「人は死なない」〜山寺の雑記帳
- 作者: 矢作直樹
- 出版社/メーカー: バジリコ
- 発売日: 2011/08/25
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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最近、ちょっと読んでみたい本がある。
著者は現役の東大教授でERの部長職にあるという。
本書には様々な経験から魂や輪廻を認めるにいたった経緯が綴られているという。
緊急医療という現場で多数の死に直面した筆者が何を感じ、何に気付いたのだろうか。
大変に興味がある。
ここ20年ほどの間に医師、科学者といった人々で新しい価値観に目覚める人が多く見受けられる。
(先日、舞鶴にお越し頂いた飯田史彦氏もその一人であろう)
なかにはトンデもな人がいるのも事実だが、何か世の中の大きな変化を感じる。
相変わらず、僧侶でも人は死んだらそれまで、魂も輪廻も存在しないと公言する人もある…
これからも精神的な価値観は混沌としてゆくだろう。
但し、宗教や精神世界についての“世界標準”はあくまで宗教を持ち、現実世界を超えたものの存在を信ずる人が大半である。
イスラム世界は言うまでも無いが、“自由の国”であるはずのアメリカですら公の場で神は居ないとか、死んだらそれまでと言うとかなりのドン引きどころか大ブーイングだろう。
無神論や唯物論の方々は諸外国で日本と同じように物が言えるかやってみたらいい。
それができたら大したものだ。
※ ※ ※
いよいよTPP参加の方向に流れができつつある。
日本の農業は壊滅的な打撃を受けるとされる。
地方の一層の衰退に拍車がかかるのは必至である。
「TPPに参加するともっと車が売れる」という人々がいる。
地方に住んでいる人達にとって車は必需品である。
農業を営んでいる人にも車は必需品である。
娯楽でも奢侈品でもなく車を生活必需品としているユーザーがいるのに、そのユーザーを犠牲にしても外国に車が売れたらいいというのはちとおかしいと思う。
どうにも納得がいかない。
※ ※ ※
舞鶴市が瓦礫の受け入れをいち早く表明。
結構なことだと思うがその量は毎月10トンだという。
お寺で業務に使っているトラックの積載量が1トンであるからその僅か10杯分というのはどうも少なすぎる気がする。
東日本大震災で発生した瓦礫の総量は2300万トンだともいわれる。
阪神淡路大震災の瓦礫は2000万トン。
国民の多くが考えているほど瓦礫の総量は多くないようなのだ。
阪神淡路に比べて東北の被災地の建造物の稠密度が遥かに低いことを考えれば当然かもしれない。
瓦礫を遠隔輸送して処理するというのは非常に効率が悪い。
阪神淡路の際は地元で処理したのだから。何か不自然である。
やっぱり何かウラがありそうである(笑)
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