庫本雑学ノート」ダイヤモンド社 200円
○紀田順一郎「第三閲覧室」新潮社200円
上記2点共美本。
お金を払っていると、振り返ったのが岡崎さんご本人で、お願いしないのにすぐ本にサインをして、私の似顔絵まで描いてくださり、びっくり。サインもらい下手のため、古書市なのに「古本で買ってすみません」などと、岡崎さんにも声をかけてくれた店の人にも失礼なことを口走って恥ずかしい。お礼を言って辞す。
〈乱歩前〉
○小林信彦「笑学百科」新潮文庫 300円
○谷沢永一「紙つぶて(全)」文春文庫 200円(散逸のため購入)
あまりゆっくりできないし、つつじまつりもあって混むので、そして危険なので、根津方面にはいかずにみかどパン経由で日暮里に戻る。郊外の家に帰ってお昼。帰りの車中にて阪妻伝「純情無頼」読了。