バイバイ原発・京都 のブログ

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8月3日(日) 川内原発の再稼働を止めよう!学習・交流会

パブコメ出そう:「安全だとは言っていない」・・無責任な審査で再稼働やめて
☆避難計画に関する関西の取り組み交流

ゲスト
阪上 武さん(原子力規制を監視する市民の会/フクロウの会代表)
鈴木絹江さん(NPO法人ケアステーションゆうとぴあ理事長)

日時:8月3日(日)午後1:30〜4:30 (開場1:15)

場所:大阪市立総合生涯学習センター 第一研修室
大阪駅前第2ビル5階 http://osakademanabu.com/umeda/?page_id=4970
 
資料代:500円(カンパ歓迎です)

主催:おおい原発止めよう裁判の会/原発防災を考える兵庫の会/原発なしで暮
らしたい丹波の会/グリーン・アクション/美浜の会


◆火山のリスク無視?! 汚染水対策なし?! 地震に耐えられない?!

原子力規制委員会は7月16日に、川内原発が新基準に適合しているとして事実上の合格書である「評価書案」を公表しました。8月15日まで、全国からパブコメを募り、その後正式な合格書を出そうとしています。田中委員長は規制委員会の審査について、「基準の適合性は見ているが、安全だとは言っていない」と繰り返しています。再稼働した場合の安全に誰が責任を持つのかについても「安全の第一義的責任は事業者だ」と自らの責任を放棄しています。

川内原発の再稼働を止めるため、市民から多くのパブコメを出し、再稼働に反対の声を上げていきましょう。「審査書案」は418頁にもわたります。そのため、「審査書案」のどこに問題があるのか、阪上武さんに分かりやすく説明してもらいます。

火山のリスクを無視していること、福島第一原発のような深刻な汚染水対策が全く抜け落ちていること、炉心溶融が始まっても原子炉に水を注入しなくてもよしとしていること、基準地震動が過小評価になっていること等々について議論し、8月15日締め切りのパブコメに備えましょう。


◆避難計画では住民の安全を守れない

第2部では、福島から京都に避難され、映画「逃げ遅れる人々」にも登場されている鈴木絹江さんに、3.11当時の障害者の避難の実態等について話していただきます。

さらに、避難計画の問題点について、様々な取り組みを交流します。この間、避難先である兵庫県自治体に申し入れ活動を続けています。その中で、形式的に体育館等を割り振っているだけ、要支援者の避難については何も具体化していないこと等が明らかになってきています。

福井と関西の市民が共同で、7月3日に避難元の高浜町福祉施設等を訪問しました。そこでは、介護の必要な高齢者や児童の避難そのものが困難だという強い不安や怒りの声を聞きました。また、福井県が公表した、スクリーニングや除染を実施する「避難中継所」を視察しましたが、ただの交差点で、建物も水道もないような場所でした。こんな場所でスクリーニング等できるはずもありません。

とにかく、形式だけ「避難計画ができた」として、再稼働の呼び水にしようとしています。8月5日には関西広域連合に要支援者の避難問題等について新たに申し入れを行います。高浜原発の再稼働を止めるため、取り組みを交流し、今後の活動について議論しましょう。