おっぱいの出が悪い?

出産後、まだ1ヶ月も経っていない、あるいは1〜2ヶ月のママさんから、こんな相談をよく受けます。
「おっぱいが足りないみたいなんですけど、おっぱいの出が良くなるには、どうしたらいいでしょう?」
でも、おっぱいって最初からジャンジャン出るわけではないんですよ。
完全母乳を目指すママさんでも、母乳だけで順調にいくには1ヶ月くらい、下手したら数ヶ月かかる人もいます。
最初の1ヶ月くらいは、それこそ1時間おきくらいにおっぱいを欲しがる赤ちゃんも多いです。
周りの家族も、赤ちゃんが出ないおっぱいを一生懸命吸って可哀相、なんて思ってしまうようですけれど、
赤ちゃんが一生懸命吸ってくれるから、よく出るおっぱいになるんですね。
おっぱいも、赤ちゃんもそれぞれ違いますから、他の人と比べる必要もありません。
赤ちゃんが元気!ママも元気!それが一番大切なことですから、マイペースでやっていけばいいんです。
赤ちゃんにとっては、ママにとっても一番のスキンシップができる幸せな時間。
焦ったり、苦痛だったりしないで、楽しく授乳できるといいですね♪

おっぱいがうまくいくコツ

  • まずは、安産を目指しましょう!赤ちゃんとママにとって負担の少ないお産をすると、その後のおっぱいも自然とうまくいきやすいです。
  • できれば、生まれてすぐに(なるべく早くに)おっぱいを吸わせましょう。
  • 少なくとも産後1週間は、「自分は元気!」と思っても、赤ちゃんのお世話をする以外はなるべく横になって休みましょう。
  • 最初の数日は、なかなか母乳が出ない方が大半です。焦らず、ママと赤ちゃんの練習だと思って、頻繁に(3時間以上間隔を空けない)おっぱいをくわえさせましょう。
  • できれば夜も3時間以上間隔を空けず、おっぱいをあげましょう。
  • 食事は和食中心(脂肪や糖分が多いものは控えて)で、米飯(雑穀入りだともっと良いです!)をしっかり食べましょう。
  • 母乳はママの血液から作られます。ですから、血行を良くするために体を温める服装や食事を心がけ、なるべくストレスを溜めない生活をしましょう♪