柴田 メッセージを発するとろくなことがない
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- 作者: 柴田元幸,高橋源一郎
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2009/03/13
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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柴田 人間、とりあえず卑屈にでておけば間違いない
柴田 やっぱり僕は個別の作品を、たとえば論評を書くとかそういうことではなくて、もう具体的に作品そのものを見せて、つまり翻訳して紹介していく方が性に合ってると思います。
柴田 スラングというのは仲間内の通り言葉で、特定の小さい閉じた共同体のなかでしか使わないものですよね。ブコウスキーはどこの共同体にも属さないからスラングは使わない。友達いないとスラングって要らないんですよね
柴田 ときどき、読まなくても訳せるような気がしてしまいます
柴田 たくさんやると、一つ一つは雑にやっているんだろうなと思われたり、「やっぱり下訳とか使うわけですか」って言われるとすごくむかつきますね。「何で他人に自分に代わって遊んでもらわなきゃいけないのか」ってね。
柴田 若島正さんが僕のエッセイ集をほめてくれて、僕のエッセイというのは、読むとすぐ何が書いてあったか忘れるって言うんです。それでなぜ忘れるかっていうと、教訓とかメッセージにまとまらないように務めているからだと。それはすごくありがたい評ですね。