拡散希望!

ナウクリエイションさんのブログから・・・

http://nowcreation.jimdo.com/2015/11/12/拡散希望-11月21日イベントのための瞑想/


拡散希望! 11月21日イベントのための瞑想11月11日付MAKE THIS VIRAL! EVENT MEDITATION 2015-11-21

拡散希望! 11月21日イベントのための瞑想




再び行動を起こすときが来ました! 私たちの世界の運命を私たちが手にすべきときです! 私たちは皆、地球解放のプロセスに時間がかかり過ぎだと思っていますが、そのプロセスを皆で加速させるチャンスが来たのです。ですから、私たちは11月21日に個人やカップルで大小のグループをつくって集います。その日、重要なサイクルが終わり、新たなサイクルが始まります。これはターニングポイントです。私たちが団結すれば、私たち皆が待ち望んでいた変化を引き起こす旋回軸として、このターニングポイントを生かすことができます。大勢の人々がその日に集まり、地球外の星のポジティブな兄弟姉妹と地下にいる光側の存在たちに、彼らの臨在と介入を懇願します。彼らは、私たちが闇の勢力の圧政から地球を解放するプロセスを助けてくれるでしょう。そうなれば、私たちは歴史上初めて、地球の自由市民として自分たちの運命を創り上げる機会を得ることになります。



この日の私たち大衆による取り組みは、「プラン」を活性化させて結実させる助けとなります。その日の私たちの取り組み(活性化)は、我々による、光の勝利の宣言です。これを拡散してください! どうかあなたのウェブサイトやブログに投稿してください。あなたが代替メディアをご存知ならそこに送ってもいいでしょう。あなたがいる地域で、これを行う人々のFacebook グループを立ち上げることもできます。私たちはまた、この瞑想のための一つのメインFacebook グループも必要としています。これに関するビデオを製作してyoutubeに投稿してもいいでしょう。

科学的研究により、大規模な瞑想が人間社会に良い効果を及ぼすことが確認されています。ですから、この瞑想に参加する皆さん一人一人が、実際に、我々のもとにイベントを引き寄せる助けとなります。

http://thespiritscience.net/2015/06/18/studies-prove-group-meditation-can-lower-crime-suicide-deaths-in-surrounding-areas/

http://www.worldpeacegroup.org/washington_crime_study.html

私たちはこの瞑想を、11月21日土曜日、中央ヨーロッパ時間(CET)午後9時12分に行います。

日本時間は11月22日日曜日午前5時12分。

This equals 10:12 pm EET in Cairo, 8:12 pm GMT in London, 3:12 pm EST in New York, 2:12 pm CST in Chicago, 1:12 pm MST in Denver and 12:12 pm PST in Los Angeles, and 4:12 am CST on Sunday, November 22nd in Taipei.

ここで各地域の時刻を見ることができます。

http://www.timeanddate.com/worldclock/fixedtime.html?msg=Event+Meditation&iso=20151121T211221&p1=168

インストランション:

1.あなたなりの方法でリラックスした意識状態にしてください。

2.この瞑想をディスクロージャー及びイベントへのプロセスを加速させるためのツールにするという、あなたの意図を宣言してください。

3.あなたのソウルスター・チャクラ(頭上20?のところ)から、瞑想している全員のソウルスター・チャクラへ光のビームが発せられているのを視覚化してください。




4.以下のことを視覚化してください。

〇今集まった光のビームが地球のエネルギー・グリッドに広がり、地表と地下及び太陽系中の、知覚力をもつあらゆる存在のソウルスター・チャクラに繋がっています。

〇地球の状況に関わっている全存在が、できるだけ速やかにポジティブなあり方でディスクロージャーとイベントを実現させるという目的と調和しています。

〇全プラズマ・ストレンジレット及びトップレット爆弾が、害を及ぼさずに取り除かれています。

〇その他の地球外に由来する兵器技術がすべて暴露されて、やすやすと取り除かれています。

〇完全なるディスクロージャー。地球外生命が存在することと秘密の宇宙プログラムについての大量情報が、マスメディアを通じて包み隠さず公表されています。

〇イベントが起きています。とうとう地球が解放されつつあります。



イベントが如何なるものなのか、この記事で深い洞察を得ることができるでしょう。

http://www.veritasgalacticsweden.net/the-event

イベントのための瞑想に関するアップデートはこちらです。

http://2012portal.blogspot.com

妖精さんの独り言 5−6

月星座とバイオダイナミック農法


 残念なことに、話はさらに怪しい方向へ(TT) 最後に紹介するのは、ルドルフ・シュタイナーがヨーロッパの伝承農法をもとに、独自の観点からヒントを残し、お弟子さんたちが実践的に研究し、体系立てた「バイオダイナミック農法」です。その中でも、一日ずつあるいは一時間ずつ作物の播種や植付け、中耕、収穫のタイミングをずらして、天体の運行と植物の生長の関係を調べ上げた、マリア・トゥーンという方の著書、『マリア・トゥーンの天体エネルギー栽培法 〜進化したバイオダイナミック農法実践本』(マリア・トゥーン著 ホメオパシー出版)の文章を引用してみましょう。


 「すべての有機的なプロセスは「時間」のなかで繰り返されるということを私たちは知っています。このような経過は、ある一定のリズムで戻ってくることが多いのです。最もよく知られているのは昼と夜のリズムで、これが人間の意識に非常に大きな差(目覚めている状態、睡眠、夢を見ている状態)を生じさせているのです。この昼と夜のリズムが起きるのは、地球が自転しているからです。太陽に向いている側は昼で、その反対側が夜です。

