Hatena::ブログ(Diary)

貴女らしく生きるために

2016-03-09

グランプリ報告

2016年2月28日(土)、東京新橋ヤクルトホールで行われた「ソーシャルビジネスグランプリ20106」大会において、社会起業家をめざすファイナリスト5名の中から、テレサ先生の患者さんである塩崎 良子 (しおざきりょうこ)さんが、応援に駆けつけたテレサ先生と医局秘書のピノコ嬢、診療補助員のサクラさん、そしてニルバの見まもる中、みごとグランプリを受賞されました!!

ビジネスの手法を活用し社会の課題を解決する担い手を社会起業家と定義し、全国から選ばれたその候補者たちのプレゼンテーションに対し、観客による投票により決定される「共感賞」と、観客による投票+審査員による審査により決定される「グランプリ」を選ぶ同大会において、今回、もっとも客席の共感を呼び、審査員の評価も高かった良子さんの企業計画には「共感賞」と「グランプリ」の双方が贈られる結果となった。

http://socialvalue.jp/final/2016/index.html

f:id:breastcenter7777:20160309162214j:image:medium:right長い治療を乗り越え、当日、ご自身でデザインされた純白のドレスに身を包み、銀色のピンヒールを履いてステージに立つ良子さんは、本当に輝いていました。

「はじめて私の外来にやってきたとき、彼女はとても暗い顔をしていたの。でも、努力してバラの花を咲かせたのね」と、ニルバの横で目をうるませるテレサ先生。そしてその両隣には、満面の笑顔でうなずくピノコさんとサクラさんが……

良子さん、本当におめでとうございます。
そしてこれからも、困難な飛行をつづける仲間たちを、そのとびきりのファッションセンスと笑顔で明るく照らしてください!

2016-01-05

年頭のごあいさつ2016

新年あけましておめでとうございます。

ブレストセンターは、中村清吾先生が2005年5月に創立され、2010年6月に山内英子がセンター長を引き継ぎ、昨年、10周年をむかえる事ができました。それもひとえに、皆さま方のご支援のおかげと、2016年のスタートにあたり、まずは心より感謝申し上げます。

10年という節目をむかえ、ブレストセンターは次なる10年に思いをはせ、今まさにさらなる歩みを始めたところです。本年は、今まで皆さまからいただいた愛をしっかりとかみしめ、それを練りつつ、熟成の時とできればと願っております。

f:id:breastcenter7777:20160105124116j:image:medium:left2011年は、“TEAM”<Talent, Encouragement, Aim, Move
「それぞれの才能を尊重し、互いに励ましあい、同じ目標に向ってすすんでいく」
ことを目標にかかげ、チームの骨子の充足に強めました。

2012年は、“SYMPHONY”として、チームの構成員がそれぞれ自己を
磨き、誇りをもって各々の職責を遂行するという、「皆でハーモニーを奏でながらの成長」を目指しました。

2013年は、ブレストセンターのイメージキャラクターである”PINK BUS”になぞらえ、
<Potential, Individual, Notable, Knowledgeable>「1人ひとりがもてる力を存分に発揮し、たがいに高め合い、知識をさらに積みあげながら」
<Big, United, Smile>「患者さんもともに、笑顔で同じ方向を目指していく」
ことを心がけました。

2014年のテーマは「つ・な・ぐ」でした。まさに今がんと診断され、飛行困難となった傷ついた蝶を支えるため、皆がつながり、聖路加ブレストセンターの愛を社会につなぐこと、として、医療現場と社会をつなぐ活動も行なってまいりました。また、「つ・な・ぐ――継承と拡張」として、今までの伝統を振り返る年としました。

2015年のテーマは「和、輪、WA」とし、10周年を迎えるにあたり、
「和」  みなで和やかに和をもって尊しをモットーに、
「和」  日本独自のエビデンスを聖路加から発信、
「輪」  患者さんのサポートRingを充実、拡充し、
「輪」  をつなぐ―― そして、それらを基盤に
「WA」っといわせるような聖路加ブレストセンターからの発信を心がけました。

さて、2016年のテーマは、「愛は微笑(スマイル)から」。マザーテレサの言葉です。愛の原点にかえり、10周年をむかえた今だからこそ、患者さんを思う愛のこころの原点にかえり、これからの10年へじっくりと歩みだしたい
と思います。

本年もどうぞよろしくお願いします。

聖路加国際病院 ブレストセンター
山内 英子

2015-08-13

【Report】第23回日本乳癌学会学術総会

期 間:2015年7月2日(木)〜4日(土)
場 所:東京国際フォーラム

f:id:breastcenter7777:20150813115523p:image:medium:left今回は前身である日本乳癌研究会の設立からちょうど50年目の節目を迎えたとのことであった。この栄えある今回の日本乳癌学術総会会長は、当ブレストセンター前センター長のミスターN先生。「明日を開く、乳癌のチーム医療 −Once for All, All for One−」のテーマを元に非常に活気のある総会となった。

前年度までと同様に講演やセミナーおよび討議を行うセッション形式で3日間盛大に開催された。多くの会場で、入口で人が通れないくらい詰まりながらも、皆が熱心に聴いている光景が見られた。

