2012年05月13日
■[メモ]コンプガチャというかグリーについてグラフ作ってみた
話題のコンプガチャについて。
モバゲーのアイドルマスター(通称モゲマス)で、一日で100万ペリカほど使った友人もおり、誰が言ったか「ソーシャルゲームはクレジットカードを差し込んで動かすパチスロ」というのは言い得て妙。
某遺伝子な会社に集った高学歴が、客側からは見えない「確率」という情報の非対称性がある世界で、相手の射幸心を煽りまくって荒稼ぎしたという姿は、リーマン・ショック前の外資系金融と同じで、結局頭の良い体育会系が舞台を変えて同じことやってるだけの話なんですけど、上手いことやったよね。
んで、そこに本物の体育会系どもが同じビジネスモデルで猛烈に後追いした結果、追い越して、スピード違反で怒られたのが、今回のコンプガチャ問題のあらまし。何が違法なのかはこの辺でも読んで。くじ引きで野球カード揃えたら特製アルバムが貰えるという類の景品で、昔のガキンチョが狂ったようにカードくじを買いあさって、社会問題になったからこういう中途半端な規制ができたみたいよ。
さて、今回のコンプガチャ問題でグリーの決算資料からちまちま数字を拾ってグラフを作ってみたのでブログのネタにでもします。
以下が、グリーの四半期(3カ月間)ごとの売上高と、期末時点の総会員数の推移。
一見、きれいな成長企業ですよね。消費者層(会員数)の拡大と同じトレンドで売上高も伸びる。
ただまあ、お気づきかもしれないんですけど、2011年の4〜6月期から会員数が急拡大してるんですよね。これは、オープンフェイントというアメリカのSNS会社を買収して、その会員数も合算したためなんですよ。1億人近く急増してますね。(オープンフェイントについてはここが詳しく書いてる)
この会員数急増が売上高の押し上げにつながったのかどうか、ということで海外向けの売上高比率はいかほどよと調べてみると、実は一切記載が無い。というのも、全世界向けの独自ゲームタイトルを初めて配信開始したのがこの3月半ばですから、ほとんど海外会員は収益貢献してないと見て良いんじゃないかな。海外売上高を開示していないのもまあ、理由はおそらく「開示するほど大きくないから」なんでしょう。
そもそも調べてみてびっくりしたのが、80億円も出して買ったオープンフェイントの売上高は10年12月期で28万ドル(約2300万円)しかない!。2009年12月期がその前の期から4.2倍、10年12月期も1.6倍に膨らんでるんで、仮に甘めにみて11年12月期が100倍に膨らんだとしても年間で売上高23億円。1年間で23億円売り上げたところで、3カ月間で400億円の売上規模があるグリー全体に対する寄与度は焼け石にミネラルウォーター。
というわけで、海外事業の業績寄与は、直近まで皆無と見ておいた方がよさそう。
ほとんど国内なら、国内会員数はどれだけ伸びてるのっと。
とまあ、伸びちゃいるものの、会員数の伸びを遙かに仰ぐ驚きの売り上げ増加ペース。
グラフのスケールいじってんちゃうのと言われるとあれなので、直前の四半期と比べた伸び率でみると、
グリーの国内会員数の伸びは明らかに鈍化してます。10年4〜6月あたりがピークっぽいですね。一方、売上高は平均的な成長ペース(15%)を、11年4〜6月あたりから天元突破してます。
つまり、国内会員数の伸び率が鈍化している一方で、売上高の伸びが加速している。要は「会員一人あたりの売上高」が急激に伸びているということ。(この「会員一人あたりの売上高」のことを専門家はARPUて呼ぶらしい)
では、ようやく本題。何が売上高を押し上げたのか。グリーの売上高は主に会員の課金と広告収入の2つで構成されているのだけど、8〜9割が課金という、まさに重課金者の血と涙で出来上がっている。課金収入と広告収入について、実際の収入源である国内会員数で割った「一人当たりの収入」をそれぞれグラフにしてみると、
広告収入載せる意味ないねえ。
というわけでこれがグリーの実体です。昨年4〜6月期から、国内会員数が伸びるペースに比べて、一人あたりの課金収入が大きく乖離して伸びている。
これがおそらく、報道などで言われているような、射幸心をあおった結果なのでしょう。
射幸性高めの課金ガチャは何種類かあるので、コンプガチャが課金収入の押し上げ要因の全てではないでしょうが、この水増しされた部分は危うい収益だと思います。コンプガチャだけでも一人あたりの課金収入の1〜3割程度占めているなんて言われているんで、最大で420円くらい?