 1年の経過もまた、たえず繰り返すリズムです。地球は1年をかけて太陽の周りを移動します。1月初旬、地球は近日点におり、7月の初めには遠日点にいます。

 春夏秋冬の季節の移り変わりは地軸の傾きによって生じます。地球の回転軸は地球の軌道面に対して垂直ではなく、約66°傾いているため、完全に暗黒になる冬と、明るさが絶え間なく続く夏とが交互に入れ替わるのです。その間に、穏やかな季節である春と秋があります。これに対し赤道直下では、昼と夜の長さは一年中変わらず全く同じ長さ、つまり12時間ずつです。

 地球上の生命プロセスは、地球と太陽の関係に左右される季節のほかに、ほかの惑星と月のリズムにも影響されています。惑星とは水星、金星、火星、木星土星天王星海王星冥王星です。植物は、太陽と月、そして惑星から放出されている波動を、自らの「体」の形成と成長を通じて体現する(たとえばレタスの結球)のです。また、蛋白質、脂肪、炭水化物、塩の含有量もこれによって決定されます。

 私たちが研究を進めていくうちに、ある根本法則がどんどん明らかになっていきました。十二宮の星座が、植物の成長に関して大きな意味を持っているのです。植物たちは太陽、月、惑星に反応し、これらの天体は古典的元素である熱、光/空気、水、土(地水火風の四元素?)を通じて自らの力を植物たちに伝えています。種まきの時期・・・いつ種を大地にゆだねるか・・・が最も大きく影響します。栽培時期・・・いつその植物を別の場所に植え替えるか・・・も同等に大きな意味があります。この時期が、種まきの時期の波動を強めたり弱めたりするからです。

 同様に、耕しの時期も重要です。耕すことによって、宇宙からの波動が入るよう、大地を開くからです。この時期が妥当であれば、植物の成長は活発になります。

 また非常に決定的な意味を持つのは、収穫の時期です。たとえば種子や、その植物の繁殖を担う部分を、不適切な時期に収穫すると、翌年は病気になったり成長が弱々しくなったりします。貯蔵用の作物を不適切な宇宙の波動の下で収穫すると貯蔵しても腐敗しやすいのです。」(p.10-12)


 「星座と関連する月

 月は27.3日で地球の周りを一周します。この間に、月は十二宮の星座の前を通り過ぎます。2日から4日かけて、月はある星座から隣の星座へと移動します。月は各宮の前を通るとき、古典的四大元素(熱、空気/光、水、土)を通じてその星座の力を地球に伝えています。(次頁の図)

 3つの星座で1つの三角形が形成されています。黄道の星座は十二宮なので、3つの星座を含む三角形が4つできます。それぞれの三角形には古典的元素が1つ当てはめられています。

 最初のころは私たちも、植物調査には気候の観察が必要であることを、なんとなく感じているだけでしたが、観察をするうちにすぐにわかったのは、ここにも規則性があるということでした。植物の葉がよく成長したのは、その種をまいた日が水気と密接な関係があったときでした。一月のうち、湿度が最高の日と降水量が最高の日は「葉の日」だったのです。気候の観察からはまた、古典的四大元素が植物の体をつかさどることがわかりました。(次頁の図)

 先に述べたように、月は2〜4日ごとに隣の星座の前に行きます。これは、2〜4日で個々の波動が入れ替わることを意味しています。月は約9日間で、同じタイプの3つの星座からなる力の三角形の一つの前を移動し、その間は同じ波動が続くのです。私たちは三角形のリズムに合わせて土を耕したり砂利をまいたりすることで、種子が受け取った波動に新たな刺激を送るのです。」(p.12-14)


植物研究と気候観察の結果から得られた規則性

星 座  四大元素  局地気候     植物の器官

魚 座  水     多湿/降水あり    葉
牡羊座  熱     暖かい        実
牡牛座  土     涼しい/寒い     根
双子座  空気/光  風がある/明るい   花
蟹 座  水     多湿/降水あり    葉
獅子座  熱     暖かい        実/種
乙女座  土     涼しい/寒い     根
天秤座  空気/光  風がある/明るい   花
蠍 座  水     多湿/降水あり    葉
射手座  熱     暖かい        実
山羊座  土     涼しい/寒い     根
水瓶座  空気/光  風がある/明るい   花   


 う〜ん・・・月齢と植物の関係なら、まだ理解できるような気もしたのですが、さらに月星座の影響となると、う〜ん・・・。ちなみに、星占いで俗に言う星座というのは、黄道(=地球から見た太陽の通り道)の上に並んでいる12の星座を指し、ある時期に地球から見て太陽の背後にある星座が、その時期の「星座」ということになります。同じように、地球から月を見た時に、その背後にある星座が「月星座」ということになります。黄道白道(地球から見た月の通り道)は、かなり一致しているので、太陽星座? と月星座は一致します。ただ、1年で12星座を巡るか、約1カ月で12星座を巡るかの違いがあるので、上記の通り、太陽星座の場合はほぼ一カ月で一つの星座の前を通り過ぎますが、月星座では2〜4日で一つの星座の前を通り過ぎることになります。そして、バイオダイナミック農法では、太陽や月は、その背後にある星座(銀河あるいは宇宙のその方向)のエネルギーを集めて、地球に送る働きをしていると考えられています。


 大まかにトゥーンさんの主張をまとめると、播種に関しては、根菜は「根の日」(牡牛座、乙女座、山羊座)、葉菜は「葉の日」(魚座、蟹座、蠍座)、果菜・豆類・穀物は「実の日」(牡羊座、獅子座、射手座)、花は「花の日」(双子座、天秤座、水瓶座)に播くのが良いそうなのですが、なぜかカリフラワーは「葉の日」、ブロッコリーは「花の日」に播いた方が成績が良いのだとか!? な〜ぜ〜?


