ベトナム麺PHO専門店 HIDARIMAKI(三鷹)

朝起きてすぐ映画を見に行って食事をする暇がなかったのだが,空腹で飲み会はまずいので,ここに.大昔にT田氏が教えてくれたのだが,ようやく行くことができた.外からは客席が見えないが,奥にちゃんとある.鶏肉のフォーを頼んでみたが,非常においしいと思う.さすがに後半は飽きてくるが,今度は用意されている調味料を使ってみようと思う.ただし,冷房が効いていない上に,奥の風通しの悪い部屋なので,非常に暑かったのにはまいった(たぶん,ピーク時間帯には冷房が効いているんだろうけど).

O川氏引越し記念パーティ

O川氏のアパートで引越し記念パーティ.四畳半(キッチンは別)に11人という過密状態.私を除けば,他はみんな大学院生か卒業直後の若い人たちで,特にベンチャー系企業を志望している・入社した人たちということで,結構面白い話ができた.

さて,持ち込んだ酒はどぶと炭屋彌兵衛.これをお燗してみたが,どぶはもちろん,炭屋彌兵衛はめちゃくちゃ旨い.他の人たちは必ずしも日本酒好きというわけではなかったので,半分は自分で消費したかも.

  • 生もとのどぶ 瓶燗 山田錦アキツホ(65%) 仕込み13号 +13.5 18BY 製造年月19年4月(奈良・株式会社久保本家酒造)常温・燗
  • 純米造り 炭屋彌兵衛 新酒しぼりたて生原酒 雄町米(65%) 製造年月2007年1月(岡山・株式会社辻本店)

眉山‐びざん‐(吉祥寺東宝)

この映画はまさに宮本信子の映画で,江戸っ子という設定で,その凛とした立ち居振舞いは非常に印象的.それを松嶋菜々子大沢たかおのコンビがしっかり支えている.ストーリーもしっかりしていて,大体のところは予想がついても,細かい部分の意外さはさすがと思わせる.撮影の方は粒子が粗いというか,ソフトフォーカスというか,少々不思議な感じであり,全体に落ち着いた雰囲気をもたらしている.美術も相当凝っているようである.唯一残念だと思ったのは,最後のレミオロメンの歌…彼らにしては出来がいま一つだったかもしれない.派手な部分はないのだが,じっくり見せてくれるよい映画だと思う.