ブログトップ 記事一覧 ログイン 無料ブログ開設

原動機  −文吾の日記

2012-02-06

「遠い町から来た話」


ショーン・タンの作品はこのブログでも「ARRIVAL」を紹介したけれど

今回の「遠い町から来た話」は「ARRIVAL」以上に素晴らしい!



遠い町から来た話

遠い町から来た話


ホームステイに来た小さな交換留学生の置き土産「エリック」、

街をうろつく不気味な潜水夫「壊れたおもちゃ」、

「あなたは考えたことがあるだろうか?誰かが書いた詩のその後について」

…「遠くに降る雨」などなど全15編。



f:id:bungo618:20120206202634j:image

「彼らは大昔からここにいた。

 誰も覚えていないくらい昔、草や木が刈られ、

 家々が立ちならぶずっと前から」

『棒人間たち』  





自分のではない体験のはずなのにどこかで見たような懐かしさ、

途方もないイメージを呼び起こすその物語と絵。

それは、幼い頃に胸を弾ませながら開いた絵本を思い出させます。



f:id:bungo618:20120206202710j:image

「行って、この目で確かめようじゃないか。

 謎につつまれたその遠い町に、

 正式な調査旅行に出かけることにした。」

『ぼくらの探検旅行』





読み終わるのがもったいないので、

私は夜寝る前にベッドで一編ずつ読み、

長い息を吐いた後本を閉じ、眠りにつく。

そんな、幸せな読書の日々でした。



「遠い町から来た話」、本当にお勧めします。

スパム対策のためのダミーです。もし見えても何も入力しないでください
ゲスト


画像認証

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/bungo618/20120206/1328530179
カウンター