新学期準備、進んでいます!

分析機器も準備万端☆

こんにちは!ミジンコです。
春休み中の今、登校する学生はまばらですが、実験室ではぽてと先生が4月から
始まる新学期に向けて準備を進めていました。

ぽてと先生が準備を進めていたのは、「高速液体クロマトグラフィー」という
分析機器で、液体の中にどんな物質がどれだけ含まれているかを測定することが
できます。食品や化粧品、医薬品分野から環境・材料分野と、様々な分野で活躍
している機器でもあります。


ぽてと先生に何の準備をしているのか聞いてみると、
「2年生から始まる専門的な実験の準備をしています。企業様や卒業生から身に
付けて欲しい技術であるとご要望のあった、より現場に近い実践的な実験内容になる
よう、工夫しているところです。」
と教えていただきました。

本校では、授業や実験のカリキュラム内容や、学生が卒業するまでに修得する知識・
技術が、どの時期に、どの程度身に付けておくべきかという到達目標などを、外部
委員の方々をお招きして、年に2回、検証を行っています。
(委員会当日のブログはコチラ

今回、ぽてと先生が準備を進めていたのは、外部委員の方々からもご要望があった、
より現場の手法に近い分析方法を実験の中に取り入れるというものです。

ぽてと先生曰く、
「学校で学んだり身に付けた知識・技術を、就職先でもそのまま使えるところが
ポイントです!できる限り、ギャップが無いよう、新しい分析手法も積極的に取り
入れています。」
とのこと。

何だか難しそう…と思われた方、ご安心ください!

本校では、1年次に分析化学の基礎的な内容を修得した上で、2年次により
専門的な内容を修得できるカリキュラムとなっています。
実験についても、まずは実験室やガラス器具の使い方などの化学分析の基礎から
始まり、1年生のうちに機器分析実験の基本操作を身に付けます。そして、2年
生から始まる専門的・実践的な実験や卒業研究で、より応用的な扱い方を修得する
ことができます☆

もちろん、実験は少人数制なので、分からないことは直ぐに先生に質問することが
できます!写真は今年度の高速液体クロマトグラフィーを使った1年生の実験の
模様です。実際に、自ら操作をして技術を身に付けることができます。

これまで、長きにわたり、様々な企業様から本校の卒業生について評価いただいて
いる点に、この高い分析技術があります。毎年、カリキュラムを見直し、即戦力と
して活躍できるよう、改良を重ねています☆
さて、新学期に向けて準備は着々と進んでいます!4月から始まる授業・実験が
楽しみですね^^


by ミジンコ