Feb 18, 05 美術館
珍しく、というか時間を勘違いしたためなのだが、ずっぽり時間が空いてしまった。で、美術館に出かける。そもそも出かけた街が、自動車産業の街だから、駅から歩いて行くには大変不親切・・・寒い中、ぶつぶつ言いながら、丘の上の美術館を目指す。それも裏口。
この美術館は、しかし、なかなか良い。相当お金がかかっているだけあって、現実離れした建物になっている。中に飾られている作品よりも、この空間の方が、よっぽどアートしている。
特別展は、・・・よく分かりません。店主は、だいたい前衛芸術とかコンテンポラリーアートとか、一応ですよ、一応、敬意を表して、作品に対峙するのですが、やっぱり分かりません。そんなことはないでしょうけど、絶対に、でも、もし、「どうぞ」と贈られたりしたら、相当、迷惑・・かも。「お、ここにも作品が」と思ったら、湿度計だったりしました。
でも、時にはこうした非現実的な場に身を置くことも大切だと、店主は思っています。この美術館そのものも、超が付くほどの無駄の固まり、合理性の否定です。合理性と、生産性を追求するこの街に、この美術館があることは賞賛に価するでしょう。
贅沢な空間に身を置いて、時にソファーに座り、ぼんやりし、天井やガラスや戸外の造形物が創り出す風景を眺め、「さっきの部屋にいたお姉さんがきれいだったな」などと俗塵の固まりの店主は、思うのです。
おもいっきりおしゃれなレストランからは、巨大な前衛アートのようなサッカー場と、意味無く巨大な橋の支柱と、三角屋根がついてメルヘンしているマンションと、よく分からないけど一番低いところに和風城郭建築が眺められます。「ネパールもええけど、行くのが手間だがね」と海外旅行談義に花を咲かせている高齢者グループの大声を聞きながら、「CASA」を読みながら、グタラン風リゾット・セット950円の優雅な昼食を取った店長でありました。















