現場の仕事(技術)を学ぶ〜事業所見学会〜

本日は「事業所見学会」でした。 
事業所見学会は年に数回実施しており、
学生たちが様々な企業を訪問し、
自分たちが学んでいる分析化学の学問や技術が
どのように活かされているのかを実際に見て、
分析化学者がどのように社会に貢献できるのかを知ることができます。


初めて事業所見学に行く1年生、慣れないスーツを着て
ちょっと緊張した様子でした。

まずこちらのグループが見学させていただいたのは、
JT生命誌研究館です。
ここではDNAや細胞のなどの展示から自然・生命・人間に
ついて考えることができます。




バイオテクノロジー分野や、再生医療分野などでも
分析化学の技術が活かされています。

こちらは京セラ株式会社の京セラファインセラミック館です。
セラミックの歴史や基礎知識、製造法などを学ぶことができます。



学生たちは商品開発にも分析化学の技術が使われていることを
目の当たりにしました。

こちらのグループは大阪市環境局舞洲工場です。
とてもアーティスティックなゴミ処理場で、
オーストリアの芸術家、フンデルトヴァッサ−氏が
デザインを手掛けています。


「技術、エコロジーと芸術の調和」をコンセプトに建てられました。
このことから、建築分野や芸術分野の方も見学に来られるそうです。



ここでは大阪市や隣接する八尾市、松原市の廃棄物を処理しています。

ここはアサヒビール株式会社吹田工場です。
こちらではビールの発酵・醸造工程などを
学ぶことができます。



学生たちから、

「とても楽しかった。」
「このようなところで働いてみたいと思いました。」
「分析の技術が色々なところで役に立っていることが
 よくわかりました。」

と感想を聞くことができました!

そして2年生は、大阪企業家ミュージアムで企業創業者の
理念について学んでいました。

大阪近辺の様々な業種の企業家の話を、とても熱心に聴いていました。

「就職活動を行っているので、
 この経験はとても参考になりました。」

と、学生たちから話を聞けました。

もしかしたら、将来この中からも企業創業者になる人も
出てくるかもしれませんね!

今後も事業所見学会は行われます。
次はどんな企業に見学に行けるか楽しみですね!

最後になりましたが、見学を受け入れてくださった企業の方々、
誠に有難うございました。

by アメフト