HGSSRTAのライコウチャートについて

この記事を書いている今現在では、フロッゼ氏の動画の影響で『ライコウチャート』と言うワードをTwitter等で見かけます。
ここでは、それに関する事柄をまとめて書きたいと思います。
※個人的な見解が殆どですので、そのつもりで目を通していただければ幸いです。


1.『チャート』について

○○チャートと言う単語をRTAでは言っている人が殆どですが、漠然とし過ぎて意味をなしていないことが多いと思います。
フロッゼ氏の動画でプレイされている『ワニノコチャート』を例に挙げるとすると、マツバを倒した後に右方向(チョウジタウン)に向かってます。
一方、下のURLが私が作成した『ワニノコチャート』です。

http://ch.nicovideo.jp/Buster_poke/blomaga/ar734921

ワタル撃破のものですが、マツバを倒した後に左方向(アサギシティ)に向かっています。
これは攻略法的にも大きな違いがあると言えるでしょう。

どちらも『ワニノコチャート』ではありますが、内容は大きく違います。
もちろん違うからダメと言っているわけではありません。
ワニノコチャート』という単語を出したとき、或いは見かけたときに、どちらのことを言っているか分かりませんよね?
故に、単純に○○チャートは云云かんぬんと言うことは、私は少し抵抗があります。
少し敏感になりがちですが、一方を確実に差す言い方をするのであれば、この動画の○○チャート、●●さんの○○チャート、のような言い方にした方が無難だと思います。


2.『ライコウチャート』について

1で説明した通り、『ライコウチャート』にも同じことが言えます。
私が把握している限り『ライコウチャート』は以下の4つがあります。

・ノーセーブ&リセットライコウチャート
・焼けた塔乱数ライコウチャート
・ランダムライコウチャート
・めざ氷ライコウチャート

ネーミングは適当です。4つあるということだけ理解して頂ければ大丈夫です。
一番下の『めざ氷ライコウチャート』は風の噂でしか聞いたことがないので、詳細は不明です。

『ノーセーブ&リセットライコウチャート』
日本記録のチャートです。大まかな攻略方法で分類するとこれが最速だと思います。

『焼けた塔乱数ライコウチャート』
焼けた塔で一度セーブ&リセットを行い、再度、乱数調整を行うやり方です。
私は一番初めにこのチャートを考案しました。

動画:https://www.twitch.tv/buster_poke/v/44888937
チャート:http://ch.nicovideo.jp/Buster_poke/blomaga/ar664131

『ランダムライコウチャート』
このチャートは、大会や並走等のタイマーリセットができないときに使います。
ライコウの乱数調整は一切せず、適当な個体で捕獲し、ライコウの元のスペックだけでゴリ押していく感じです。580族のポケモンが弱いわけないと言う考えから生まれたチャートです。
チャート自体は公開してませんが、【2時間48分49秒】の駅伝記録を出しています。ちなみにこの記録は、現状、日本2位の記録よりも早いです。如何にライコウを使用するとずば抜けたタイムが出ることが分かると思います。
ちなみに練習していたときは、2時間45分台を出したこともありました。
駅伝記録はコチラ:http://com.nicovideo.jp/community/co2354883

『めざ氷ライコウチャート』
詳細不明。以下のような表が作成されているのであることは確か。
http://i.imgur.com/cSdEcLU.png


3.まとめ

以上のことから私が何が言いたいのかというと

・単に○○チャートと言う表現では、伝わらない可能性がある。
・人によっては、チャートによる大きく違う部分がある。
ライコウチャートは複数存在する。

です。
頭の片隅にでも置いてもらえればいいかなと思います。


話は変わりますが、ポケモンRTAがフロッゼ氏の動画の影響で少なからず人気が上がったと思います。
ポケモンRTAプレイヤーとしては大変嬉しいことです。
私自身、いつまでこの競技に携わっていられるか分かりませんが、時間が許す限り精力的に邁進して行きたいと思ってます。

もし、ポケモンRTAに興味がある人は一度挑戦してみては如何でしょうか?
対戦だけでなく他の視点からポケモンというゲームを捉えてみると、違う楽しさがあるかもしれません。