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甲子大黒天本山のブログ このページをアンテナに追加 RSSフィード

2017-01-20 求めるべき環境

 私が関わっている各団体も役員改選の年がかぶり様々な思惑が飛び交っています。私も大きな役職をふたつほど退きたいと考えており、後任を探すのに苦労しています。しっかりとした後任を立ててこそ円満に退任できるのですが、長という名前がつくだけで逃げ腰になる人が多くいます。「関わってはいるけど、必要な団体だとは思うけど、そこまでは」というのが本音のようです。まして今はどこの組織も人が少なくなり各人への負担が増えている状況にありますから、これ以上の負担には耐えられないと思うのでしょう。


 たしかに役職には責任が伴い身勝手な非難や不満にも耐えなければなりませんし、見返りがあるわけでもありません。損な役回りであり、誰かに押しつけたいと思うものです。ですが、そういった役職を引き受けることで、自分に足りなかったものを補い成長することもできます。やらざるを得ない環境に身を置くことが成長への近道ではないかと思います。逃げられないと思えば想像以上に頑張ることができるものです。まして任期があれば、その期間だけ割り切って頑張ることもできます。


 「やるしかない」という環境を作ることも大事だ思います。人間は開き直れば大きな力を発揮することができます。人は誰しもやればできるのです。「いつか、そのうち」という棚上げできる環境から抜け出すことで、自分を変えていくことができます。個人的な誓いは簡単に破ることができますが、みんなが見ている役職は簡単に投げ出すことはできません。私は責任を持って引き受けられるものはなるべき受けるようにしてきました。今回の退任もさらに大きな役職を遂行するためです。厳しい環境に身を置くことは素晴らしい修練になります。




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2017-01-18 悪意の受け方

 いつの間にか私が2年間修行に行くという噂が広がっていました。来年から大きな取り組みがあるためそちらに専念するため地元の役職を休むだけだったのが、いつのまにか2年間の修行に変わっていたのです。噂とは恐ろしいものです。近所に住む親戚が真偽を尋ねてきて判明しました。人は無責任に勝手なことを言うものですが、なるべく笑ってすませるようにしています。田舎ほどあらぬ噂が飛び交いますが、必ず本人の耳に入るのも田舎ならではなのかもしれません。


 噂話もそうですが、勝手な期待やプレッシャーも困ったものです。受ける筋合いも義理もないのに断ると非難されることもあります。受ければ受けたで、頼まれたはずなのにいつのまにかやるのがあたりまえとなり、失敗すれば非難されてしまいます。どちらに転んでも非難されるのでは、どうしようもありません。困ったことに自分は何もしないのに、自分の分まで誰かに苦労させようとする人間も多いものです。しかも、そういった意識はまったくありませんから、余計に質が悪いというものです。


 周囲の噂話やプレッシャーというものは、なくなるものではありません。ですから、それらを受け取る側の態度にかかっています。いちいちイライラしたり落ち込んでもしかたありません。外界からのマイナスを笑いやプラスに変えていきたいと思います。けして簡単なことではありませんが、意識していくことで翻弄されることは少なくなるはずです。笑いとは相手の悪意さえも受け流すことができます。柳はしなることで柔軟に対応し折れることがありません。私達もしなやかに笑い飛ばせる強さを身につけなければなりません。ムキになればなるほど相手に翻弄されてしまいます。また、プレッシャーもチャンスだと思うことができれば、自分を鍛える材料になります。物事はすべて考え方ですが、相手の悪意さえもプラス思考で乗り切っていきたいものです。





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2017-01-16 東京オリンピックの危機

 オリンピック予算関連の報道を見ていると虚しくなります。その実体は規模は違えど地域の町内会と同じような構造です。組織も人心もひとつにまとまれず、国、都、組織委員会がバラバラに責任を押しつけながら実権を握ろうと暗躍しているかのようです。組織はみんなが主役になろうとすると混乱します。役割分担をおこない、その役割に納得したうえで各人が自分の役割を全うしなければなりません。不満ばかりでいうことを聞かなかったり、主役を押しのけようと画策したり、組織を混乱させようとすれば、機能しなくなります。


 大切なことは譲り合いです。歩いていてもお互いに半歩譲ればぶつからないのに、譲れないから通りでも人間関係でも衝突が相次ぎます。お互いに納得は難しくとも譲歩し協力できれば上手くいくのに、自分の心に渦巻く相手への醜い感情に負けては、非協力的であったり、さらには妨害を画策してしまいます。人間は1人では何もできませんから、集まって協力しなければなりませんが、人が集まれば争いも生まれるという矛盾の克服は難しいものです。


 私は都民ではありませんが、オリンピックという大義名分のもと税金が湯水の如く使われることに違和感を感じます。無責任な人間が集まれば、いくらでも気前よくばらまくことができますが、その責任を取ることはないでしょう。政治の世界にこそ義が求められますが、義を欠いた人間が集まれば迷走するばかりです。意地や面子よりも大切な協調ということに気づけなければ世界の祭典も台無しになってしまいます。今はただ東京オリンピックへの人々の不安や不満が虚しく響いているだけのような気がします。