 中耕・・・つまり、播種後や定植後に植物の周りを耕したり土寄せしたりする作業についても、基本的には、播種と同じようにその植物に合った日を選ぶのが良いそうなのですが、それ以外にも面白い・・・いや怪しいことを言ってはるので、引用してみましょう。


「土を耕す作業

 土を動かすとき、つまり耕すときも種まきのときも、宇宙の力が地の中に入り、植物の成長に対してポジティブにもネガティブにも影響を与えることができます。したがって、それぞれの植物にとって適切な日を選ぶことがとても重要なのです。適切な日を利用するために悪い天候条件を避けるためには、月がまた同じ力の三角形の前に戻ってくるまで約9日間待つことになります。

 もし不適切な日に植物の周りを耕すと、適切な種まきの日や植え付けの日に得たポジティブな効果が弱まってしまいます。

 耕す作業の際にも、種まきのときに得たのと同じ波動が望まれます。たとえばレタスの種は葉の日にまかれ、葉の日にその周りが耕されます。

 私たちが掘る深さは約3㎝です。それ以上掘るのはお勧めしません。こうして窒素の多い空気を土の中へ入れることができます。

 秋に畑を耕作すると、土の中には十分バクテリアが生息でき、このバクテリアが窒素を土(とそれに付随するもの)とむすびつけることができます。そのようなわけで、私たちの経験上、耕すという作業は、ある意味、肥料のような効果を生むのです。

 また、耕す作業には、時間帯の特徴も利用しましょう。朝、土は息を吐き出しています。そのため、朝に土を耕すと、水分が過剰な土は湿気を吐き出すことができます。夜、土は息を吸い込んでいます。そのため土を夜耕すと、乾きすぎた土が周囲の湿気を吸い込み、土中に水分を送り込むことができます。


 耕す作業を比較すると、次のような結果が出ました。
・・根の日に耕すと窒素の結合が促進され、
・・葉の日に耕すとカルシウム代謝を活発にし、
・・花の日に耕すとカリウムとリンの活動が活発になり、
・・実の日に耕すと硫黄プロセスが活性化する。」(p.23-24)


 収穫に関しても、播種と同様で、それぞれの植物に合った日に収穫すれば保存が良くなると言います。唯一の例外は葉菜で、保存する際には、「葉の日」ではなく「花の日」か「実の日」に収穫する方がいいそうです。


 この本には、これ以外にも、もっと怪しいメソッドが満載なのですが、趣旨としては、月星座に合わせて植物を育てることによって、効果的に宇宙エネルギーを取り込み、栄養満点でヴァイブレーションの高い野菜を収穫することができる・・・ということのようです。まあ、アナスタシアさんの話と重なる部分もあるようですが、何しろ自分で実際にやって確かめてみないことには、何とも言えません。ちなみに、トゥーンさんが毎年作っている「種まきの日」という農事暦は、日本ではぽっこわっぱ舎というところが翻訳していて、毎年3月か4月くらいに、『種まきカレンダー』のタイトルでイザラ書房から出版されています。

 
まあ、植物が宇宙エネルギーの影響を受けており、また宇宙エネルギーを利用して栽培することができるとしたら、私たち人間も、同じように宇宙エネルギーの影響を受けていて、宇宙エネルギーを利用した教育を行うことも可能なのではないか? と言えそうですが、そうなると、むしろ「占星学(アストロロジー)」を勉強しなくてはならないかもしれません。天体の運行と人間の運命や世界の動きとの関係を研究してきたのが「占星学」であり、日本でも安倍晴明以来の伝統が知られていますが、天体の運行との関わりがあまり感じられない「太陽暦」を導入し、地動説というドグマによって地球と他の惑星のダンスを見えなくしてきた存在が、同じように「占星学」に「非科学的」というレッテルを張り、私たちと宇宙のつながりを断ち切ってきたようにも思えます。そのつながりを、もう一度、取り戻す時期に来ているのではないか? というのが私の希望的観測だったりします。


おわりに

 地動説から天動説へ・・・どころか、惑星軌道の幾何学的配置、太陽暦太陰暦、月と農業、月星座とバイオダイナミック農業・・・と、あらぬ方向に展開して、ヴォイジャーのように太陽系外に飛び出してしまいましたが、最後にダメ押し? 最近、人間のDNAの2重螺旋は、元々は12重螺旋だったものが、悪い宇宙人? によって切断されて、本来の能力を発揮できないようにされたのだ!? みたいな話が、インターネット上の怪しいサイトで語られるようになってきました。そして、魚座の時代から水瓶座の時代へ移行しつつある今、その12重螺旋が修復されて、私たち人類は本来の能力を取り戻すのだと!?


 まあ、これが本当か嘘かは分かりませんが、マクロコスモスとミクロコスモスの照応で考えるなら、太陽暦や地動説が示唆してきた太陽と地球の1対1の関係性(二元的関係)を表わす2重螺旋が、他の惑星や月との関係を踏まえた12重螺旋に進化していくのだと考えると面白いかもしれません。



妖精さんの独り言 5−5

月と農業


 最新の研究では、「収穫後の野菜にも生体リズム(概日リズム)が存在する」ということが明らかにされていて、収穫後も害虫を忌避する成分の周期的な変化が観察されているそうです。そういう意味では、植物もまた、様々な生体リズムを持っているのは確かだと言えますが、現代科学が明らかにしているような、日長に反応して栄養生長から生殖成長に移行して、開花したり結実したりするという事実だけでなく、月齢との関連で様々な変化が周期的に現れるということも、農業の現場では指摘されています。まあ、月齢との関連で見る場合と、潮汐との関連で見る場合があるのですが、月齢と潮汐は深く結びついているので、同じものとして見てもよいでしょう。


