世田谷の桜上水団地も、生まれ変わるんですね。

東京にオリンピックが決まったせいではないでしょうけど、都内の23区内では古くってぱっちいかった団地がぞくぞく生まれ変わっているんですね。杉並の荻窪団地の古い建物が一掃されたのは存じていたんですが、世田谷の桜上水団地が建て替えされているとは知りませんでした。桜上水団地は1965年に17棟404戸で完成した住戸でした。そりゃ〜築50年近くになるともう立て替えせざるを得ないですからね。で、来年9月に入居予定となる生まれ変わっての「桜上水ガーデンズ」は、総戸数がなんと878戸に増えるそうです。で、まだ団地当時の地権者が359戸いらっしゃるので、実際に販売される住戸は519戸。それにしても凄い数ですね。販売価格は75平米で7700万円程度になるそうですよ。高いと言えば高いでしょうけど、23区内ではその程度でしょうか。特に世田谷区は需要が高く、このアベノミクス効果もあって人気は高まるばかりですね。ところで、「桜上水ガーデンズ」を販売する野村不動産は、仙川でも275戸のマンションを売り出すらしいですけど、さすがに調布市ですから割安ですね。東京はぞくぞく開発されていますけど、一方で福島県宮城県の学校のグラウンドに建てられた仮説住宅はずーっとそのままなんですね。東日本震災の学校校庭仮設住宅の撤去は進まないのに、東京の住居開発だけは進むってなんだか可哀相に思います。震災避難の仮設住居撤去よりは、東京のオリンピックを優先してしまいました。あっちもこっちもなんて手が付けられません。仮設住宅のある学校の生徒さん、広かった校庭が使えなくって、でも校庭を占拠している人たちには文句をいえなくって。まあ、東京オリンピックが終わるまで、我慢してください。