僕自身、ソーシャルゲームは「コミュニケーションの媒介となる」と言う意味で、ゲームの一つの到達点だとは思うし、業界自体の発展を期待している。でも、グリーの株を買ってる人は、「御上」の一言で売り上げの3割が吹き飛ぶリスクのあるような会社に株式投資してるってことを意識するべきだとも思う。あと色々書いてきたけど数字の正確性とかは一切保証しません。
2012年03月12日
■[メモ]祇園精舎の鐘の声
大河ドラマの平清盛が面白い。「王家」「俺は海賊王になる」などの話題もあるけど、全般、男臭い人物活劇としてまとめられているのがよい。
自信が持てないけどでっかいことやりたいという青年は松山ケンイチの清盛に感情移入し、そんなイケイケの子供に「オヤジみてーなつまんねえ大人になりたくねーんだよ」と言われながらも家族を守るために毎日満員電車に運ばれ上司に媚びへつらうおっさんは中井貴一の忠盛に自らを重ねることができる。全方位に間口を開いてる。年頃の息子を持つ世のお父さん方は見ながら泣いてるのだろうか、自分を震え立たせているのだろうか、それとも俺は忠盛のようにキメ顔で名台詞を吐ける親父にはなれていないなあと諦め気分で見ているのか。
あとエロい。清盛ご落胤説をベースに書いているので璋子が凄まじいボスキャラになってる。白河を演じる伊東四朗は、ああいう奇人怪人の役がとても似合う。三上博史の鳥羽の情けなさも見事で、「まーそー反応しちゃうわなー」と思いつつ口半開きにして乾いた笑いを吐き出しながら見てる。
ちなみに僕は地味に平家オタというか、平知盛という人物がとても好きで、大河ドラマ「義経」で阿部寛が演じた知盛には歓喜したものです。平家を扱った物語に外れなし、というのが自分の経験則だったりする。でも「遙かなる時空の中で」は勘弁な。
なので公式ホームページに清盛の子供世代の配役が無いのが残念。彼らの活躍は描かれないんだろうか、とやや諦め気分でいる。重盛、宗盛の子供世代が活躍するセカンドシーズンはあってもらいたい。
2012年01月16日
■[メモ]ステマ騒動と消費の聖域化
昨今話題のステマ騒動について考えたことです。
そもそも「ステルスマーケティング(略してステマ)」とは何か。なにせ、これだけネット上で話題になった先週時点で、うちの会社の上司は「何それ美味しいの」状態だったので、意外とネット外まで騒動は波及していないみたい。と思ったら今日になって「NHKでステマ取り上げてたぞ」と言ってテンション上げてた。世の中そんなもん。
ウィキペディアによると、ステルスマーケティング (Stealth Marketing) とは、消費者に宣伝と気づかれないように宣伝行為をすること。具体的には、あたかも客観的な記事を装った広告や、影響力のあるブロガーが報酬を得ていることを明示せずに、第三者的な立場を偽装して、特定の企業や製品について高い評価を行うことなどがあげられる。
ステマが犯罪かどうかは専門家じゃないのでよくわからないのだが、食べログの口コミ評価における「やらせ」問題について、マルチ山岡前消費者担当相が「(やらせによるランキングの上昇が)一般消費者に誤認されるものであれば、景品表示法上の不当表示になり得る」と発言していたという。
さて、犯罪かどうかよりも、ステマの何があれほどまでに人の神経を逆撫でしているのだろう、という点が僕はちょっと気になった。ステマと騒がれているものを3つに分けて考えてみる。
①騒がれているものの一つが、有名人や芸能人がサイトで「あの商品が美味しかった」といい、それを見て「この人が美味しいと言ったんだから」と追随して消費する。んで、その有名人の発言が商業的なメッセージ(=ステマ)だったことに気付くパターン。
有名人に対する人格的なリスペクトに由来する消費行動が、実は、量産された大衆的なコマーシャルに乗せられた結果に過ぎなかったから、というのが憤りの背景なのかなと思っている。人格的な敬意から生まれた行動が商業行為に取り込まれていた、つまり自由に生きていたつもりがブロイラーだった、という気づきが怒りにつながったんじゃないかなあという推測。
