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2011/04/28

Google Apps Marketplaceにアプリを公開するときに気をつけること

先月infoScoop for Google AppsというサービスをGoogle Apps Marketplaceで公開しました。

infoScoop for Google Appsは、infoScoop OpenSourceにGoogle Appsのコンテンツをのせ、グループウェアのように使ってみようというサービスです。

まだβなのですが、現在正式リリースに向けて開発を続けています。

公式ホームページで詳しい機能などについて説明していますので、ご興味のある方はご参照ください。

Marketpalceについては全体的に情報が少なくて、色々とやってみないとわからないことがたくさんです。

なので、今回はそのMarketplaceにサービスを公開したあたりに引っかかったことなどの話をしてみたいと思います。

Google Apps Marketplaceって何?という方には以下の記事が参考になると思います。

Google Apps Marketplaceの概要と、そこにアプリケーションをどのようにして登録するのか、などが書いてあります。

Google Apps Marketplaceにアプリケーションを登録する方法 - Startup Reality

Google Apps Marketplace manifestファイルの書き方 - hrendohの日記

Google Apps Marketplace企業向けアプリ出店入門(1/2) ─ @IT

Google Apps Marketplaceへアプリを公開する際の流れ

大まかに言うと、

1. アプリを作成

2. Google Apps Marketplaceでベンダー登録

3. Listingを作成(市場に公開する値札の用な感じ?)

4. 作成したListingをMarketplaceに公開

この記事は1,2,3は終えている前提で、4の所についてのお話です。

作成したListingをMarketplaceに公開

My Vender Profile>[Create Listing]よりMarketplace上に登録したアプリは、その後[Submit for Approval]ボタンでMarketplaceに公開します。

https://cacoo.com/diagrams/6M1y1PnGShkkBaTd-0A01A.png

初めての公開の場合、この段階でGoogleに$100支払うことになります。

公開すると、"not published"の部分が"published"になり、"not approved"の部分が"pending approval"に変わります。

後は待つだけ…48時間ほどかかるということですが、ここが落とし穴。

たぶん48時間以内に公開されることなんてほとんど可能性がないと思います。

infoScoop for Google Appsの場合、Submitをしてから5日間ほど音沙汰がありませんでした。

この日に公開したい、という日に公開が間に合わず、苦い思いをしました。

教訓としては、

注意点其の一: 承認はなかなか降りないので早めにSubmitするべし

公開したい日が決まっている場合はその日にSubmitするのではなく、早めにSubmitして承認してもらうということです。

承認さえおりれば、あとで[not published]の状態に戻して非公開にしておくこともできます。

2週間、3週間など余裕を持つことが大切です。

フォーラムに「Approveしてよ!」と催促してみた

5日間、待ちました。

待てども待てども"pending approval"のまま。

そこで、Google apps marketplaceのフォーラムに投稿することにしました。

実は、私たちと同じような状況の人がたくさんいて、皆ここで承認されるにはどうしたらいいか聞いていたのです。

例えば、”Listing Pending Approval for more than 1 Week”という投稿。

一週間Pending approvalのままだよ、どうすればいいか教えて!という投稿がたくさんです。

承認してもらうために果たしてここに投稿するのが正しいのかはわかりませんが、

フォーラムに投稿するのは効果があるとみていいと思います。

”Pending Approval”の投稿のように、担当者から承認した旨のメッセージをもらえている場合が多々見受けられます。

なにより効果があると感じたのは、私もここに投稿してアクションが返ってきたからです!

ただ…残念ながら承認されたのではなく、「Listingしたアプリのステータスをunpublishにした」というメールでした…orz

「否認しました」の旨のメッセージ...

さて、本当に残念ですが承認は通りませんでした。

ではなぜ公開の承認が通らなかったのか?

その理由がメールに書いてありました。

主な理由は3つ
  1. Marketplaceのページからそのアプリケーションについての詳しい情報を知ることができない
  2. Listingしたサービスが、GoogleのAPIを使っているように見えない
  3. Listingしたサービスは「http://developer.googleapps.com/branding-guidelines:Google Apps Marketplace branding guidelines]」に則っているように見えない
提示された解決法

1に対する解決方法としては以下のどちらかの方法が提示されました。

  • MarketplaceのページでFull Over viewの項目にサービスについての説明を充実させる
  • MarketplaceのページでVender websiteの項目に該当サービスの説明が載っているHPを指定する

2に対しては、

  • 該当アプリがどのようにGoogleのAPIを使用しているのかをメールで返信する

3に対しては、まぁよく読んでガイドラインに則するようにしなさいということでした。

失敗要因と対応

【 1(アプリケーションについての詳しい情報がわからない)の指摘について】

言われてみればもっともな指摘です。

きちんと審査するためにはそのサービスについての情報が不可欠なのに、Listingからはその情報が読み取れない。

注意点其の二: Listingの項目の"Vender website"の項目は必須

Listingの項目の"Vender website"の項目は必須です!

必須項目にはなっていませんが、サービスのHPなどがある場合は、ここのリンクを載せるということが重要であるとわかりました。

【2(GoogleのAPIを使っているように見えない)の指摘について】

これはおそらく、1の情報不足に起因する問題かと思われます。

1をちゃんとクリアしていれば2について言われることはなかったかも・・・

ぐぅの音が出ないほどにどこでAPIを使っているか細かく書いてメールを返信しました。

【3(ガイドラインに則していない)の指摘について】

こんなことは大きな声ではいえませんが、たぶんこれは否認した人全員にとりあえず送ったものかなぁ・・・と思います。

ガイドラインにはGoogle, Google Apps, Google Apps Marketplaceなどの文字を使う場合には規則にしたがってTMをつけなさいなどの内容が書いてあります。

しかし、実際他のベンダーのページを見るとそんなにそのルールを守ってはいない。

ということでまとめると、今回の否認の一番の原因は,如Listingにサービスの詳細が分かる情報を載せなかったこと。

めでたく承認

上記の対応をし、もう一度Listingをsubmitしました。

その後、また5日ほど待ちましたが例によって動きがない。

なので、今度は前回否認したというお知らせメールを送ってきた送信元に催促のメールを出してみました。

(送信元はMarketplaceの担当者)

その後2日また待ちました。

そしてようやく待ちに待ったApproved!!

ほっとしました。

まとめ

つまるところ、間の否認などを含めて、はじめにListingをsubmitしてから承認されて公開できる状態になるまで優に一ヶ月を越したわけです。

これは何が悪いわけでもなくこういうものとして受け止め、ベンダー側は承認は長くかかること、また否認された場合には倍の期間がかかることを見越して、余裕を持って公開に踏み切ることが重要だと思いました。

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