【ダブル】第二回北陸オフ 使用構築
ポケモン | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 持ち物 |
---|---|---|---|---|---|
バンギラス | いわなだれ | かみくだく | れいとうパンチ | けたぐり | こだわりスカーフ |
ガブリアス | ドラゴンクロー | ダブルチョップ | アクアテール | 炎のキバ | こだわり鉢巻 |
ボルトロス | 10万ボルト | 目覚めるパワー氷 | 電磁波 | 挑発 | 電気ジュエル |
ウルガモス | オーバーヒート | むしのさざめき | 追い風 | 守る | 炎ジュエル |
スイクン | ハイドロポンプ | 冷凍ビーム | 追い風 | 守る | 水ジュエル |
キノガッサ | タネマシンガン | マッハパンチ | きのこのほうし | 守る | 気合いの襷 |
コンセプトは持ち物からも分かる通り「相手に倒されるより先に相手を倒す」
火力を上げて無理やりにでも苦手なポケモンを一匹を持っていけば他の三匹を処理しやすくなるのでこのような考えで臨みました。
高火力で殴るゲームというのはシングルが一番参考になりやすそうだったのでシングルで強いポケモンを集めればPTとして成り立つのではないかという点からウルガモス+キノガッサというダブルでも見かける並びからスタートしました。
同じ構築をユウマくんと一緒に考察して楽しくオフに臨みました。
彼の記事はこちらから見れます→ http://d.hatena.ne.jp/yuuma1993/comment?date=20130324#c
以下使ったポケモンの詳細です。
バンギラス
183 171 138 * 121 124
メタグロスの187コメット確定耐え、キングドラの161珠ハイドロポンプを砂嵐下で高乱数耐え
ダブルダメージいわなだれで191-86ウルガモス一発、186-91ボルトロス、193-106サンダー二発
れいとうパンチで183-116ガブリアス中乱数一発、191-111ランドロスを威嚇込みヤチェ込で二発
噛み砕くで136-110シャンデラ一発、223-152クレセリアが噛み砕く2回+砂ダメージ1回で落ちる
シングルでもよくつかわれるような配分のスカーフバンギラス
このPTで非常に重要となる対電気、特殊龍、雨枠を引きうけています。
大事に扱わないとバンギが落ちることで処理できないポケモンが割といるので慎重に選出していきます。
後述のガブリアス、ボルトロスと合わせて電磁砂に見えるというのも相手にとっては嫌らしいかもしれません。
ガブリアス
183 182 116 * 105 169
鉢巻ドラゴンクローで212-116ローブシン2発
鉢巻炎の牙で187-151メタグロス乱数下4以外2発
雨状態の鉢巻アクアテールで187-151メタグロス乱数下2以外2発
鉢巻アクアテールで170-110程度のランドロスまで落ちる
シングルで一番強いポケモンだと思ってる鉢巻ガブリアス
このPTでの対炎、低速龍、ランドロス、電気を担っています。
特性は格闘に後だしした時に少しでも削れるようにサメ肌にしました。
ただ技構成はシングルで一般的に使われているような逆鱗、地震が入っているような個体ではなくこのような技構成で使いました。
最初の方は逆鱗ダブチョアクテ牙で回していたのですが逆鱗を打つ機会が無くダブルチョップをはずして負けた試合が何戦かあり気になったので逆鱗をドラゴンクローに変更しました。この変更はオフでも役に立ったので正解だと思います。
地震ではなくアクアテール、炎の牙なのはこのPTでは浮いているポケモンが少ないため地震を打つには必然とどちらかが動けない状況となりこのPTのコンセプトからそれてしまうと感じたので地震ではなくそちらの方を採用しました。
ダブルチョップドラゴンクローの両立の理由は身がわるエルフーンや化身ボルトロスに対しての有効打が少ないと感じたので採用しました。
威嚇+ドラゴンの並びでも積極的に龍技を打っていけたので鉢巻は正解だったと思います。
オフではシャンデラがアクアテールで飛んで行ったり、死に出しされたボーマンダに威嚇を入れられつつもドラゴンクローで殺したり初見殺し的な性能もあったと思います。
選出した試合で負けた試合は一度もなく選出率も高くてダブルでも非常に優秀なポケモンだと感じました。
ボルトロス(化身)
155 * 90 177 100 179
207-135スイクンがジュエル10万で一発
めざ氷で183-105ガブリアスが高乱数一発
シングルでの打ちあいと言えばこのポケモン。
電気ジュエルを持たせることによって水や格闘、鋼の処理の速度を速めることが出来ます。
めざ氷はドラゴンに対して打ちたかったのとランドロスが重いPTなので採用せざるを得ませんでした。
技構成はPT上この4つどれも切れませんでした。ひとつ言えば守るが欲しい場面が何度かありましたが、この4つの技よりは想定される場面が少なく、立ち回り次第でどうにでもなると思ったのでこの技構成でよかったのではないのかなと思います。
バンギラス+ボルトロスを先発に出して相手のランドロスの持ち物を見分けながらラティランドのような並びに対して打つ技を変えることが出来たのは強かったと思います。
オフでは全試合選出して活躍しました。
ウルガモス
161 * 85 187 125 167
ジュエルオーバーヒートで191-101ランドロス一発
今回の主軸のポケモンです。
