ハリケーンが近づいてくると嬉々としてゴルフ場に集う人たちが居るという

気持ちは分からないではない

よくよく思い出してみよう

小学生の頃、台風が来るとなんだかウキウキした気分になったものだ

明後日は俺たちも童心に返ろうではないか!

いよいよ「死に損ない老人会」の日が迫ってきた

明日は三重に行き前夜祭で騒ぎ、明後日はゴルフの予定だ

明後日の天気予報は100%雨である

「雨かあ~~イヤだなああ~~~」とはならない・・

「おっしゃあああ!!雨かあああ!!」である

こうなったら雨を思いっきり楽しもうと思っている

きっとプレーするゴルファーも少ないだろう

ヘタすると俺たちだけで貸し切り状態になるかもしれない

悪条件なら上級者のシュウちゃんとスコアが拮抗するかもしれない

きっとトラブルショットが連発するだろう

めっちゃ楽しみである

俺は昨日、ワークマンでレインコートを買ってきた・・・・・アハハ

アメリカで史上最大のハリケーンが発生とかアラスカの氷が溶けてマンモスが現れたとかいうニュースはまだまだ俺たちの想像の範囲内だと思うけど

ドバイで大洪水!ってえのは想像のはるか斜め上を行っちゃってるな・・・・

ちょっとびっくりした

これからは本当に当たり前が当たり前ではなくなる時代なんだなとつくづく思う

終活のハウツー本には何を始めるにも早い遅いは無いと書かれているけど

俺はこの意見には懐疑的だ

今から何か始めたら時間が足りないことがいっぱいあるだろう

あれもやりたいこれもやりたいって言っていたら死ぬときに想いが残って仕方ないと思う

俺は最後まで優雅にふるまっていたい

「殿!そろそろ出立のお時間につかまつります・・・・」

「おお!そうか・・・・では、参ろう・・・・」

とでも言ってこの世を去りたい・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・にゃはは

やはり心臓の手術を受けてから俺の死生観は少しずつ変化してきているのかも知れない

今週の水曜に歯医者に行った時に医者からこう告げられた

「この差し歯を付け替えても1年保つかどうかわかりませんよ・・・」

その瞬間に俺の頭をよぎったのは

「1年先なんか・・・生きてるか死んでるかも分からないのに・・・」ということだ

歯医者としては1年ぐらいで交換しなければならないのならインプラントなりブリッジなりで根本的な治療をしてみてはどうかということだと思う

ところが俺としては1年もこの命が保てば御の字だと考えたのだ

もちろん死に急ぐつもりは決して無いが「死んでも構うもんか!」と爆走することはもうないだろう

残された人生を淡々と感謝しながら生きていくつもりだ・・・・・

(似合わね~~~~~)とつぶやいたそこのアナタ

君にはこれから罰が当るから