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1111/01/07 野間文芸新人賞問題まとめ・新聞ヲチ

[] 講談社:選考委員交代で謝罪文掲載 文芸誌では極めて異例

http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/gakugei/news/20051207k0000m040160000c.html

 講談社主催野間文芸新人賞選考委員だった作家の笙野(しょうの)頼子さんが、選考会の約2カ月前に委員交代を通告されたのに抗議した問題で、講談社は7日発売の「群像」1月号に「深くおわび申し上げます」との謝罪文を掲載する。文芸誌が賞の運営に関する見解を掲載するのは極めて異例。

 笙野さんや旧選考委員6人は11月7日の選考会前の8月29日〜9月6日に交代を告げられた。このため笙野さんは「たった2カ月前に全委員を交代させるのはあまりに軽率。文学賞社会的役割や公共性を傷つけるもの」と謝罪と事情説明を求めた。旧選考委員の山田詠美さんらも同調した。

 謝罪文は文芸局長名で、「説明が不足していたため、選考委員諸氏に混乱とご迷惑をおかけした」と陳謝。「今後は充分な時間をとってご連絡することとし、全員交代の場合は、選考委員の方々に事情の説明を不足なく行っていくようにいたします」と述べている。

 これに対し笙野さんは「謝罪要求という形をとったのは、文学賞を大切にし長い目で見てほしいという気持ちの表われ。今後の運営を見守りたい」と語った。【米本浩二】

毎日新聞 2005年12月7日 3時00分

1111/01/06 野間文芸新人賞問題まとめ・新聞ヲチ

[] 東京新聞夕刊文化面 2005/10/20

野間文芸新人賞選考委員交代問題

笙野頼子さんが異例の会見

「賞の公共性損なわれた」

 文学賞、ことに新人賞は無名や新進の若い書き手に光を当て、読者とのよいパイプ役となるが、そこで表舞台に出たせっかくの才能を出版社が育てられなくなっている。新人賞が乱立する中、受賞作とわずかな作品だけで消える者はますます増えるだろう。

 笙野さんの問題提起が「作家出版社トラブル」という次元で受け止められてしまうのではなく、「文学賞はだれのためのものか、その役割とはなにか」といったより広がりのある問いにつながるよう願う。(三品 信)

1111/01/05 野間文芸新人賞問題まとめ・新聞ヲチ

[] 産経新聞の記事が時間差でネット上にアップされていたので再掲します

[産経新聞 ENAK 10月号]

野間文芸新人賞 突然の選考委員交代「なぜ…」

10月8日(土) 東京朝刊

更新時間 2005(平成17)年10月13日[木] 15:24

http://www.sankei.co.jp/enak/2005/oct/kiji/08noma.html

文学賞は公共的な存在であり、その選考が出版社の事情に左右されるべきではない」−。野間文芸新人賞(野間文化財団主催)の選考委員を唐突に降板させられた芥川賞作家の笙野(しょうの)頼子さんが7日、東京都内ホテルで会見を開き、文学賞と商売の“不透明な関係”に一石を投じた。

野間文芸新人賞昭和54年の創設。純文学を対象とし、立松和平村上龍村上春樹町田康島本理生などの各氏が受賞している。一部では「芥川賞よりも目利きの賞」という評価もある。

笙野さんによれば、8月末から9月初旬にかけて、同賞の選考委員を5年間務めていた笙野、奥泉光川村湊、佐伯一麦、久間十義、山田詠美の6氏が降板させられ、代わって角田光代町田康川上弘美江国香織阿部和重の5氏が委員となった。

「(賞を実質的に運営する)講談社側は、選考会のわずか2カ月前に選考委員を入れ替えてしまった。普通は1年前に通告するもの。新たに選考委員となった方の中には、来年からと勘違いした人もいた。私が降板の理由を聞いても『賞のさらなる飛躍のため』といった回答ばかり。騒ぎたくなかったが、この問題を社会化し、文学賞選考の独立性が損なわれることがないよう喚起を促し、同時に講談社側にきちんとした事情説明を求めたかった」と笙野さんは話す。

背景には、旧選考委員会が内容重視で、講談社の「商売」をまったく考慮しない選考をしてきたためではないかという笙野さんの疑念がある。ちなみに昨年の受賞作は、文芸春秋新潮社の作品だった。

「選考委員は任期も決めず、契約書も交わさないで引き受けていますが、主催する組織の都合で委員を替えてしまうことがまかり通れば、文学賞の公共性は大きく損なわれることになる」と笙野さんは訴える。

