いつかあの頂へ

bufoの日記

映画『人生フルーツ』

 10年ほど前だったか、
たまたま津端さんの著書『キラリとおしゃれ』を読み、
そのころ住んでいた春日井のアパートをでた。
すぐ隣の高蔵寺にお住まいのご夫婦にお会いしたくなったのだ。

 探し当てたお住まいにひとけがなくお留守らしかった。
周りの団地の雰囲気と少し違ったお住まいや庭のたたずまいを、
そっと見やって、帰った。

 数日前、東京の妹久さんからかみさんに電話、
「ねぇ、ねェ 人生フルーツ っていう映画、素敵よ。
2人で、ぜひ観てよ」

 かみさんから聞いて、久しぶりに本棚からその著書を取り出した。
そうか、この本が映画になったのか。

 今日、名古屋空港近くの映画館を訪ねる、初めての映画館。
ドキュメンタリータッチで、あの本の世界が広がる。

 ご夫妻の、好もしい暮らし…
この映画に惹かれた久さんの気持ちがわかる、いい映画だ。

 お会いすることはできなかったが、津端さんの姿に、感慨ひとしきり。




 『ふたりからひとり』を買って読む。