 月齢と農業の関係に関する、おそらく本邦初の本、『月と農業 〜中南米農民の有機農法と暮らしの技術』(ハイロ・レストレポ・リベラ著 農文協)では、月齢が植物の樹液の流れに影響を及ぼしており、満潮時には植物の生長が早くなり、干潮時には生長が緩やかになるとも指摘しています。また、月光が種子の発芽に影響するほか、新月から満月に向かう時期には光合成が盛んになり、満月から三日間の間にピークがやってくるとも述べられています。


 以下、「2.1年生作物栽培に与える月齢の影響」の項から、野菜に関する記述を引用してみましょう。


「●地上部を収穫する野菜の播種と移植
 過去からの言い伝えでは、播種するのは月が膨らんでいくとき(新月から3日目〜満月の3日前までの、水分が地上部へ拡散する時期)がよいとされる。とくに満月の2〜3日前までに播種を完了するのがよりよいとしている。こうすることで、トマト、ナス、オオムギエンバク、コメ、コムギ、トウガラシ、トマトの木・ルロ(トマトに似た果実)、飼料用トウモロコシ、ピーマン、キュウリ、グリンピース、長ネギ、マメ、インゲン、ソラマメ、ポロネギ、白菜などの野菜類が大きく育ち、実を多く結ぶとされる。

 また十八夜(満月後3日〜新月の最初の3日間、水分の下部への拡散時)には地下に育つ野菜、ニンジン、ダイコン、ジャガイモ、ビート、タマネギ、ニンニク、セロリ、ハツカダイコンなどを播種するとよい。


重要な観察:
 留意したいのは、地上部でも地表面に育つレタス、フダンソウ、ホウレンソウ、リトルコーン、キャベツなど葉を食用にする野菜の場合は、二十六夜で播種したほうがよいことである。三日月で播種すると花が早く咲いてしまう傾向がある。とくにレタスでは顕著で、植物が歪んでしまうと主張する農民もいる。

 このように果菜であれ、子実野菜であれ、満月の3日前に播種するという規範は間違いなく世界的なものといえよう。その根底には、日光よりも弱いが地中の奥深くまで浸透する月の光の働きがある。種子や苗木が生育の初期の段階に月光の放射を受けると発芽が早まり、葉と花の著しい生長が見られる。その月光に一番長くさらされるには、三日月のときに播種すると可能になる。それとは逆に、下弦の月のときに播種し、約15日間、月光がほとんどゼロの状態で育つと、根の発育が助長され、開花と結実の遅延が見られる。」(p.63)


 月齢と播種適期の関連については、日本でも伝承があるようで、例えば、「コマツナは二十六夜に播種するのがよい」と言われていて、これは中南米における伝承と一致しています。基本的には、地上部を食べる野菜は満月前の若潮長潮の日に播種し、地下部を食べる野菜は新月前の小潮から中潮に移行する日に播種する・・・というのがセオリーのようです。


 続いて、『農業と月』から、収穫時期についての記述を引用してみましょう。


「●果菜、子実野菜、マメ類と穀類を生食用に収穫
 果菜、子実野菜、マメ類と穀類を生食用に収穫する場合、以下のように二つに分けて考えることができる。


A−収穫の集中期間
 上弦の3日後から満月の3日後までの間の7日間(この時期に地上部へ水分が集中)。この期間は、果菜の実、野菜、マメ類、穀類の生食用、柔らかいトウモロコシなどがもっともジューシーになると同時に、食味ももっともよくなる。


B−収穫の拡散期間
 だいたい14日間で、前述の期間も含めて、新月後の4日目から満月後の十八夜までで、この期間に果菜の実は汁気がもっとも少なくなる(地上部水分の拡散時期)。」(p.63-64)


 残念なことに、翻訳がまずいせいか、この部分がちょっと分かりづらいのですが、Bの期間は植物の地上部に水分が拡散する時期で、そのなかでもAの期間は、実などに水分が集中する時期だということのようです。


 根菜類に関しては、逆のことが言えるのですが、『農業と月』によれば、味が良くなり、栄養価が高まるのは、二十六夜から新月の3日までの間で、すぐに食べるのならこの期間がベストだそうです。ただし、長期間保存したり、種芋として利用する場合には、地上部に水分が拡散して地下部の水分が減少する、上弦の3日後から満月にかけての時期がベストだそうです。


 他にも、剪定の時期や雑草を刈る時期についても、色々な知恵があるのですが、基本は、新月の4日後から満月後の十八夜までの期間が、植物の地上部に水分が引き上げられる時期で、そのなかでも上弦の3日後から満月の3日後(中潮〜大潮)の時期には地上部に水分が集中するようです。逆に、満月の4日後から新月の3日後(三日月)までは、地下部に水分が拡散する時期で、その中でも二十六夜から新月にかけて(中潮から大潮)の時期には、地下部に水分が集中するようです。そのことを頭に置いて、農作業を進めていくとよい、ということでしょう。


 こうした文献や、地域に伝わる伝承などをもとにしながら、日本の各地でも、月齢を農作業のスケジュールに取り入れる動きが広がっているようです。その中でも面白いのは、大潮前のタイミングを見計らって施肥を行なうという実践と、大潮後のタイミングを見計らって害虫防除を行なうという実践です。