②もう一つが「クチコミ」。代表的なものが今回の食べログのやらせ問題。結局のところ、みんなクチコミを信じてたんだと思う。クチコミは、資本主義的で商業主義的なものではなく、あくまでどこかの一個人の善意の集合体であり、この醜い資本主義社会のなかで孤立無援の戦いを強いられている自分(=消費者)の味方だと。
で、「ネット上には実は消費者の味方(クチコミ情報)がいるんだ。その居場所を俺は知っているんだ」と考えていた自称「情報強者」の方々が、ハシゴ外されて怒っているんだと思う。
③あと2chまとめサイトなどのアフィブログ。そもそも編集の恣意性が指摘されていたけど、その編集が商業行為の延長線上にあったという点が火に油をそそいだのだろう。2chという「俺たちの集合知データベース」を使うアフィブログに対して、もともと「村の共有財産を自己利益のために使うとは」と怒りくすぶらせつつもネタや面白さ、情報の参照性を追求する分にはいいか…と許していた向きが、怒っているのだと思う。
「村の共有財産利用」と「面白おかしく分かりやすく編集」が、怒りが表面化しない程度に取引として成立していたのに、実は自分たちの消費を資本主義の先兵として操ろうとする行為だったと認識したため、堪忍袋の緒が切れちゃったのかなあと勝手に考えている。
①から③まで、すべて勝手な推測だけど、まあおおむね間違ってないだろうという前提で話を進める。
結局、自分の意志で決定していたと思っていた消費行動が、やっぱりマーケティングに取り込まれていたというがっかり感が怒りの背景にあるんじゃないかなーと思う。①は人格的な敬意、②は複数の消費者の評価を行動指針とすることで、消費者側は企業のマーケティングの外側にいるという自信があったのに、それは幻想でしたというハシゴ外し。
③はちょっと複雑だけど、ネット上の匿名の発言(俺たちの集合知データベース)を編集したものが導き出す商品評価を、まるで自分が調べ上げた意見のように受け止めて、簡単に同意してしまう仕組みがあったんじゃないかと思う。でもその編集に企業の意志が介入していたという失望感が怒りにつながった。
消費が聖域化しているのかなーと思った。特に資本主義社会のなかで負け組的な位置に立たされた人は。
自分が敗北した資本主義から離れたところで、自分は消費を楽しんでいる。自分が消費している分野では評論家めいた発言もでき、ある種専門性を持って語れる。ゆえに、企業側のマーケティングから独立的に消費できている。そんな聖域化した消費で、自意識の回復をやっていたのじゃないかなと思う。アニメのDVDとかゲームとかフィギュアとか想定してる。
その聖域構築、つまり企業側のマーケティングから独立する(していると思い込む)ために使われていたものが、口コミであり有名人の言説であり、そして匿名掲示板の集合知の編集だったんだろう。
その聖域が企業の手のひらの上だったって言われたら、そりゃ怒るよね。
聖域構築の理論武装にそういったネットの言説を利用していた人たちが、根幹からひっくり返され、逆にネットの言説を否定し始めたというのがいまの騒動なのだと思う。聖域を失い、逆に聖域を構成していたものを攻撃し始める、いわば堕天だ。
でも社会とは本来、善意と悪意、友情と利害関係、本当の話と人為的な作り話、を見極めながら生きていく戦場だったはずで、それはある程度ソーシャル化したWEBサービスでも同じはず。ネット上の言説に理想というか信頼を抱いていたこと自体、ちょっと楽観的だったんじゃないかなと思う。
んで、ステマ騒動の結果としてどういうことが起きたかという点も興味深くて、まず、とりあえず「ステマ」て言っておけば簡単に一体感と、「俺は事態を理解している」的な上から目線を味わえる状況が現れたこと。聖域がなくなった人たちの新しい自意識保護策でしょうか、それともネット上の言説はすべて蛇の誘惑だと思うことで逆説的に神の存在を信じようと頑張ってるんでしょうか。それなんてグノーシス?
