感動と閉口

今日はAH先生の報告から始まりました。次々と出てくる新しい史料に学会員全員卒倒しそうに感動しました。午後は、昨日私を紹介したD先生と学生時代からの私の憧れのシスターaの発表を聞いて別の部屋に移りました。その後、その部屋であったことをD先生にいわれて、びっくり!なんとトマス・モアがウィリアム・ティンダル(William Tyndale 私としてはティデルかティンデイルが良いと思うのですが)を殺したっていうんです。もう、考えられませんね。ただ、その発表者は私がマークしてた人物なので名前を聞いても驚きはしませんでした。私もその後、腹が立ってて一人でコーヒーを飲んでたらW卿が次の発表に促してくださったのでいっしょにその部屋にいったら、世の中でこんなつまらない発表する人がいるのかと呆れるほどでした。この人物も、準備段階でマークしてたんですが、W卿に悪いのでお付き合いしました。しかし、貴族教育を受けたW卿も平民の私も、シスターも司会者の先生も最初はノートをとってごまかしていましたが、そのうち、殆どの人が天井をみつめたました。どうやったらこんな人が職を得られたのかが不思議です。

ハイライト

夜は聖歌隊によるコンサートが行われました。この聖歌隊は学会に必ず来てくれるのですが、ウィンザー城にもクリスマスに招かれるという実力で、すばらしいの一語に尽きます。どれも16世紀の音楽ですばらしかったです。
その後、フォーマルディナー、さらに有志がそれぞれのパブで楽しいときを過ごしました。明日の朝早くD先生とは一足早くお別れとなりました。しかし、あまりに先生に気に入られるのも困りものです。