 前者の施肥に関しては、ナスの栽培者で、試しに小潮の時期(上弦あるいは下弦の前後)に施肥をしてみたら、病害虫が多発して大変なことになったという人がいて、「それなら逆に大潮の時期に施肥をしたらどうだろうか?」と思って、試してみたら、これがうまくいった!? という方がいたそうです。先に取り上げた『農業と月』でも述べられていますが、どうも植物は大潮の時期に生長が活発になるので、それに合わせて大潮前に施肥をしてやると、生長や収量が良くなるのではないか? と考えられています。逆に小潮の時期は生長が鈍るので、この時期に施肥をすると、吸収されなかった肥料分が植物体内に貯まってしまって、バランスを崩して、病気になりやすくなったり、害虫を引き寄せやすくなったりするのではないか? ということです。 


 さらに細かい実践を行なっている人たちは、満月前後の大潮前には、地上部の生長が旺盛になるので、葉肥であるチッソ(N)を中心とした施肥を行い、新月前後の大潮前には、根肥であるカリ(K)を中心とした施肥を行なう・・・という方もおられるようです。また、肥料を吸収させるのには水が必要なので、潅水のタイミングも重要なのですが、これも大潮前に行なうと良いようです。


 後者の害虫防除に関しては、満月あるいは新月の大潮前のタイミングで、害虫の皆さんが結婚して、子作りに励まれる・・・というか、交尾して産卵するので、その卵が孵化しはじめるタイミング、つまり満月あるいは新月の大潮から中潮に切り替わるタイミングで防除をすると、非常によく効いて、害虫を抑えられる・・・ということです。殺虫剤の散布に関して言えば、例えば、あらゆる野菜を食べると言っても過言ではない、ハスモンヨトウという方がおられますが、この方はだいたい5回脱皮して、6齢幼虫になってから蛹になり、土中で過ごしてから、成虫になってさらなる繁殖に励まれるか、晩秋には土に潜って越冬されます。


 この方をやっつける農薬としては、モスピランとかアファームとか・・・主に鱗翅目の昆虫をターゲットにする農薬が用いられるのですが、残念なことに、3齢幼虫くらいまでしか殺せません。大きくなってトマトに穴を開けて、そのなかでとぐろを巻いている人などには、直接かけてもびくともしない(TT)。逆に言うと、孵化したばかりの幼虫にはよく効くわけで、そのタイミングを掴まえることができれば、少ない散布量で最大の効果を上げることができるわけです。(『現代農業 特集「月と農業」』参照)


 この他にも、花のつき方や収穫量と月齢の関係や、潮の満ち干きと植物の生長の関係など、生活がかかっていて、日々、植物を観察している農家さんたちは、かなり細かいところまで調べているようです。こうした月齢や潮汐のリズムと植物の生長の相関関係を調べることによって、農家さん的には、前もって植物の変化を予知できて、その変化に対して手を打てることにメリットがあるようです。そして、旧暦との関連で言うなら、例えば果菜の種まきは12〜15日とか、葉物の種まきは26〜30日とか、防除は5日前後と20日前後、追肥は11日前後と26日前後・・・みたいに、日にちが決まっていて分かりやすかったりします。



 学生時代に、友人と鳥取砂丘を見に行ったとき・・・
ぼろぼろの民宿の部屋でちょっと仮眠をとったら、
なぜか・・・音に満ちた世界に入っていた・・・


 たとえるなら、オーケストラの音あわせみたいな感じ!?
あの次元の音世界をいちばんリアルに表現しているのが、
これだと思う。


 あとは、コルトレーンの「メディテーションズ」が近いんだけど、
まあ、ちょっとアヴァンギャルドすぎるというか、
騒がしすぎるというか・・・


妖精さんの独り言 5−4

宇宙のリズムと生体リズム


 いきなり「暦」の話になりましたが、実は、1年が地球の公転周期であり、1ヶ月が(太陰暦では)月の公転周期であり、1日が地球の自転周期であることから分かるように、惑星の軌道上の運行を時間軸に転回したものが「暦」だと言うことができます。言い方を変えると、円軌道を描いている物体の位置を、縦軸に空間的位置、横軸を時間軸とした図に書き入れていくと、正弦曲線(波のような図形)が描かれます。つまり、円軌道からリズムが導き出されるのですが、このリズムを表わしたものが「暦」であるとも言えます。


 地球の公転軌道から「1年」という季節を含んだリズムが導き出され、月の公転軌道から「1ヶ月」のリズムが導き出され、さらには、地球の自転から「1日」のリズムが導き出されるわけです。さらに言えば、火星の公転周期からは約2年、木星の公転周期からは約12年、土星の公転周期からは約30年、天王星の公転周期から約84年のリズムが導きだされます。占星学では、これらの惑星のリズムあるいはサイクルが重視されますし、「干支」や「還暦」の背後にも、木星土星の公転周期の影響が窺われます。


 こうしたマクロコスモスにおけるリズムやサイクルに照応して、ミクロコスモス、つまり私たちの心身にも、「生体リズム(バイオリズム)」というものが存在しています。短いものでは、90分で交替するウルトラディアン・リズムから始まって、1日(24時間)のサーカディアン・リズム、さらには1週間や1ヶ月のリズム(月経のリズムがそうですね)、半年のリズム、1年のリズム、12年のリズムなどが知られています。


 面白いことに、サーカディアン・リズムに関しては、洞窟のなかで長期間行なった実験では、24時間ではなく25時間のリズムが報告されていて、おそらく、本来の生体リズムは25時間なのだが、現在の地球の日周期に合わせて24時間に調整しているのだろうと言われています。一昔前までは、火星の1日が約25時間なので、「地球人はもともと火星人だったのではないか?」という仮説もありましたが、最近、目にした彗星研究家にして臨死体験者の木内鶴彦さんの話では、1万5千年前には、何故か月が存在しなくて、月が存在しない地球では1日は25時間だったから、サーカディアン・リズムは25時間なのではないか? とのことでした。こうしたことから、人間の生体リズムは、太陽や月、惑星の運行に合わせて調整しているものの、それそのものはマクロコスモスのリズムからは自立した独自のリズムを持っているのではないか? と見ることもできます。人智学者のルドルフ・シュタイナーが、「植物や動物のリズムは、宇宙のリズムの支配下にあるが、人間のリズムは、宇宙のリズムから独立している」みたいなことを言っていたことを思い出します。


