楽しい出産・楽しい育児のヒント?!

2008-09-20 助産所の一日

やっぱり多い乳腺炎

9月は、出産予定の妊婦さんが多く、なんだかバタバタと忙しくしています。毎日、スケジュールがいっぱいで、所長と二人で手分けして、やっとこなせているような状態で・・・

最近は、所長とお昼ご飯を一緒に食べられないことも多くなりました。

事務員さん(?)が来てくれるようになったので、助産所でのお留守番や雑用などをしてくれ、本当に助かっています。助産所にかかってくる電話も「なかなかつながらない」ということが少なくなりました。

かかってくる電話がとれるようになると・・・やっぱり乳腺炎などのおっぱいの手当ての依頼が多いです。

「昔は、乳腺炎なんてほとんどなかったわよ〜」というのが所長の口癖ですが、本当に最近多い!です。

お食事を和食(むしろ粗食?)中心にしたり、頻繁におっぱいをあげるようにしたりしていれば、まずあまり乳腺炎にはならない気がしますが

最近は、やっぱりお食事が贅沢になってきているんでしょうか。

おっぱいが詰まってしまって、しこりができて痛い、とか、白斑(乳頭に白い斑点)ができて痛い、というのが大半です。

あまりに痛くて夜間救急に駆け込んだママさんもいらっしゃいます。結局は、痛み止めや抗生剤でしのいで、あとは助産師のマッサージを受けるように、ということを言われたそうです(^^;。

お薬を飲んでも、詰まってしまった乳腺の根本的な解決にはなりませんしね。(詰まったまま放置して、分泌しなくなってしまったママさんもいます)

お薬を飲むと、余計に母乳がかたまりやすくなり、詰まりがとれにくくなるので、なるべくなら病院などに駆け込んでお薬をもらう前に、助産院などの手当てを受けるといいですね。

そこで、もし、必要だったら、病院の受診を勧めてくれると思います。

乳腺炎の熱は38〜39度と、結構高い熱が出て、動けないくらいになってしまいます。でも、熱が出て、悪いところを退治してくれているわけですし(風邪なんかと一緒で)

解熱剤を使うと、おっぱいの詰まりもひどくなりやすいので、なるべくなら、お布団をかぶって耐えていただいたほうが、あとですっきりと治りやすいです。

おっぱいが熱いから、とアイスノン(保冷材)をじかに乳房に当てていたママさんは、低温火傷になってしまいました・・・

低温火傷も怖いですが、やはり冷やしすぎると、よけいに母乳が固まって詰まりやすくなりますので、できれば里芋粉で作ったシップやキャベツの葉を当てる方法がいいですね。

また、マッサージを受けたからと言って、すぐにすっきりと良くなるわけではなく、その後に熱や白斑が出ることもありますし、鈍痛もしばらく(1週間くらい?)続きます。

白斑ができている場合には、乳腺の奥の方が炎症を起こしてしまっているので、治るには数週間かかりますし、気をつけないと、何回も同じ部分で炎症を繰り返してしまうこともあります。

乳腺炎や白斑がある時には、なるべく頻繁に赤ちゃんにおっぱいを飲んでもらって、お食事は和食で質素にして(おかゆでいいくらいです)、充分身体を休めましょう。

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