がんばれ慎太郎、がんばれロバート
- 作者: 石原慎太郎
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2014/07/02
- メディア: 単行本
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葬式不要 我が骨は必ず海に散らせ
私はことさらに来世なるものを信じている訳でもないが、次に何に生まれ変わってこの世に現れたいかというえば、いつか相模湾の外れの三つ井石崎の沖合いのし潮目で出会ったような巨きな離れ鯨になりたい気がしている
昨日、新聞の広告欄に石原慎太郎氏の新刊「私の海」の広告が載っていたのだが、ちょっと笑ってしまった。
本書は石原さんの回顧録のようなものではないかと思っていたのだが、
念のため密林で検索すると写真と詩文で構成されているとあった。
辞世の句が書いてあり、御自分の人生の終わりを強く意識しておられるようである。
慎太郎氏のご父君も海運関係に勤務されており、石原ファミリーには海の遺伝子が脈々と伝えられているようである。
- 作者: 石原慎太郎
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2000/08/01
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石原氏は「法華経を生きる」という本も出しておられるので、私はてっきり石原氏は法華経の信者さんだったと勘違いしていたのですがそうではないらしい。
でも鯨に生まれ変わりたいというのにはちょっとびっくりである(笑)
人間として生まれてもその身口意の為すところにより来世は別の存在となる。
死後に再び輪廻転生のサイクルを経て別の生を始めることになる。
石原氏は毀誉褒貶は多い方だが政治家としての足跡は大変に大きいと思っている。
それだけの積特を為された方が鯨に生まれ変わることは多分ないであろうと思われる。
ご当人には不本意かもしれないがそれは間違いないと誰か言ってあげてほしい。
昨日、疲れていたのでヨガをやったら15分ほど熟睡して疲れがとれたのはよかったのだが、その後眠気が無くなってしまった。
夜半になってもいつまでも寝付かれなくなり借りていたDVDを見る。
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「キラー・エリート」
【主演】 ジェイソン・マイケル・ステイサム、クライヴ・オーウェン、ロバート・デ・ニーロ
実力派の3枚看板なのである。
実話を基になってなっているというクレジットに期待したのだが…内容はもうひとつ。予想した展開と少し違いました。
残念なのが老いた感じのロバート・デ・ニーロが無理にアクションをやっている感じがしたこと。
脚本もロバート・デ・ニーロの為に無理に見せ場を作っているという印象なのである。体調があまりよくないのかもしれない。
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誰だって歳をとるのだが、歳をとっても無理してる感じは少し寂しい感じがする。
いやいや、その印象もそれも稀代の名優の計算された演技なのだろうか。
先日、団体参拝で平等院を拝観して感慨深いものがあったが、
中村元「浄土経典」を読んだら、阿弥陀浄土の池は四角と書かれてあった。
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インドで生まれた浄土教がイメージしている浄土は当然のことながら多分にインド的なのである。
例えば浄土には涼やかな風が吹いているというのも高温多湿のインドならではの発想だろう。
浄土の池が四角というのは日本的発想の圏外かもしれない。
平等院をはじめとして日本人が浄土としてイメージした世界は多分に日本的であり、また中国風である。
文化的なバイアス、文化的なリレーゲームの面白いところであろう。
最近、日の暮れるのが遅くなっていつまでも明るい。
夕食後、娘があまりに遊べ遊べとまとわりついてくるのでカブトムシを探しに行った。
クヌギの樹にはカナブンとクワガタのメスが居たが娘はカナブンを掴まえて満足したらしい。
自然文化園のアジサイも終わりに近づいたが、山寺の周囲のアジサイは盛んに咲いている。今年は少し花期が遅い気がする。
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