次に個人的な好き嫌いを話した後に「というステマですが何か」という予防線(ステマに騒いでいる人への皮肉?)を張る人が出てきたこと。個人の趣味の紹介ですら「自分はステマしてますよ(=気をつけてくださーい、完全な善意じゃないですよー、私の発言信じて買ってあとから唆されたとか言わないでくださーい)」と補足することが発言の作法になりつつあるのだとしたら、窮屈で嫌だなあ。自分の好き嫌いについて喋るときに「個人的に」とことわる人が増えたのと似たものを感じる。
あと話は変わるというか、別の意味での消費の神聖化についてなんだけど、ゲハ板の論争て、ほんと聖戦というか神学論争的な狂気すら感じる。自分の信奉する側の宗教(ゲハ)こそ至高であるという感じの。ある宗教(ゲハ)を信じ、選民思想的な救済(ゲハを選んだことによる勝ち組ソフトの提供)を信じる。そして別の宗教(ゲハ)の人間は偽神の手のひらで踊らされているバカどもめと見下す。相手の宗教、つまり別ゲハを認めてしまえば、選民思想と矛盾をきたすから、激しく攻撃する。まあ、ゲハ板論争は、ポーズというかネタでやっている人が多いんだろうけど。
2012年01月12日
■[日記]あけましておめでとうございます
今年もよろしくお願いします。
特に話題も無いんですが、最近遊んだり読んだりしたものについて。
昨年後半はずっとこれやってました。
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アルエリとガイミラが至高だと思うんですが。
アルヴィン26歳はなかなか良キャラでした。ミラは祀られ系美人。ジュード誰それ。
実家でちまちま読み進めていた黒執事が、最近やたらと面白い。
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エリザベスのキャラ立てが非常に僕好みでよい。
金髪縦ロール少女という一見魔女に頭から食われそうなキャラだけど、12巻はこの娘が全部持っていった。漫画読んでこんなにテンション上がったの久しぶり。
帰省中に読んだ漫画では、あとはこの辺が面白かった。
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黎明のアルカナはファイアーエムブレムっぽくて好き。正統派ファンタジー。
2011年12月24日
■[メモ]個人的な2011年まとめ
2011年は20世紀の残滓の終わりとでも言えそうなことが相次いだ年だと思うので個人的なメモ(カッコ内は雑感)。
▼アラブの春
・チュニジアでジャスミン革命、ベン・アリー大統領失脚(1月)【参照】
・リビア内乱(2月〜)でリビアのカダフィ大佐失脚(8月トリポリ制圧)・死亡(10月、享年69歳)【参照】
・イエメンのサーレハ大統領失脚(11月)【参照】
(twitterといったSNSのおかげで民主化が進んだというのは本当?と首を傾げる点もあるけど、情報共有は革命の基礎であることは間違いない)
▼訃報
(アメリカが21世紀初頭に掲げた「テロ戦争」という主義の一区切りであり、これからも無限に続くであろうテロ不安の一里塚。折しも「9.11」から10周年)
・スティーブ・ジョブズ死去(10月、享年56歳)【参照】
商用パソコン(1970年代後半〜)とスマートフォン(2000年代後半〜)の父。
(2度もIT市場をブーストさせた男。技術革新で世界経済を支えたという点では、この半世紀で最大の英雄といっても過言ではないと思う)
・立川談志死去(11月、享年75歳)【参照】
落語家。笑点(60年代後半〜)の立役者。
(だんしがしんだ。戦後エンターテインメント界の一柱)
・北朝鮮の金正日総書記死去(12月、享年69歳説が有力)【参照】
(本当の「戦後」は朝鮮の統一と、沖縄の米軍撤退が果たされたときだと思う)
→ちなみに、独裁者69歳寿命説
▼世界情勢
・オーストラリア(1月ごろ)、タイ(10月ごろ)など各地で最大規模の洪水多発
オーストラリアの水害は食料価格の高騰、タイの洪水は日本企業の海外生産拠点の停止などの被害を招いた。
・欧州連合(EU)が本格的にヤバい
(通貨は統合しているけど、通貨価値の基盤となる財政の統合をしていないという構造的欠陥が露出。中世くらいまで遡っても歴史的に例のない欧州各国の財政統合は果たして可能なんでしょうか。そして「ユーロ」というメンツを守るため、ドイツは国内の不満を押し切り、働かない借金まみれの他国を支援するのかどうか。重債務国の国債を買い込んでいた欧州金融機関は自業自得だけど、こいつらも助けなきゃならん)
・中国の高速鉄道事故(7月)
浙江省で7月23日夜、高速鉄道の列車が別の列車と衝突し脱線、2車両が橋から転落。
(中国が国の威信をかけた事業が、多数の死傷者を出す大惨事を起こした。事故車両を一度埋めて掘り返すという、洒落のようで笑えない事故処理。中国の鉄道部は、「中国の計画経済の最後の砦であり、『政体合一』体制が長く続き、公安、検察、裁判所システムが一体となった、まるで独立王国のような存在だった」との指摘もある。2010年に日本を抜いてGDP世界2位に躍進した中国の影)