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ねこ8ねこ8 2017/01/19 06:59 今回のオリンピックは出だしからケチが付きまとい、それがますます人々をしらけさせていると思います。1964年のオリンピックのような気持ちのまとまりは、状況から言っても望むべくもないように思います。近年の中国やギリシャでのオリンピック後の経済状況や施設の状況を見ると、余計に白けてしまいます。経済活性化を狙ってオリンピックを開くのかもしれませんが、逆になっていますね…。「政治の世界にこそ義が求められます」と言いながら、一番正義から離れやすいのが政治なのでしょう。(医学の世界もそうですが)なんだか人間のちまちました欲望がむなしくて、無気力になるのを止めることができません…。

buddhistbuddhist 2017/01/19 07:47 ねこ8さん、コメントありがとうございます。前回の東京オリンピックには夢や希望が満ちていたのでしょうが、今回のオリンピックを牽引しているものは何でしょうか。ずいぶん変質しているように感じられます。今の世の中に嫌気がさしている人は多いと思います。そこから様々なマイナスの気質が生まれては日本を覆っています。何事も崩壊と再生を繰り返しますが、今年はその再生の気配に期待したいと思います。

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2017-01-13 負けない強さ

 息子の書き初めに付き合いました。宿題は10枚なのだそうですが、10枚書いて終わりにしては上達することはありません。最低でも30枚書いて、そこから10枚を選ばなければなりません。たとえクラスの友達が10枚で終わりにしていたとしても、周囲の2倍も3倍も書かなければ上手くなれません。ところが、あと1日たった10枚書けば、それなりのレベルの作品を作れるのに、そこまでの欲もなく、私が最初に示した枚数を書いて中途半端なところで妥協してしまいました。正月の新聞で同い年の県内の小学生が書道で全国一位になった報道があり、そのコメントとして1作品につき300枚は書いているとありました。その記事を読ませても筆を持ってはくれませんでした。


 現在は競争を否定する風潮もありますが、私は競争も必要なことだと思っています。子供の頃は周囲との競争ですが、大人になれば自分との戦いに移行していきます。また、子供の競争も深いところでは自分との戦いなのです。自分との戦いに勝つことが、周囲との戦いに勝つことでもあり、表面的な勝敗よりも自分との戦いを重視するべきだとも考えています。何事も「あと一歩」が大切です。妥協したいという心の誘惑に負けない戦いなのです。


 自分との戦いに意義を感じない人もいるかもしれませんが、自分に勝てないで幸せを勝ち取ることはできません。明確な目標があって周囲や自分と戦う場合もありますが、普段の生活そのものが自分との戦いでもあります。面倒だと思うことができる、嫌いな人とでも会話することができる、苦手なことにも挑戦できる、体調や気分が良くなくても頑張れる、こういったことは自分に勝てなければできないことです。自分に負けずにすべきことをしている生活が幸福につながっていくと思うのです。生きていくために必要な強さとは周囲を押しのけることではなく自分に負けない強さなのです。




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ぽぽぽぽ 2017/01/14 23:20 明けましておめでとうございます
耳が痛い話です
「自分に負けない」
なるべく負けないように今年は頑張って行きたいと思います
今年もよろしくお願いします。

buddhistbuddhist 2017/01/15 15:46 ぼぼさん、コメントありがとうございます。このブログは私自身に向けたメッセージでもあります。私も耳が痛いのですが、少しでも前に進みたいと思っています。お互いに今年も頑張りたいですね。

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2017-01-11 ふたつの「なるようにしかならない」

 地元の温泉街では毎年大きなかまくらを作っており冬の名物になっています。ところが、今年は昨年に引き続き記録的な暖冬のため雪がなく延期になってしまいました。私が担当しているため昨年のうちからスタッフのシフト表を作り、今月10日から作り始める予定でした。昨年から天気予報とにらめっこしていましたが、降らないことにはどうしようもありません。いくら天気予報をながめても、どうなるわけでもないのに一喜一憂の葛藤が続き、延期となってもどのタイミングで作るのか葛藤は続くのでしょう。


 私の地元は豪雪地帯であり雪の仕事もたくさんあります。この時期は道路にたまった雪を運ぶため県外からダンプの出稼ぎもあるのですが、今年はまったく需要がありません。また、雪のイベントやスキーの大会もあるのですが、様々な関係者が苦悩を抱えているのではないかと思います。世の中には「なるようにしかならない」ことがたくさんあります。自分の力ではどうすることもできないことを、自分の思い通りにしようとするところに葛藤や苦悩が生まれ私達を苦しめるのです。


 無気力・否定的な「なるようにしかならない」はただのあきらめです。意欲的・肯定的な「なるようにしかならない」は自分ができることに最善を尽くします。「人事を尽くして天命を待つ」という言葉がありますが、為すべきことを為してあとは、じっくりと待つという心境を得たいと思います。この「自分の力の届かないところ」に翻弄されないようになりたいものです。何事も騒がずに成り行きを見守れるよう、今年の暖冬で修練してみようかと思います。




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