これに対して講談社文芸局長の内藤裕之氏は「交代の時期が遅れたのは、私どもの段取りの悪さのため。また、笙野さんがここまでご立腹されるのは、説明した私の言葉がいたらなかったせい。謝罪いたします。私どもは何よりも賞の公平性を自負しており、会社が選考にタッチすることは一切ありません。その点はご理解いただきたい」と説明している。

1111/01/04 野間文芸新人賞問題まとめ・新聞ヲチ

[] 快挙?危機? 新人文学賞 超若年化 : 出版トピック : 本よみうり堂 : YOMIURI ONLINE(読売新聞

http://www.yomiuri.co.jp/book/news/20051011bk13.htm

[前略]

選考委員 交代巡り騒動も

賞の創設を発表する大江健三郎さん(左は講談社の野間省伸副社長) 商業主義文学性のせめぎあい。今年27回を迎える「野間文芸新人賞」の選考委員交代を巡る騒動は、その象徴だろう。村上春樹氏らを輩出した同賞は、来月初旬の選考に江國香織川上弘美角田光代氏ら5人の新選考委員を予定している。奥泉光佐伯一麦(かずみ)氏ら同賞の受賞者でもある旧選考委員に「全員交代」が通知されたのは8月から9月上旬。一般的には1年前に通告される。

 旧委員の一人、笙野頼子氏は「なぜこれほど急に入れ替えるのか。私たちは公正な選考に努め、新しい文学を発見してきた。拙速な交代は出版社作家信頼関係を損ない、文学賞の公共性をないがしろにするもの」だと、7日、講談社の賞の運営に抗議する記者会見を行った。この騒動にも話題作りを優先する出版社側の思惑が見え隠れする。

 一方、同じ講談社で4日に創設が発表された「大江健三郎賞」(講談社主催)は、ノーベル賞作家の大江氏が一人でベテラン、新人を問わず毎年1作を選び、賞金がない代わりに受賞作を英語などに翻訳、出版するという独創的な賞。「僕ほど多くの賞を選考した作家もいないのでは」との自負は、裏返せば、現状の文学賞は本当に良質な作品を取りこぼしているとの不満でもあるだろう。作家の目で、長く残る本物の「純文学」を掘り起こしていかないと文学の衰退を招く――その危機感が大江賞の背後にはある。

[後略]

2005年10月11日 読売新聞・山内)

1111/01/03 野間文芸新人賞問題まとめ・新聞ヲチ

[] 産経新聞朝刊社会面 2005/10/8

野間文芸新人賞 突然の選考委員交代 「なぜ…」

野間文芸新人賞(野間文化財団主催)の選考委員を唐突に降板させられた芥川賞作家の笙野頼子さんが七日、東京都内ホテルで会見を開き、文学賞と商売の不透明な関係に一石を投じた。


八月末から九月初旬にかけて、野間文芸新人賞の選考委員を五年間務めていた笙野、奥泉光川村湊、久間十義、山田詠美の六氏が降板させられ、代わって角田光代町田康川上弘美江国香織阿部和重の五氏が委員となった。


笙野さん:

「(賞を実質的に運営する)講談社側は、選考会のわずか二カ月前に選考委員を入れ替えてしまった。普通は一年前に通告するもの。新たに委員となった方の中には、来年からと勘違いした人もいた。私が降板の理由を聞いても『賞のさらなる飛躍のため』といった回答ばかり。騒ぎたくなかったが、この問題を社会化し、文学賞選考の独立性が損なわれることがないよう喚起を促し、同時に講談社側にきちんとした事情説明を求めたかった」


背景には、旧選考委員会が内容重視で、講談社の「商売」をまったく考慮しない選考をしてきたためではないかという笙野さんの疑念がある。ちなみに、昨年の受賞作は、文芸春秋新潮社の作品だった。


笙野さん:

「選考委員は任期も決めず、契約書も交わさないで引き受けていますが、主催する組織の都合で、委員を替えてしまうことがまかり通れば、文学賞の公共性は大きく損なわれることになる」


これに対する講談社文芸局長・内藤裕之氏の説明:

「交代の時期が遅れたのは、私どもの段取りの悪さのため。また、笙野さんがここまでご立腹されるのは、説明した私の言葉がいたらなかったせい。謝罪いたします。私どもは何よりも賞の公平性を自負しており、会社が選考にタッチすることは一切ありません。その点はご理解いただきたい」

