「サイエンスフェスタ2009」実施報告

いよいよ世間は夏休みも終盤。宿題や自由研究は進んでいますでしょうか?(^^)

今日は、大阪梅田ハービスホールで「青少年のための科学の祭典 サイエンスフェスタ2009」が実施されましたのでその様子をご報告します!このイベントは、今年で18年を迎えるものであり、子どもたちの理科離れを克服し、理科好きの子どもたちを育てることを目的としています。化学、物理、数学・・・理系科目は多くありますがどの科目も「難しい」「生活にはほとんど必要ない科目」「得意な人だけが好きな科目」ととらえられがちですが、実はこれらの科目の分野というのはとても身近であり、また、「面白い!」というきっかけさえあれば、興味をどんどん湧かせることのできる分野でもあります。受験用の化学や物理、数学は面白くないけれど、たとえば、「どうしてホットケーキは膨らむの?」「どうして虹はあんなにきれいなんだろう?」「磁石が鉄を引き付けるのはなぜ?」などと、誰でも一度は思った疑問を解決するのはとても楽しいことであり、そこから科学全体への興味を養うことはできるのです。
 

今日のサイエンスフェスタ大阪大会では、子どもたちの「なぜ?」「どうして?」に答える様々な内容のブースが設けられ、大盛況でした。会場には約1万5千人もの来場者が来られ、終日大賑わい。本校の出展したブースでは、学生の協力も得て、「いろいろなスライムを作ろう」というテーマで出店しており、終日長蛇の列ができ、なんと約300人の子どもたちにスライム作りを楽しんでいただきました。お越し頂いた皆様、どうもありがとうございました!

 

開催時間は朝10時から夕方5時半まであり、写真を見ていただいてもわかるとおり、まさにてんやわんやな状態だったわけですが、無事に事故もなく大好評のままに終了できたのは、もちろんお手伝いをしてくれた3人の学生達のおかげです!次から次へと来られる参加者に丁寧に実験指導するのはもちろんですが、小学生や中学生から質問を受けると、使っている試薬の説明や、スライムが出来上がる原理などを分かりやすく、丁寧に答えていました。


今日、このイベントを通して「実験っておもしろい!」と感じていただいた方々、ぜひその「おもしろい!」という気持ちを大切にし、今後もどんどんいろんな実験に挑戦してください。体験することから興味は生まれ、そこから知識を得るとともに、また新しい興味が生まれるきっかけとなります。私たちの生活は、さまざまな化学の現象が満ち溢れており、それを知ることはとても楽しいことです。「実験」というと、大げさに思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、実は家庭で簡単にできる実験も本校はHP上で多くご紹介しています。(詳細は先日の、あおひげ先生の日記をご覧ください。)
ご興味をお持ちの方は、ぜひ本校のHPトップより実験集「すぐできる!なるほど・ザ・化学実験室」にお越しくださいね。


by アビー