対超、悪、鋼、格闘を見ています。
ダブルのウルガモスは熱風が多く意識が薄いと思ったのでジュエルオバヒで崩していこうとしてこういう構成になっています。
臆病の理由はこだわりスカーフを持っていないサザンドラ、霊獣ランドロスに対して上からたたきたかったのと、相手のウルガモスに最低限同速でオバヒを打ちこみたかったからです。
追い風はオーバーヒートをうつにあたって打ち終わった際の置物化が心配だったので怒りの粉とどちらにするか迷った結果、横のキノガッサや後ろからのガブリアス意識で追い風ということになりました。
今思うと粉でもよかったのかもしれませんが追い風でとった試合があったのでこれでも間違いじゃなかったと思います。
逆に粉だととれていた試合もありました。
さざめきが強化アイテム無しのためダメージが低く落ちないことが何度もあったためオフ後に持ち物を珠に変えた方がいいと思いました。
ジュエルオバヒでいろんなポケモンが消し飛んでいく姿は非常に愉快なものでした。
スイクン
207 * 148 142 135 106
ラティオスの182ジュエル流星群耐え
ボルトロスの216 10万耐え
ドリュウズの205手助け地震ダブルダメージ2耐え
209-85ローブシンにジュエルハイドロポンプが8割以上入る
→後述のキノガッサのマッハパンチ、先述のバンギラスの岩なだれ+砂ダメージで落ちる
187-125メタグロスがジュエルハイドロポンプ+ハイドロポンプで確定
図太いHCスイクンです。
シングルで人気のある火力のある零度スイクンを元にしてこの形になりました。
絶対零度、しんそく共に必要とは感じなかったため図太いで採用しました。
控えめHCでもよかったのですが個体を持っておらずオフに間に合わなかったため図太いにしました。
図太いの利点はドリュウズの手助け地震を急所込でほぼ耐えることが出来るので追い風で逆転出来る可能性があります。
控えめの利点は冷凍ビームでキングドラが3発で落ちます。
オフではジュエルドロポンの火力を知らない人がたくさんいていろんなポケモンを流してくれました。
一発耐えて追い風からのドロポン連打は強かったです。
ただ追い風がある分もう少しSに振ってもいいのかなとは思いました。
キノガッサ
135 182 101 * 80 134
今回の主軸その2です。
特性はテクニシャンです。
対トリックルーム、水(おもにトリトドン)、バンギラス、雨を任せています。
襷を持っていないと脆すぎるため襷での採用になりました。
ウルガモスやスイクンの追い風から胞子を上から打ちに行きます。
他のポケモンが火力を底上げしているため他のポケモンの攻撃+キノガッサのマッハパンチで落ちる範囲がかなり広くなりました。
見せあいでの圧力も強く選出幅を狭めるのにも一役かってくれました。
オフではほとんど選出せず選出した試合では危ない動きになってしまいました。
しかし、見せあいでの圧力に効果があったので変えるところではないと思います。
基本選出はボルトロス+α
最初に予定していたウルガモス+キノガッサでの選出はなかなかできませんでした。
以下おおよそのPTに対しての選出策です。
VSラティランド
バンギラス+ボルトロス+ガブリアス
先発でラティランドを出させるようなPTになっているのでほぼ確実にラティランドが飛んできます。
10戦ほどラティランド系との試合をしましたが一回も他の初手を見たことが無いです。
バンギラスで相手のランドロスの持ち物がスカーフであるか判断してスカーフならばボルト引きガブ出し、スカーフじゃなければボルトがランドに向けてめざ氷を打ちに行きます。
ラティオスがスカーフの場合は苦戦しますが後発のガブ死に出しアクテをランドにで大抵落ちます。
VS雨
ボルトロス+キノガッサ+バンギラス
基本的にはこれで行きます。
相手に霊獣ボルトロス、サンダーがいる場合はボルトロス+ガブリアスを基本先発に出します。
初手霊獣ボルトロス+スカーフキングドラみたいな選出は想定していなかったので考えていません。
ダブルにスカーフキングドラなるものがいること自体知りませんでした。
VS砂ドリュウズ
ガブリアス+α
基本的に後発か先発にキノガッサとスイクンをおくことになると思います。
ボーマンダ入りのバンギドリュウズならマンダをガブで落とせるので比較的楽ですが、ラティオス入りのバンギドリュウズは厳しい立ち回りを強いられることになります。
VSクレセマンダグロス(グッドスタッフ)
ボルトロス+バンギラス+ガブリアス+ウルガモス
スタン気味のPTに対しては火力勝負を持ちかけて一匹づつ倒していけば勝てます。
VS晴れ
想定してませんがバンギガブ投げてれば勝てると思います。
オフでは予選を6-1で電気ブロック1位抜け
負けた試合は残りポケ無しの状態のニョログドラとHPが6割削られたボルトロス+満タンスイクン+後発HP1のキノガッサの状態でグドラ守る→ニョロ攻撃でボルト落としてからそのまま勝ちみたいな動きをするだろうという考えでボルトでニョロトノ殴りにいったらキングドラに濁流打たれて負けました。
決勝トナメに進んで1戦目でなぜか打たなくていい場面でウルガのオバヒを打ってしまいウルガのCが下がったところをクレセリアの電磁波の起点にされてしまい負けました。さざめきを打っていればとれていたと思います。
PT自体は負けてなかったと思うのでこれからも煮詰めていきたいです。
プレミで負けてしまったので非常に悔しい思いをしましたが今後につながるよい試合になったのではないかと思います。