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甲子大黒天本山のブログ このページをアンテナに追加 RSSフィード

2017-04-21 雪解け水に思う

 春になり雪解け水で目の前を流れる川は数倍の水量になっています。源流に近いほうなのですが、山々から融け出る水はかなりのものです。一滴一滴の雪解け水が集まり大河となっていく様に考えさせられました。この川の一滴の水は私の1分という時間であり、大河のような流れは、私の人生そのもののように見えてきたのです。1分が集まり60分に、60分が集まり1日に、1日が集まり1年、10年、60年となっていきます。


 川の流れをひとつのものとして見るよりも、その流れがどのようにして作られてきたのかに目を向けることも大切だと思うのです。学校では全体よりも、子供一人一人に目を向けなければなません。人生においても現在や未来といった漠然としたものに目を向けるよりも、全体を構成していく「今この時」を大切にしなければなりません。突き詰めていけば、私たちにできることは、ここで何をするべきかしかないのです。たとえ大きな志があったとしても、前ばかりを見て今をおろそかにしていて実現できるはずがありません。

 

 

 そもそも大なるものは存在せず、小が集まって大となります。いくら大を求めても、小を軽んじるものに大はありません。継続は力なりといいますが、時間と努力に裏打ちされた積み重ねがなければ、安定して進むことはできません。仏教の説話に家の基礎工事をたとえに基本の大切さを説くものがありますが、基本がしっかりしていなければ何をしても上手くはいきません。今は簡単・便利・効率などの言葉がもてはやされていますが、大切なことほど時間をかけなければ身につかないものです。今の時代にこそ「じっくり・丁寧」にが必要だと思います。着実な一歩なくしてゴールはありませんね。




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