 こうした視点から考えると、明治以降、日本において旧暦が使われなくなり、太陽暦グレゴリオ暦が使われるようになったことには、二つの意味があるようです。後でも述べますが、旧暦が日本の自然のリズムと深く結びついていて、それが故に、日本人の生体リズムにも合った暦であったことを考えると、グレゴリオ暦の導入は、日本人と自然の結びつきを断ち切る意味があったと言えるでしょう。それは他方で、自然への従属を断ち切って、日本人の「自我」を確立するとともに、「世界時間」の導入によって、グローバルな世界への参入を促す意味もあったのでしょう。しかし、ここで問題になるのは、その「グローバルな世界」というものが、いったい誰が、何のために、誰のために作ったものなのか? ということです。その隠された意図が一気に明らかにされるような、そんな時代を迎えつつあるようですが・・・。



むう・・・この動画は、微細な次元の生体エネルギーのバイオリズムを
扱っているみたいですね。
リズム=バイブレーション(振動)と捉えるなら、
私たちは、沢山のリズム、沢山のバイブレーションが集まって、
リズム的な「ハーモニー」を奏でている存在と言えるかもしれません。


さらに、お互いのリズムが干渉しあっていることを踏まえると、
凄まじく複雑なバイブレーション・フィールドを生きていると
言えるでしょう。


その集合的な「バイブレーション・フィールド」を都合の良い方向に
方向付けるために、911や今回のフランスのテロ事件みないな
「偽旗作戦」が起される。


そろそろ、私たちも目覚めないといけない。
というか、目覚めるのは「いまでしょ!」

妖精さんの独り言 5−3

幾何学的な宇宙


 何がそんなに「ヤバイ」のか? 実は、太陽系の惑星の軌道は、コンパスと三角定規(2種類)があれば、長さとかは測らなくても、ほぼ正確に(99%のオーダー)描くことができると言うのです。前ページの図をもとにすれば、少なくとも水星から天王星までの軌道は描けるはずです。まあ、実際に宇宙空間に、図のような幾何学図形が描かれているわけではないと思いますが、しかし、「宇宙は偶然による産物ではなく、誰かによってデザインされたのだろうか?」と考えたくもなるような事実です。


 前ページの図は、天動説というよりも、従来の地動説に基づく太陽系モデルに関するものですが、同心円状の太陽系モデルを示されて、それぞれの惑星と太陽とのあいだの距離を数値で示されて、「これが太陽系です」と教えられるのと、コンパスと三角定規を渡されて、「これで太陽系の惑星軌道を描いてみなさい」と言われるのとでは、私たちの住んでいる「太陽系」に対する理解の深さがまったく違ってくると思います。


 このあたりに、この「地動説から天動説へ」という文章で提起したい問題があります。つまり、「科学的で客観的な視点」を与えられることで、私たちは「主観的な現実」から切り離されて、誰かさんにとって都合の良い「仮想現実」に取り込まれ、その歯車にされているのではないか? ということです。「いま、ここ」を生きている私たち自身の視点から宇宙を眺めるなら、宇宙の中心は「私」であり、「私」の足元にある地球を中心にして、月が巡り、太陽が巡り、金星が巡り・・・しかも、地球は太陽系の中で幾何学的な図形によって決定される位置に配置されています。


 ところが、前述したように、太陽系の黄道面から垂直方向に1天文単位くらい離れた「視点」から見た太陽系を、「科学的な真理」として与えられることによって、私たちは自分の主観的な視点、さらに言えば宇宙の中心として宇宙を創造する存在としての自分というものを奪われ、自分の夢のなかではなく、誰かの夢のなかで生きるように強いられているのではないでしょうか? もしそうだとするならば、もう一度、自分の「主観的な視点」を取り返して、自分の周りに世界を「再創造」あるいは「共同創造」することが、大事な課題になってくるのではないでしょうか?



太陽暦太陰暦


 さて、話はガラリと変わりますが、次に「暦」の話をしたいと思います。要するに、「カレンダー」のことですが、現在、日本で使われているのは「太陽暦」あるいは「グレゴリオ暦」と言われる暦です。1年が365日で、4年に1度のうるう年で、誤差を修正して、それでも追いつかない場合には、大晦日と元旦の間に何秒か足して調整しています。で、なんで1月1日が、1月1日なのか? ・・・私には分かりません。何か約束事があったのでしょうか?


 これに対して、江戸時代まで使われていた「旧暦」は、「太陰太陽暦」とも言われます。基本的に、太陽暦は太陽の運行というか、地球の公転周期をもとにして定められた暦であり、太陰暦は月の運行をもとにして定められた暦です。旧暦では、基本的には新月を一日(朔日)として、十五夜の満月を経て、二十九日か三十日が晦日で、月の終わりになります。月が地球の周りを公転する周期は、27.3日ですが、これに地球の公転によるズレが合わさって、一ヶ月は29.5日になります。だから、一ヶ月は29日あるいは30日ということになります。


 それで問題になるのは、月の公転周期と地球の公転周期、つまり一ヶ月と一年のあいだにも、ずれが起こるので、太陰暦だけでは季節のずれがどんどん激しくなってしまいます。そこで、4年に一度、閏月を入れて、ある月を2回繰り返して1年を13ヶ月にすることで、季節のずれを調整していました。だから、旧暦は「太陰太陽暦」と言われます。基本的には、冬至春分の中間点あるいは黄経315度となる日を立春とする二十四節気七十二候で、季節の移り変わりを認識していました。ちなみに今年は旧暦では9月が2回あるので、仲秋の名月が3回あるのだとか!?


