せーいっぱい

私の母は裁縫の上手な人でした。ぬいぐるみ作ってくれたり、三兄弟にチョッキ(ベストなんて洒落たものではなく(笑))編んでくれたりしました。義母は洋裁の学校を出たという人で、細かいことはもう難しいと言いつつ、ミドリにベレー帽を編んでくださいました。
私もゴム編みくらいは嗜みますが、どうにも時間も気力も体力も足りません。せめてもの手作り感を醸しだそうといろんな服に百均で買って来たアイロン接着のワッペンを付けてみました。あと五年くらい経ったら姉妹にマフラーくらい編んであげられたらいいな…
ミドリはもうすぐ三歳です。最近は祖父大好きで私の実家に行ったきり帰って来ません。父親も大好きで母とあんまりお風呂に入ってくれません。一年前はまだまだ母親べったりだったのに、寂しくも頼もしいものです。
サンゴは四ヶ月です。片道寝返りが出来るようになりました。鼻水がズビズバして早くも耳鼻科デビューも果たしました。姉と同じく母の鼻水体質を受け継いだようです…
毎日どたばた賑やかに笑ったり叱ったり泣かれたり疲れたりしてます。不思議なのは実家側に引っ越してから、早起きが出来なくなりました…眠りが深くなったんならいいんでしょうけど、いろいろ捗らない…

節分立春お宮参り

ミドリが行事を理解するようになってきたので、張り切って三色のり巻きに煮豆、イワシのつみれ汁と節分フルコースを作りました。ミドリは割りと味覚が渋くて魚も煮物もどんと来いです。今まで作って一番ミドリに好評だったのはイワシの梅煮の中骨です。もう一度言います。中骨です。「イワシの骨また作ってね」と言われます。喜んでいいのかもしれませんが、すごく複雑な気持ちです。だって骨なんだもん…
サンゴはよく飲みふくふくと育っています。一ヶ月検診で4600gだったのに一週間後に自宅で量ったら5150gありました。間違いだと思って量り直したら間違いありませんでした…そりゃ医者に笑われるわ…その後は恐ろしくて量ってません。二番目は様子を見る余裕があると言いますが、確かに泣き出しても二、三分観察してると泣き止んでうにゃうにゃしゃべり出したりします。観察と言えば聞こえはいいけど家事とミドリの世話に追われて構えていないだけです…ミドリの時は泣かせたら可哀相な気がしてすぐに抱き上げていたから自力で泣き止めなかったのかも。それが間違いだったとは思いませんが、あんまり観察出来てなかったのはもったいなかったなあと思います。
サンゴのお宮参りもだいぶ遅れて無事に済みました。だいぶ表情豊かになってきましたが、出来ることが増えてきた影響か、最近寝付きが悪くて母はお疲れです…立春とは言え着込んでても夜中は寒いんですよ…しかもサンゴが寝ないとミドリも寝ないんですよ…そーゆーところは仲良く無くていいから!

二人育児

ミドリはサンゴのことがとても好きで大変可愛がってくれますが、両親が妹に手を取られるのは気に食わないようです。しかも魔の二歳から悪魔の三歳ヘの移行期ですからあまのじゃくぶりも大層なもので毎日大騒ぎです。多分本当はあんまり叱らなくていいのかも知れませんが、ついついがみがみ言って、毎日反省してます。小さい頃口うるさい母が苦手だったのに、結局そうなっている自分…しかし母もおそらく私に厳しくせざるをえなかったんだろうな。絶対面倒な子だったろうし私。
サンゴは生後二週間は体重増加不良気味でしたが、そんな過去が嘘のようにこの一週間では600g増えました…一ヶ月検診で「母乳が足りているか自信が無い」と言ったら小児科医と産婦人科医に揃って笑われました。「足りてるよwww」「全然大丈夫だしwww」←文字にするとこんな感じで笑い飛ばされました。そーすか、なら良かったです…何せミドリがいると落ち着いてサンゴの体重を量ることもままなりませんで…
望んで二人目を授かりましたが、想像以上の慌ただしさです。とりあえず、二人仲良く健康に育ってくれたらいいや…

