初めての自作シンセサイザー

2006-03-16

[]昨年のまとめと今年の抱負(おい!) 12:15

あれ? 気がつけばもう3月じゃないですか。桜が咲いてしまいますね。

引越しやら長期プロジェクトの仕事が始まったりやらで1月2月と自作ライフをサボってしまいました。正確には年末にライブをしたとき、エフェクタ類をどこかで紛失してしまい(酔っ払っていたのでよく覚えていない)、緊急にファズフェイスとブースターを作りましたが、まぁその程度です。現在の一番の問題点としては、引越しで段ボールに詰め込んでしまった自作工具の数々をいかに発掘して環境を整えるか、というところです。これがまた難航しそうなのですが。

昨年はなんとかモジュールシンセサイザーのシステムを完成させることができました。右も左もわからないところからのスタートでしたが、とりあえず一通りのモジュールは揃い、なかなかいい音がしております。スタートしたときは電子工作を始めて1年、ギター用のエフェクターを数台(いや、数十台くらいは)作ったことがある程度の初心者だったわけですが、さすがにシンセをまるまる1台つくると「回路図を見てどこで何をやっているのかわかる」「ここをこうしたらこうなるんじゃないか、くらいの予測はできる」「計算する根性がないのでトライ&エラーの連続にはなるが、一応理想の音に近づくように改造ができる」「合っているかどうかは別問題として、なんとなく回路のアイデアを思いつく」くらいに進歩はしたようです。元々アナログシンセサイザーの知識は人並み以上にありましたので理解も早かったのかと思います。ともあれ、シンセサイザーという楽器を自分でつくれた、という感動はとても言葉では言い表せないというか、未だに自分でも信じられなかったりします。

で、実際やってみた自作シンセサイザーですが、非常に大変だったとも言えるし、とても楽しかったとも言えます。例えば思春期にエレキギターを始めて、全くの初心者だったのがいつの間にかバンドでブイブイ言わせている、そこまで到達する過程での練習というのは、客観的にいえば厳しいもので大変なことだと思います。しかしやってる本人はなによりギターを弾くことが楽しいからやっているわけで、練習の段階で「これはツラい」と感じるひとは結局ギターをインテリアにしたまま「俺も若いころはギターやってたんだよ、今は全然弾けないけどね」とか嘯くオヤジになるわけです(一度身についた楽器はそう簡単には忘れません)。自作に興味のあるひとは、とりあえずやってみてはいいのではないでしょうか。途中で挫折したのならばそれは向いていないという事で。今はWebというすごい参考書があるので、やる気さえあれば大抵のことは調べられます。幸せな時代だと思います。


そんなこんなで今年の目標というか、まずは挑戦したいことが2つほどあります。

プリント基板デビュー

マイコンデビュー

おいおい! と言いたくなりますが、プリント基板って手を出したことがないんです。今までは蛇の目基板にハンドワイアリングでなんとかなっていましたが、さすがにこれ以上回路の規模が大きくなってくるとそれじゃぁ無理かなと。あとは例えばADSRを4台つくりたい、なんてときに蛇の目基板だとそれはそれは意気喪失しますからね。ちなみに学生時代は版画部という部活でエッチングをしていました。プリント基板もなんとかなりそうです。

マイコンに関してはいままで全くノータッチだったのですが、なんとなくWebでいろいろ調べてみたところ、ぼんやりとその構造が理解できてきたので、興味があるうちに始めてしまおうという魂胆です。マイコン少年あがりなのでアセンブラは書いていましたから(Z80でしたが)、マイコンでのカツカツプログラミングはCを使った余裕のあるWindowsプログラミングよりは馴染めそうです。


具体的に作りたいもののリスト

VCFをたくさん

・ワンボードでVCFだけ入れ替えられるようなベーシックなシンセサイザーのシステム

・全鍵発音のストリングスシンセ

・スプリングリバーブ

MIDI>CVコンバータ

とりあえず作ってみたいVCFが沢山あるので、何も考えずガシガシやってみようと思います。

モジュールシンセは自由度があるのですが、やはり電源入れてすぐ使えるパッチドシンセは便利です。VCF部分だけ外部モジュールにして色々付け替えて遊べるようなシステムができれば、と思っています。

全鍵発音も興味があります。興味があるというか音楽を作る上であると便利かなぁ、と。ここらへんでマイコンが役に立つのかな。

スプリングリバーブは、学生時代に軽音楽系サークルのスタジオのアンプからこっそり抜き出してきた(おいおい)リバーブユニットがあるので、こいつを復活させたいと思っております。やっぱアナログシンセにはスプリングリバーブでしょう。工作部分がめんどいかな。

MIDI>CVコンバータは一番難関っぽいですが、いつかは自分でデザインできるようになりたいです。とりあえずはRJBさんのAVRプロジェクトに期待してたりして。


みたいな感じです。何から手をつけるかは全く未定ですが、がんばってみようと思います。

では、みなさま今年もよろしくお願いします。

r0r0r0r0 2006/03/16 12:31 僕の分までマイコンがんばってください。
そして教えてくださいw

ca3080ca3080 2006/03/16 12:44 rOrOさんはマイコン使ってるじゃないですか! バリバリに。
そうそう、忘れてました今年の抱負もうひとつ「オシロ買う」。

セイセイセイ〜セイセイセイ〜 2006/03/16 13:05 そこの基盤なヒト、ちょっと左に寄せて止まりなさーい。『基板』でしよっ。

ca3080ca3080 2006/03/16 14:33 わはは、またやってしまいました。直しておきます。

ca3080ca3080 2006/03/16 14:36 しかも丁寧に誤キーワード登録もされてるし。汗>基盤

ca3080ca3080 2006/03/19 12:45 あれ、rOrOさんのさんハイペダルのマイコンは頂き物でしたっけ??
Dsubコネクタの買い忘れでAVR実験に突入できません。60円のために秋葉まで行くか、ドンキでDsubケーブル買ってバラすか悩みどころです。』(

r0r0r0r0 2006/03/19 20:13 ソース提供をしてもらってます(汗)

ca3080ca3080 2006/03/20 00:24 なるほど。いや、いきなりMIDI関係のプログラムを書けるかと言われれば僕には全然書けません。1から勉強し直します。
中野のジャンク屋でDsubケーブルを買ってきたのですが、さすがに2ケ月のブランクは大きく、なかなか作業が進まずにプログラマ基盤を組んでる途中で酒を飲み始めてしまいました。のんびり完成させてダラダラと初めたいと思います。

ca3080ca3080 2006/03/20 00:25 またまちがえた!>基盤

gangan 2006/03/21 03:24 こんにちはお邪魔します。
> ワンボードでVCFだけ入れ替えられるようなベーシックなシンセサイザーのシステム
これ楽しそうですね。私が今作っているシンセも一枚パネルなので、基板を差し替えられるように作ったら面白いなと考えています。例えば VCF とか CV の加算部分(パネル配線のしがらみを受けるので複雑)と VCF エンジン(CVの口1つだけなら単純にできそう)は別基板にするなど。

ca3080ca3080 2006/03/29 02:45 ganさんどうもです。
> ワンボードでVCFだけ入れ替えられるようなベーシックなシンセサイザーのシステム
ここらへん、takedaさんも色々と研究なさってるようですが、なかなか万能なシステムを考えるのは大変そうですね。
ganさんのページのVCF、早速CV加算部分の切り離しを計画なさっているようですね、楽しみです。
理想はファミコンカセットみたいに気軽にVCFが切り替えられるものですよねー。