B級手品師(マジック編)

手品商品のレビューを中心に綴ります〜(PC版での視聴を推進します)

ワレット・ワロップ    ※カードの飛行

【現象】
カードをシャッフルし、客に1枚のカードを選んで覚えてもらいます。 すぐさまカードを広げますが、客の選んだカードは見事に消えています!
カードを広げて表も裏も見せますが、客が選んだカードはどこにもありません。ポケットから皮製の小さなパースを取り出し、パースを開けて1枚のカードを見せます。
カードを取り出すと、それは客の選んだカードです!
「あまりにも素早く移動したので、もう一度分かり易くやり直しましょう。」と、客に1枚のカードを選んでもらいます。
すると、そのカードも瞬く間に消え去ります!客にパースをテーブルから取り上げ、開けてもらいます。パースを開けると…なんと、中から先程消えたカードが出てきます!
(備考)
連続でワレットに移動する、カードトーワレットに新発想を加えたヘン・フェッチ考案のダブルインパクト!ワレットの概念を変えカードが入るパースサイズの革製を使う事により、即興で見せられるようになりました。
加えて、カードトーワレットの陰の動作として使われる パーム・スチールテクニックを使わない手順で構成されています。
(商品)スリムな革製ワレット(2個)、カードギミック(2つ)、日本語説明書
※トランプデックは別途用意(カードギミックに相応した)
【東京マジック商品紹介より】



観客が自由に選んだカードだけが消えてなくなり、そのカードが飛行してカードケースの中から出現するという現象です。解説では、2回繰り返しで説明されていますが、(個人的には)1回の演技で十分だと思います。あと、ワレット(財布)というよりは、カードケースといった方がよいでしょう(笑)。カードギミックが大きな役割を果たしてくれます。ギミックはシンプルですが大変クレバーな仕掛けです。手品師の負担は殆どありません(負担はフォースだけになります)。マジシャン軍団には通用しませんが(笑)、「ヒンバーワレット」を使用すれば、さらに不思議な演出ができます。ギミックは、好きなトランプで簡単に自作できます。今後の手順に組み込む予定です。グッドアイディア!


【雑学】
グッドとナイスの違い

グッドとは、「良い」という意味の英語の形容詞で、善良な、上質な、上等な、上手い、などのニュアンスを含む。客観的な視点から判断できる「良い」ことに対して使う。
それに対して、
ナイスとは、「良い」という意味の英語形容詞でグッドと似ているが、優しい、心地よい、素敵な、親切な、好みの、などのニュアンスを含んでいる。グッドに比べて、主観的、感覚的、感情的な視点が多分に入っている。「He is a nice guy.」の場合、優しい、気の良い人、という意味合いで、「He is a good guy.」よりも一般的に使われる。 
http://imasara-chigai.lance5.net/z242.html (今さら聞けない2つの違い、より)



購入店:東京マジック