何ですか?サイトメガロウイルスって?

先日、NHKニュースを見てかなり驚きました。びっくりです。ウイルスが原因で、難聴や脳障害などになった赤ちゃんが、この15年で2倍に増えているそうです。そのウイルスは、サイトメガロウイルスというんですけど、初めて聞いた名前ですね。なんでこんなウイルスが出てきたかというと、ウイルスに対する免疫のない母親が妊娠中に初めて感染することで、お腹の赤ちゃんに異常が発生するようです。要は、お母さんになる前に、様々な免疫を持っていないと、ウイルスに対して防御ができないということですね。そういえば、ちょっと前に、子どもを花粉症にしない9カ条ってのがありましたよね。犬や猫を家の中で飼育する。早期に託児所にあずけて細菌感染の機会を増やす。適度に不衛生な環境を維持する。狭い家で子沢山の状態で育てる。手や顔を洗う回数を少なくする。などと、子どもが育つ過程で、様々免疫を経験していくことが大切だと、この免疫学者が提唱していました。だから、それこそ箱入り娘で、汚いものに触っちゃダメ、汚い子どもと友達になっちゃダメ、いつもきれいきれいにしていなさい、などと大事に育てられたお嬢様は、きっと免疫などはお持ちじゃないのでしょうね。私は貧乏で、それなりにたくましく育ちましたから、バイキンマンなんかには負けませんから。そんなわけで、30年くらい前の妊婦さんはほとんどに免疫はあったようですが、最近は免疫のない妊婦さんが3分の1もいらっしゃるみたいですね。でも高齢になればなるほど免疫ってできるんじゃないですか。おっと、大きなお世話でしたか。ごめんなさい。なので、赤ちゃんや子どもを育てるときは、将来にわたって得られる免疫のことも考えて、たくましく育てるべきだと思いますね。でも、世の中、なんだかおかしいことになってきたと思いませんか。気のせいならいいんですが。