2005/10/8 産経新聞朝刊社会

現時点での新聞による報道ではこの産経の記事が一番詳しく書いてあります。

補足:

前回=第26回の受賞作

ぐるぐるまわるすべり台

ぐるぐるまわるすべり台

遮光

遮光

1111/01/02 野間文芸新人賞問題まとめ・新聞ヲチ

[] MSN-Mainichi INTERACTIVE 学芸 2005/10/7

野間文芸賞:選考委員交代通告に抗議 笙野頼子さん*1

http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/gakugei/news/20051008k0000m040083000c.html

 芥川賞作家で、講談社主催野間文芸新人賞選考委員を務めていた笙野(しょうの)頼子さん(49)が7日、東京都内記者会見し、同賞選考会の約2カ月前に講談社側から委員交代を通告されたことに抗議、謝罪を求める声明を発表した。同時に交代を告げられた旧委員の山田詠美さんらも「同感だ」としている。

 同賞は笙野さん自身をはじめ村上龍村上春樹さんらが受賞した文壇の登竜門。今年の選考会は11月上旬に予定されている。笙野さんによると、笙野さんら旧選考委員6人は、8月29日〜9月6日に交代を告げられたという。

 笙野さんは会見で「候補作を選ぶ作業は時間も覚悟も必要で、たった2カ月前に全委員を交代させるのはあまりに軽率。文学賞社会的役割を傷つけるもの。選考は新委員でやればいいが、私はスケジュールを空けており、講談社側に信頼を裏切られた」と語った。

 講談社内藤裕之・文芸局長は「当方の説明のつたなさもあって、今回のような事態を招き、大変申しわけない。笙野さんにもご理解いただけるよう今後も説明を続けていくつもり」と話している。【米本浩二】

毎日新聞 2005年10月7日 19時55分 (最終更新時間 10月7日 22時59分)

※2005/10/15追記

  • 最終更新時間 10月7日 21時42分 の記事を掲載していたのを、最終更新時間 10月7日 22時59分 の記事で上書き。
  • 新聞紙面との異同
    • 見出し文学賞選考で講談社に抗議
    • 新聞紙面では笙野さんの写真が入っています。
    • ネット上の記事にはあるのに新聞紙面では掲載されていない箇所:
      • 東京都内記者会見し」の「記者
      • 「同賞は笙野さん自身をはじめ村上龍村上春樹さんらが受賞した文壇の登竜門。」→新聞紙上ではこの一文は削除。
      • 「大変申しわけない。笙野さんにもご理解いただけるよう」→「大変申し訳ない。ご理解いただけるよう」

*1ネット上のニュースは、更新によって、URLが変わったり、記事自体が削除することが多いので、このメモに関しては、「全文引用」を基本方針とします。当然のことながら、著作権ニュース執筆者・ニュース公開サイトに帰属します。

1111/01/01 野間文芸新人賞問題まとめ・新聞ヲチ

[] 東京新聞夕刊文化面 2005/9/27

大波小波「野間文芸新人賞、紛糾?」(文壇賞勲局)*1

前回までの委員会を刷新すると主催者側の講談社が八月末に通告、候補作が送られてくる頃に突然の“解任”とあって、委員の一部が反撥しているのだ。

背景に今春の講談社文芸局の人事刷新があるようだが、選考会の二、三ヶ月前に、急に新・旧委員の全員交代というのは、拙速といわれても仕方あるまい。

もし、そんな出版社商業主義的な意向に沿わない委員を切り捨てるというのなら、文学賞ひいては文学それ自体の首を絞めることであり、また、いろいろな意味で後ろ盾を持たない“もの書き”の委員にとってはたまったものではない。

不当解雇、慣例無視といった言葉も飛び交っているようだが、この際、互いの言い分を出し合い、良識的なルール作りにつなげてほしいものだ。

それにしても、山本健吉や吉行淳之介のような文壇の“人事部長”がいなくなったことが痛感される。

この匿名コラムが、野間文芸新人賞選考委員会交代問題について、新聞紙上で取り上げられた最初の記事とのことです。

*1ネット上のニュースに関しては「全文引用」を基本方針としますが、紙面の記事については、「部分引用」による「要約」にとどめます。全文を確認したい方は、該当記事を捜して参照してください。なお、当然のことながら、著作権は記事執筆者・掲載新聞社に帰属します。