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甲子大黒天本山のブログ このページをアンテナに追加 RSSフィード

2017-05-17 一線を見極める

 自分に対しても対人関係においても一線というものがあると思っています。この一線が見えていないと平穏な生活を送ることができません。たとえば、いつも言い過ぎてしまう、やり過ぎてしまう、こういう人は対人関係における一線が見えていないのです。どこまでが許されて、どこからは許されないのか。どこまでは賞賛されて、どこからは非難されるのか。こういった加減は教科書に載っているわけでもなく、教えられるものでもなく、経験のなかから身につけていかなければならないものです。


 逆に自分に対する一線は乗り越えなければならないものです。表現を変えれば成長するために必要な壁ともいえます。私達は無意識のうちに自分の限界を設定しています。ところが、この自分で設定した限界を越えなければ成長することはできません。あえて厳しい環境に身を置くことで、逃げられない状況を作り出すことで、限界を乗り越えることができます。今の日本では学校でも会社でも、こういった厳しい環境がないため、成長する機会が失われつつあるように感じられます。問題になっているブラック企業のように、ただ無理をさせるだけの環境が成長するために必要な環境とはいえません。


 相手に対する一線は温かく守り、自分に対する一線は厳しく超えていくことが求められます。これが逆になってしまってはいけません。もちろん、対人関係の一線も超えることでより親しくなれることもあります。自分に対する一線も見誤って超えてしまうと過労につながります。賢い人はこの一線を上手に見極めているものです。忙しさのなかにあっても、守るべきものをちゃんと守っていなければなりませんね。




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