4日目には、今回から始まった市民イベント「サバイバーとつながるRun & Walk for Breast Cancer Survivor 〜いつもでも輝き続ける私たちの“今”を見てほしい〜」が開催された。雨の中、多くの方の参加のもと活気あふれるイベント開催となった。

乳癌学会の特徴の1つとして、医療者のセッションでは、医師のみならず、看護師薬剤師、技師等の各職種の専門家が参加していることにあると思われる。医療の進歩とともに専門分化が進み、チーム医療がより重要となってきている。平素の臨床現場でも感じるところではあるが、講演内容、質問等を聞いていると、同じ内容を見聞きしても、職種によって異なる角度からの視点であることも多く、視野がより広がったように思われた。

4日目は、朝から比較的強い雨が降っていた。「今日は開催されるのだろうか?」と不安になりながら、乳癌学会ホームページを開けてみると、「開催!!」とのことでホッ。開会式では、ミスターN先生が「朝5時にテレサ先生から、『おはようございます。今日のrun &walkは開催しますからね!』と電話がかかってきました」とおっしゃっていた。さすがわれらがテレサ先生。そうこなくっちゃ!!

雨の中、Run&Walkに参加していた皆さんの姿や、ファッションショーに出場されていた皆さんに感動し続けた1日だった。日々を歩む一人一人のお姿を、とても美しいと思った。

それでは、今回はこの辺で。来年の乳癌学会を楽しみに待つと致します。
(by 5kmを完走できて喜んでいたら、2日間ロボット歩きになったナムナム)

2015-07-09

「許す」ということ

f:id:breastcenter7777:20150709154003g:image:medium:left七夕の翌日、ブレストセンターに飾られていた笹の葉から短冊をとりはずす作業を終えたニルバとピノコさんは、テレサ先生とともに併設大学の学生さん主催の特別礼拝に出席した。

礼拝はまず、チャペル正面のろうそくに学生さんが火をともす儀式からはじまり、賛美歌を歌って聖書(ローマ人への手紙12章15〜21節)を朗読すると、チャプレンK先生の講話へと移っていった。

f:id:breastcenter7777:20150709154204j:image:medium:right「今年6月、米国サウスカロライナ州チャールストンアフリカ系アメリカ人にゆかりの深い教会で、9名が犠牲となる銃乱射事件が起きました。容疑者である白人青年は、一部の報道にあるように教会を〈襲撃〉したのではなく、あろうことか、1時間にわたって聖書講座に出席したあと、同席していた参加者たちに向かって銃を打ち始めたのでした。ところが、全米でさらに反響を呼んだのは、その事件の後、裁判所で行われた審理の際の犠牲者の家族たちの陳述でした。事件からまだ日が浅いにもかかわらず、遺族たちの多くが、『罪を許します』と陳述したのです。そのニュースを聞いてから、私は自分に深く問いかけています。私は許せるだろうか、家族を殺されて、私は『その罪を許す』といえるだろうか、と」……

K先生の説明によると、敬虔なクリスチャンである彼らのいう「許し」、すなわち「神の許し」とは、相手へのやさしさや温情ではなく、復讐する権利を放棄すること、すなわち、罰を与える権限を神にゆだね、憎しみから自分を自由にすること、を意味するのだそうだ。

その説明を聞きながら、ニルバの頭に浮かんだのは、以前、ピノコさんと一緒に観た「アマデウス」という映画だった。映画の中で、モーツアルトを死に追い込んだ(という設定になっている)ライバルのサリエリが頻繁に使っていた”forgive”という言葉と、字幕に出ていた日本語の「許す」という語がどこか完全に一致しないようにも思えたニルバは、その夜、大学の図書館へ行き、語源を調べてみた。

f:id:breastcenter7777:20150709154235j:image:medium:leftすると、forgive の”for”には「完全に」という意味があるらしいということがわかった。
for-give=「完全に」「与える」=許す 
なんと深い言葉だろう!

つづいて日本語の「許す」の語源をあたってみると、
「緩ます」=相手を縛りつけずに緩ませてあげること、自分自身を縛りつけずに緩めてあげること
とある。

つまり、ニルバが調べたかぎり、両者はやはり同じ意味だったのだ!

「喜ぶ者といっしょに喜び、泣く者といっしょに泣きなさい」(ローマ人への手紙12章15節)
「これが究極のチーム医療だと思う」と、K先生は講話のなかでおっしゃった。

父ガエルを飲みこみ、いまだ行方不明の母や身ごもっていた嫁ガエルにまで危害を与えたかもしれないあの猛り狂うブルトーザーを、ニルバも「許す」といえる日がくるのだろうか。そんな日が、今生ではたして訪れるのだろうか……

いまだ道半ば、さらにこの「神さまのフトコロ」で精進し、テレサ先生らの活動に寄り添いながら本当の「愛」について考え続けてていきたい、と願うニルバであった。

2015-06-25

<和みの一枚>新発売クリームパン

f:id:breastcenter7777:20150625115023j:image:medium:right医局にあった、どなたかのおやつとなるはずのパンです。
新発売のクリームパンだそうですが……

なんか、食べられたくないない〜
このまま食べないでほしいなあ〜

by かえるのニルバ

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