あけました

サンゴがまだ生後3週間なので、今年は夫側にも私側にも挨拶回り無しのお正月です。こんなことはきっと一生に一度でしょう。
二人目の油断で「サンゴはよく寝る子だわ〜」なんて言っていたら、まさかの体重増加不良気味でした…吸う力は強いけど、如何せん持久力不足ですぐ寝てしまうのが敗因かと…
しかしミドリの世話もしながら家事もやってると、寝てくれる方が都合がいいのも事実で、気づくと3時間以上間隔が空いてしまうという…
二人目育児、精神的にはだいぶ楽に構えてますが、まだまだ修業が足りないようです。
今年はすこーし赤ちゃん返りのミドリのフォローをしつつ、サンゴを健やかに育てつつ、三月にはお引越しが待っています。忙しくなりそうです。

冬ですね

次女を産んで退院したら空気がすっかり冬でした。
産まれる一週間前の検診では2900gくらいと言われてたんですが、産まれてびっくり3500g超えでした。前回と同じくスピード安産、母子ともに健康です。
ブログ書く暇は今まで以上に無くなるでしょうが、一応次女はここではサンゴと呼ぶことにします。由来はもちろん出生体重です(笑)現実にはミドリと留め字を揃えた名前を付けました。ミドリは今のところ妹をとても可愛がっていますが、何せ二歳半なので危なっかしくて仕方ありません。叱ったり止めたりしなくてはいけないのが心苦しくもありますが、いいお姉ちゃんになってくれそうです。
サンゴは大きく産まれたからか生後一週間の割に自分でぐっと頭をもたげたりします。夫と「ミドリの時ってこんなだったっけ?」と驚いています。
顔はミドリそっくりです。つまり、母似の可能性が高い…夫の遺伝子はどこだろう…
今のところ、よく飲み、よく寝る子です。このまますくすくと育ってほしいものです。

黒沢健一さんが亡くなったそうだ。
一度だけMOTORWORKSのライブに行った。小柄な身体でステージ一杯を本当に、心底楽しそうに駆け回って歌っていた。視線一つで、指先の動き一つで観客を熱狂させることのできる人だった。物凄く楽しいライブだった。
脳腫瘍。私の近親者も一人は若くして亡くなり、もう一人は高齢になってからの発病だったので今のところ経過観察のみで済んでいる。私にとっては、他人事でない病。
黒沢さん、美しい音楽と楽しいライブをありがとうございました。一生忘れることの無い記憶です。新しい曲を聞けなくなったのは残念ですが、どうか安らかに。大好きでした。

Vacation?

産休入りして二週間以上になりますが、さっぱり休めません。
父親の実家を取り壊すことになったので毎朝ミドリを保育園に送ったら実家に出勤してます。
取り壊したらそこにマイホームを建てる予定なので自分のためなんですが、なかなかにハードです。
もちろん重労働は父にお任せして私は細々した作業のみですが、何だか京極夏彦のモウリョウのハコかカメオサの屋敷にでも迷い込んだ気分です。
この家には三年前まで伯母が一人で暮らしていましたが、脚を悪くして施設に入ったのです。伯母は小綺麗にきちんと暮らす人でしたが、何せ年寄りなので紙袋、レジ袋、空き箱が山のように保管されており、それだけでも処分するのに一苦労です。
更にこの家は父方の本家にあたるため、客用の食器やら布団やら法事用のお盆が山のように出てきます。いや、本家と言っても由緒正しい足軽の家柄なんですがね。
あと、本人と姉妹の趣味だった手芸用品とか端切れの量がもうねえ…笑うしか無いです。
何だこの量は!とキレる父に思わずあんたの身内のやったことでしょうが!とキレ返してしまいました。
とは言っても毎日父と昼ご飯を食べ、何だかんだ話しながら作業をしています。少しは親孝行になってるといいな。