 以上のことから伺えるように、旧暦で暮らしていた昔の日本人は、常に月齢=月の満ち欠けを意識しながら暮らしていました。というか、日にち=月齢なので、毎月1日は新月、3日は三日月、7日前後が上弦、十五夜が満月、21日前後が下弦、30日が晦日月という具合で、お月様の満ち欠けの具合でだいたいの日にちが分かる・・・という世界を生きていたわけです。同時に、二十四節気七十二候を通して、季節に応じた自然界の動きを意識しながら、農作業や仕事や行事を行なっていたと言うことができます。


妖精さんの独り言 5−2

新年おめでとうございます。
今年が「天動説的転換」元年となることを願っています。
皆さんの足元が崩れ始めても、
古いものにしがみつかないように!!
足元の地面がなくなっても・・・
「あれ? 落ちないじゃん!」
みたいなこと。

溺れそうになったときに、
大きく息を吸い込んでリラックスする。
もがけばもがくほど水底に沈み、
息を吸い込んだまま身体の力を抜けば、
水面に浮かんで溺れない。

まあ、いざというときには、
なかなかできないのですが・・・
日々、手放し、明け渡すことを意識して暮らしていれば、
もしものときにも、そう動けるかなあ?



地動説から天動説へ


 解説の方に説明がありますが、地球を中心に置いた場合の水星と金星(と太陽)の軌道の図です。つまり、「天動説」を採用して、地球を中心とした惑星や太陽の動きを描くと、このような図形になるわけです。最近になって、なぜか農業の本・・・『バイオダイナミック・ガーデニング』でこの図を見つけて、ひっくり返りました。正直、天文学関係の本もかなり読んできたのですが、「天動説」に立った場合に、実際の惑星の軌道がどう描かれるか? ということに関する図を見たのは初めてでした。


 「これは、ヤバイ!」と思って、勉強しなおしてみたのですが、いやいや、思っていた以上にヤバイです。何が「ヤバイ」のか? 「地動説」=「地球は太陽の周りを回っている」で思考停止していたのですが・・・よく考えると、太陽は宇宙の中心ではない。太陽は、天の川銀河のグレイト・セントラル・サン(中心太陽・・・いや、ブラックホールがあるとも言われていますが)の周りを約2億2600万年かけて周回している。では、天の川銀河のセントラル・サンが中心なのか? いやいや、天の川銀河もそれが属している銀河団の一つで、この宇宙には無数の銀河団があって、もしかすると宇宙の中心の周りを周回しているのかもしれないし、していないのかもしれないし・・・。



 ということは、太陽を中心に置く・・・というのも、相対的なことで、銀河レベルや宇宙レベルで考えるなら、太陽を中心にして考えるのも、地球を中心にして考えるのも、そんなに変わらないのではないか? ということになります。では、なんで「地動説」が正しくて、「天動説」が間違っているのか? それは、「科学的に」正しいということなんですが、では、その「科学」における「正しさ」の基準はどこにあるのでしょうか? その基準は、例えば「普遍性」とか「再現性」とか、いくつかあるのですが、この場合に適用されるのは、「説明原理が単純な方が正しい」という基準なのです。ケプラーが導き出した円軌道(あるいは楕円軌道)の方程式の方が、前ページの図のような複雑な図形の方程式よりも単純である・・・だから、「天動説」は間違っていて「地動説」は正しい・・・と、科学者たちは言うわけです。


 私たちがよく目にする太陽系の図ですが、あれは一体、どこから見た図なのでしょうか? 太陽を中心にして、円盤状に広がる平面(黄道面)に、惑星の軌道が同心円状に描かれていますが、これは黄道面に対して垂直方向に離れた場所で、太陽に視点を固定した地点から見た図なのです。「客観的な視点」かもしれませんが、惑星探査機でさえも、だいたい黄道面に沿って飛行するので、実際にこの視点に立って太陽系を眺めた人類は存在しないわけです。


 一方で、前ページの図も、黄道面から垂直方向に離れた場所・・・ただし、地球に視点を固定した地点から見た図ということになります。したがって、その地点から地球に近づいていって、地球上に降り立てば、地上において私たちがある意味「主観的」に経験している惑星の動きとして見ることができるわけです。実際、地上から金星の5つの花弁を描く動きを観察することは可能だといいます。さらに、金星の引力を始めとする不可視のエネルギーを想定するなら、私たちは非常に微細であっても、この5つの花弁を描く軌道を反映するような形で、そのエネルギーの強弱や変化を感じている可能性があるわけです。


 実を言えば、前ページの図の解説にあるように、ルドルフ・シュタイナーという人は、地球を中心として水星が描く3つの花弁のような軌道と、同じく金星が描く5つの花弁のような軌道が、それぞれ3つ(あるいはガクと合わせて6つ)の花弁をもつ花や、5つの花弁を持つ花と対応しているのだと考えました。これを偶然の一致として片付けるか、マクロコスモスとミクロコスモスの照応として捉えるか、見方の分かれるところではありますが、もし本当に「科学的」に考えるなら、「今のところ、偶然ともそうでもないとも言えない、分からない」と言うべきでしょう。





