『発狂した宇宙』(フレドリック・ブラウン

発狂した宇宙 (ハヤカワ文庫 SF (222))

発狂した宇宙 (ハヤカワ文庫 SF (222))



以前に自分が作った「読みたい本リスト」が出てきました。
何を元に作ったのものかさっぱり覚えていませんが、
ラインナップはなかなかおもしろそうです。
40冊くらい書いてあります。SFあり、古典あり。
折角なので、読んでみようと思いました。


『懐かしのリスト』第一弾。


久しぶりにSF!!!というようなお話を読んだ気がしました。
しかもコメディです。「いかにもSF」というところがまた面白い。
そして自分がその昔にはまったパラレルワールドものでした。
SFの中ではお勧めできる1冊になりました。


個人的にツボだったのは解説です。
なんだか私好みの文章を書く人だなぁ、と思って最後に書いた人を見たら
(読み飛ばしてたのですね)、筒井康隆でした。この人も一時期多読
したので(学生時代に全集を読んだり)、懐かしかったです。
一段落したらまた読み漁りたいです。
ついでに、解説で彼がすすめていた「宇宙の目」(フィリップ・K・ディック
も読んでみようと思います。
(ネットで探すとこの本は見つからないので、今は「虚空の眼」となって
いるのがこれと踏んでいます。違ったらがっかり)