2011-07-28
7/28 お悔やみを言わなければならないはずだ
撤去されていた自転車をピックアップし、その足で「yakk」を買いに中野のタコシェに行ったら中山亜弓さんにお会いできて、いろいろお話。音楽雑誌「oar」を見つけたので買った。編集長と面識はなく、この雑誌の存在も知らなかったのだけど、数日前にTLで訃報が流れてきて、気になっていたのだった。彼が寄稿している「ウィッチンケア」も買った。音楽が好きだ、とゆう衝動が伝わってくる。
訃報が連日つづいている。それに対して、何かしらの追悼を言ってのけるのは、もちろん善意の発露であるには違いないのだけど、簡単なことだなあ、と思う。簡単なことの中に誰かの死を回収していくことは、それはそれで人間の、生き残るための知恵なのかもしれないが、やっぱりわたしは、簡単なことの中にすっぽりと大切なはずのことを収めてしまうことに抵抗を感じる。黙ってただ人の死を受け止める、ことすらも、できなくなっているのか。そこでもし何かを言わざるを得ないのだとしたら、お決まりのお悔やみの言葉、ではないような気がする。『悪童日記』も、その続編も、わたしは読んでいる。
今日は、ダメだ、しんみりしてるなあ、と思いながら、「HB」の橋本くんに中野まで来てもらって四文屋で飲む。しみじみ飲んだ。
これを書きながら、カミュの『異邦人』と、それを下敷きにしたマームとジプシー『あ、ストレンジャー』のことを思い出した。
「……のほうこそ私にお悔やみを言わなければならないはずだ」Q
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