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2011-09-14

その数学が戦略を決める 第3章 確立に頼る政府


子どもを学校に通わせたらば現金を支給。貧困脱出に関する政策は有効か?政府もサイコロをふるのだ。

政府による無作為抽出テスト

  • 政府も無作為抽出テストを使って自分の政策をきちんとテストできる。
  • こうしたテストを義務づけ、効果を実証しようとする動きあり。
  • 実績を実証的に示すことで政治的な横槍にも強くなる。

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従来の政策決定。
政治家や官僚の勝手な思い込みやイデオロギーに基づくもの。
その成果判断も、政策が良かったおかげなのか他の要因なのかが分からず、責任の所在がハッキリとしないのが通例。
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絶対計算の進展によって、政策そのものの有効性のテストができるようになった。本当に効果のある政策の判定ができるようになってきている。
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国民から無作為にサンプルを選んで、その政策があった場合となかった場合とを比較してみればよい。

事例

失業対策に求職支援指導するのは有効か?
 無作為抽出テストによって、追加の研修費用を上回る失業手当削減と税収増があることが実証された。
 ↓
「効果あり」

貧困世帯を高所得地域に移住させるのは有効か?
 無作為試行してみると、どうもあまり効果なさそう。

投獄は犯罪を減らすか、かえって再犯率を高めるか?
 どっちでもないらしい。

貧困削減で、貧困者が登校したりクリニックに来たりしたら金を払う制度は有効か?
 極めて有効。
 成績や人々の栄養状態は大いに改善。

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その数学が戦略を決める (文春文庫)

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