 他にも「ヤバイ」事実が色々と分かってきました。というか、なんでこういうことを学校で教わる機会がなかったのか? いや、学校で教わる以外にこれだけ本を読んできて、なんで最近まで、こういう情報に触れる機会がなかったのか? そう思うことが多い、今日この頃だったりします。私たちは、想像をはるかに超えて、ヤバイ? 宇宙に住んでいるのに、それをまったく教えようとしない・・・というか、隠しているだろう? お前ら! みたいな。


 その「ヤバイ」図の数々が・・・これだあ〜(次ページ)


妖精さんの独り言 5−1

 今回のシリーズは、テキスト?があります。
というか、図を見ないと分からないのですが、
その図は、以下の本に掲載されています。
興味のある方は、購入して参考にしてみてください。


太陽系の美しいハーモニー:惑星のダンス、天の音楽 (アルケミスト双書)

太陽系の美しいハーモニー:惑星のダンス、天の音楽 (アルケミスト双書)


 それから、地球を中心にしたときの、
水星と金星の軌道図は・・・以下の本に掲載されています。


バイオダイナミック・ガーデニング―もうひとつの有機農法の実践 (ホメオパシー農業選書)

バイオダイナミック・ガーデニング―もうひとつの有機農法の実践 (ホメオパシー農業選書)


 バイオダイナミック農法の入門書としてもお勧めなので、
こちらもご興味のある方はどうぞ。
 このブログの更新も、これが今年最後になります。
皆様、よいお歳を!





地動説から天動説へ


はじめに


 ガリレイガリレオの有名な言葉・・・「それでも、地球は動く」。私も小学生の頃、ガリレオの伝記を読んで感動して、「僕も、ガリレオになる」なんて思ったこともありました。いま振り返ってみると、かなり節操がなくて、湯川秀樹の伝記を読んだ後は、「僕も、京大に行って、理論物理学者になって、ノーベル賞をもらう」と宣言していたし、野口英世北里柴三郎の伝記を読んだ後は、「医学者になって新しい病原菌を発見する」と言って、学校の自分の机にコレラ菌とかチフス菌の絵を描いていたり、エジソンの日記を読んだ後は、「やっぱり、発明家になる!」とか言って、わけのわからんものの設計図をノートにいたずら書きしたり、ガンジーの伝記を読んだら、「僕もガンジーになる」と言って・・・などなど。


 まあ、どちらかと言うと、科学者の伝記の印象が強かったので、小学校では科学クラブに入って、直径2mくらいの星座版を作ったり、顕微鏡で緑虫とかミジンコとかを観察したり、小学校の裏の崖で化石を掘ったり・・・どう考えても理科少年という感じでした。だからと言うわけではありませんが、かなり早い時期から地動説を信じていました。あの頃は、宇宙関連が熱くて、ヴァイキングとか、ヴォイジャーとか、スペースシャトルとかが活躍していたので、楽しかった覚えがあります。ちなみに、2段ベッドの上から落ちるのが怖くて、妹に上と下を替わってもらって、ベッドの天井にスペースシャトルのコックピットから見た地球の写真を貼って、ドヴォルザーク交響曲『新世界から』の第3楽章と第4楽章を聴きながら眠りに就く・・・という怪しい小学生でした。


 前置きが長くなりましたが、「地動説」。ガリレオ以前、というかコペルニクス以前は、地球が宇宙の中心で、地球の周りを太陽や月を始めとする、星々が周回しているのだ! という「天動説」が常識でした。この常識に従わないものは火あぶりの刑にされるという、なかなかハードな時代だったみたいですが、ティコ・ブラーエやコペルニクスケプラーガリレオニュートンなどの活躍で、地球は太陽の周りを回っているのだ! という「地動説」が認められるようになり、キリスト教会などの反対を覆して、世の常識になるに至りました。めでたし、めでたし・・・


 こういう足元が崩れるような価値観の転換を「コペルニクス的転回」と言ったりします。実際、地球は動かない・・・「大地はしっかり固定されている!」と思っていたら、地球は太陽の周りを自転しながら回っている・・・「すげえ速さで動いているじゃん!」ということになってしまって、当時の人たちは非常に恐ろしい思いをしたんじゃないかと思います。私も子どもの頃は、「すごい速さで太陽の周りを公転している上に、さらに自転しているのに、なんで風で吹き飛ばされないんだろう?」と、疑問に思ったものです。走っている電車のなかでジャンプしてみても、ジャンプして空間に留まっている間に電車だけ移動して、私は後方の連結部に激突・・・というふうにはならないので、何か知らないけど、そういう原理で地球の上から振り飛ばされずに済んでいるんだろう・・・と納得していたのですが。まあ、そういうことを考え始めると、地面に仰向けに横たわって青空を見ながら、「なんで、あの空に落ちていかないんだろう!?」みたいなことも疑問に思い始めます。ニュートンの伝記を読んで、「万有引力の法則」で「引力」というものがあるから、地球に引っ付いて離れないんだ・・・と納得したのですが、しかし、大人になってからも時々、「いま、突然、引力がなくなったら、やっぱり空に落ちていくよなあ・・・」みたいなことを考えます。


 で、「地動説」。なんで「正しい」のでしょうか? 地球は太陽の周りを回っている。他の惑星も、太陽の周りを回っている。水金地火木土天海冥・・・まあ、海王星冥王星の順番が入れ替わったり、冥王星が惑星じゃなくなったり、未知の惑星二ヴィルの存在が噂されたり・・・太陽系も結構、大騒ぎだったりしますが、一応、太陽を中心としてこれらの惑星が円あるいは楕円軌道を描いて回っている、同心円状の太陽系の図というものが、私たちの頭のなかの常識になっています。


 というわけで、次のページの図(『太陽系の美しいハーモニー』および『バイオダイナミック・ガーデニング』の図)を見て頂きましょう。