今でなくていいから

 最近、子育てブログ化してきているのですが、我が子も日々変化し成長してきています。もう少しすれば躾のことも考えなくてはなりません。私は躾とは子供に残してやれるもっとも大きな財産だと思っています。「三つ子の魂百まで」という言葉がありますが、幼い頃に身に付いたものは善くも悪くも一生ものです。いかに良い習慣を身につけられるかが親の一番の努めなのかもしれません。
 


 子供が両親にほめられたくて頑張るのはかわいいものです。ところが今は家族が子供にほめられたくて頑張っているような印象を受けることがあります。子供に嫌われたくないから子供の好きなようにさせるというのでは、いつまでも子供のままになってしまいます。なによりも人間としての成長が大切です。そのために躾が必要なのです。
 


 私は愛情とは子供のことを考えること、甘やかしとは自分中心に考えることだと思っています。子供がかわいいから甘やかしてしまう、嫌われたくないから泣かれたくないから子供の好きにさせるというのは甘やかしだと思うのです。私は今すぐではなく、大きくなってから子供に親として認めてもらえれば十分です。 



 大人になり思慮分別ができるようになった時に、厳しくしてもらったからこそ今の自分があると思ってもらえれば幸せです。修行時代の厳しさも当時はただ辛いだけでした。今になって、あの厳しい日々が必要だったのだ、ありがたいと思えるようになりました。子育ても同じだと思うのです。子供が一人前になったときに認めてもらえる気の長い子育てを心がけたいと思います。子供にとって誇れる親、尊敬される親となるべく子供と共に成長したいと思います。 



写真日記
 米沢にはリンゴ・米沢牛・鯉というABCがあります。その一つが今日の写真の館山リンゴです。ちょうどリンゴの季節のようで木にはたくさんのリンゴがなっていました。ちょうど小野川温泉に続く館山街道の両側にリンゴ畑が広がり見ているだけでも楽しいものです。