・スペースシャトル退役(初飛行は1981年、2011年7月の135回目の飛行をもって退役)【参照①】【参照②】
(幼い頃に憧れたものの最期。NASAの予算縮小などなど、「フロンティア」であったはずの宇宙を開拓するだけの余裕がアメリカからなくなっているのかもしれない)
・「ウォール街を占拠せよ」運動(9〜11月、11月15日にデモ隊排除)【参照】
世界経済と資本主義の中心地である米国で盛り上がった、高級取り金融機関への批判運動。
(オバマ政権は2008年秋のリーマンショックの原因を作った金融機関に公的資金を注入して救ったが、そのことへの不満が、なかなか景気浮揚と失業率低下の進まないなかで噴出した格好。根っこにあるのは若者の就職難で、バブルが崩壊した国では同じ問題が発生。スペインの25歳未満の失業率の失業率はなんと48.9%と2人に1人が無職。ようこそ低成長・デフレ・就職氷河期とばかりに、欧米の「日本化」懸念が金融市場で話題に)
・世界人口が70億人に達する、国連推計(10月31日)【参照】
・IPアドレス枯渇問題【参照】
(人は増えているし、ネットワークにつながる人も増えている)
・世界でフェースブック、twitterなどSNS無双
(バブリーなにおいがする。日本ではソーシャルゲーム人気。モバゲーとグリーは、出会い系のくっついたパチンコだけど)
▼国内情勢
・「3月11日14時46分」東日本大震災
(地震が起こり、たくさん人が死ぬ。それはこの国にいる以上、仕方が無いことで、16年前の地震と合わせて、この世の不条理さとか色々と考えさせられた。オフィスで目の前の窓ガラスが派手に砕けてPCのキーボードが破片だらけになったのはそれはそれで思い出。あと、東電の原発事故とその後の対応、義援金の振込増によるみずほ銀行のシステム障害など、日本の問題先送り体質が露見する機会となった)
・フクシマ原発事故
(もはや世界の「フクシマ」。「ヒロシマ」「ナガサキ」に続く3発目の原子力被害は、原発というエネルギー戦略を選択した日本人自らの手によるものでした。原発が爆発して放射能まき散らしてもボーナス出るとか、電力会社に就職するべきだったよねー)
・オリンパス騒動(10月に外人社長解任、11月に過去の損失隠し公表)
(13年目の粉飾決算であり、20年の時を超えて蘇るバブルの負の遺産。債務超過でないにも関わらず1990年代から損失を飛ばし続けたというのは、日本の「恥」文化のダメな側面だと思う。縮小が続く日本の株式市場のなかで、証券業界は、自らが過去に侵した業の根深さに再び絶望したのかもしれない)
・民主党とは何だったのか
(震災後もなかなか進まぬ予算成立。政権交代しても国政は変わらないことが判明)
・「大阪維新」大阪府知事選挙・大阪市長選挙のダブル選挙で、大阪維新の会・党幹事長の松井一郎が大阪府知事選挙に、党代表の橋下徹が大阪市長選挙に、それぞれ当選(11月)
(個人的には応援したい流れ)
・アナログ放送停止(7月24日)
日本のテレビ放送において、地上デジタルテレビ放送へ全面移行。東日本大震災で大きな被害を受けた岩手・福島・宮城の3県は、2012年3月31日まで延期となる。
(アナログテレビが止まる日。砂嵐を流しっぱなしにして寝ていた日々がもはや懐かしい)
▼趣味関連
・「灼眼のシャナ」完結(2002年11月〜11年10月)
(異能ボーイミーツガール学園ファンタジーという一時代を築いた始祖の終了であり、2000年代ツンデレブームの終息なのかもしれない。読んだこと無いんだけど。ちなみに、ツンデレで有名な「ゼロの使い魔」(2004年6月〜)も来年終了することが発表された)
・「涼宮ハルヒ」生んだラノベ雑誌、角川書店のライトノベル誌「ザ・スニーカー」が休刊(2月)【参照】
(1993年4月創刊。マネタイズは文庫でやるし、もうwebでいいよね。でもオーフェンはなぜかリバイバル)
・まどか神爆誕、アニメ「魔法少女まどか☆マギカ」人気
(ループという自己満足世界の弊害と、そこから踏み出す勇気。自分の憎しみは自分で飲み込み、他者への呪いとしない。00年代の総決算みたいなアニメだったと思う)
・まおゆう、ログホラ、魔法科高校の劣等生などweb同人活動発のラノベ興隆
・「家政婦のミタ」今世紀初の視聴率40.0%(12月)【参照】
(意外にもテレビコンテンツは死んでいなかった。2000年3月の「ビューティフルライフ」最終回の41.3%もビビるが)
(追記というか感想)
「テロ」と「ツンデレ」という、この10年間を代表する2つの物語(大小の差は激しいが)が飽きられ始めたのかもしれない。次は何なのだろう。死んだと思っていたテレビドラマの一角が活躍を見せ、全盛と思われるSNSでは訴訟問題が発生。総じてみると、何か大きな流れが天井を打ったような感覚がある。気のせいか。
日本は、外部の刺激で膿みが噴出してきたなと思う。でもすぐに忘れるんだとも思う。そういう国民性。大阪維新の会も、いつまで理想を掲げていられるのか。



