2006-04-19 気付けば話は終っていた
■[思考実験]無数の過去について

無数の未来があるなら無数の過去があっても良いのではないか? 或いは時間は実は一方通行でなくて過去に向かっても流れているのではないか? 無数の過去があっても、ある時点で同一の状態になっていればそこから展開される未来の局面は同じなのではないか? といった問いにどう答えるか。
過去の複数可能性に関しては、人間は複数の過去を記憶できないし違う過去が存在した時に次の行動が観戦に同じになると言い切れないところがある事から、もしその可能性があったとしても可能性の幅は狭いものになると思います。私としては世界は余りに要素が多すぎるので完全に同じ局面に到達することは難しくて、手前に口を向けたクラッカーのように見えたとしても所々穴が開いているか穴だらけの領域になっているのではないかな と。
あとは、世界も含めた複雑系の性質として初期値鋭敏性がある為同じ局面に到達した風に見えても完全に違う未来になってしまう可能性が高い事も言っておかなくてはならないかもしれません。
未来が無数にあるのかも正直怪しいのですけれど、どう足掻いても私たちは世界の全てを知ることが出来ない*1上に未来を知る事もできません。ですから、もし仮に私達が自分自身で踊っているつもりでも誰かに踊らされている可能性は否定できません。尤も、操り糸なんて何処にも見えないので結局自由意志はあるのかないのかはっきりしないのですが。
判らない以上、操り糸に関しては好きなように考えていて良いと思います。たまには自分の手足に操り糸がついていないか疑ってみるのも良いかもしれません。
過去は改竄出来ないかも知れないですけれど、タイムマシンで過去へ行けば実はその時点での未来を改竄できるんじゃないかな とか勝手に思うことにしておきます。まぁ、それだと過去に行った人は帰って来れない可能性が非常に高いのですけれど。
■[日々徒然]PageOneについての顛末

最近のアクセスが妙に多いと思っていたら、PageOne関連の議論が盛り上がっていたようで。
技術的な問題点が考察されたり、当該サイト運営の方への提言が出されたりした*2ようですが、結局運営者さんがトラックバックの送信を停止した事で終息したようです。
問題提起及び考察をした諸氏と、問題解決の為運営者さんへのメールを出したクマちゃんさん*3、早急な対策を行ったPageOne管理人さん*4に勝手に謝意を表明しつつ、関係各位にトラックバックを打って私の事例報告は終わりにしたいなと思います*5。
以下、私見に基づくPageOneの改善案のようなもの。勿論、トラックバック再開の是非も含めて議論はされるべきなのだろうけれど、もし再開するとしたらこんな風にしたら良いのではないかと素人考えで勝手に述べておきます。何かの叩き台になれば幸いです。
話題になった時点でのPageOneの自動トラックバックの問題点は概ね次の通り。
1.に関しては同一のBlog内では最もランキングの高いページへのトラックバックのみ行う といった風にしてはどうだろうかと思います。これならば最近のトラックバックがPageOne検索で埋まってしまうといった事態もある程度抑制できそうですし。
2.に関してはPageOne検索「○○(検索ワード)」みたいな風にすれば解決も簡単だと思います。はい。芸も何もあったものじゃありませんけど。
3.に関しては小飼弾さんがホワイトリスト方式を提案していますが、私からは逆の方式(ブラックリスト方式)を提案させていただきます。つまり、PageOneからのトラックバックを希望しないBlogがその旨を通知しておく方式ですね。
PageOneと既存のランキングサイトは、似たような挙動をしますがかなり毛色が違うものだと思っています。
既存のランキングサイトでは、良くも悪くも参加の主体はBlogの運営者です。これは各Blogの運営者が紹介文を書きBlogを更新する事でユーザーとアクセスポイントを獲得したりするシステムであって、Blogを読む一般ユーザーはあくまで選択と投票しかできません。
しかし、PageOneでは参加主体は一般ユーザーです。各ユーザーが望む検索ワードを入力することでそれをBlog主に通知するものです。これを通常のランキングサイトのようホワイトリスト方式でトラックバック管理すると、PageOneが検索サイトであるが故に持っている潜在的な利点を損なう可能性があります。潜在的な利点については以下に示します。
まず第一に、Blogの管理者が意図しない形でのBlogへのフィードバックが可能な点。これは今回の事例ではトラックバック爆撃と言う形の、言ってしまえばBlog運営者にとって迷惑な方向へ作用しましたが巧く作用すれば有意義に使う事が出来るかもしれません。予想外のキーワードでのアクセスによるBlog運営への刺激要素や、過去の記事の意図しない形での掘り出しに繋がるかもしれません。
そして第二に、Blogに対してBlogを利用しているユーザーがフィードバックを間接的にかけることが可能になる点です。これに関しては、ランキングサイトでもある程度の効能が期待できるでしょうが検索サイトの性質上ポイントを検索ワードの形で受け取る事が出来ます。間接的ですが、検索と同時にBlogの管理者へメッセージを提供できる事になるわけですから。
と、ここまで書いていて一つ重大な事に気がつきました。これ、別にトラックバックでなくていいじゃない と。まぁ、素人考えですけれど。
要はBlogに対してフィードバック情報が与えられるようにすれば良いのだから、トラックバックを打つのではなくてアクセスログに足跡を残しにいけば良いのです*6。
最近のBlogは何だかんだでBlog事態にアクセス解析機能が充実していたり自分でアクセス解析設置してたりする人も結構居るので、「PageOne検索「○○(検索ワード)」」という風な形のリファラが残っていればBlogの管理者はそれを参照しようと思えば出来る訳です。しかもBlogがトラックバックの山に埋もれることなく。googleの変な検索ワードで来訪する人をネタにするのと同じ形で、PageOneも言及されるようになって一石二鳥なのではないでしょうか? と。
トラックバックに比べればBlogからPageOneへのフィードバックは希薄になりかねないですけれど、PageOneのユーザー及びPageOne自体からのフィードバックをより害意のない形でBlogの管理者に伝達できるのではないかな と。
以上、つらつらとPageOneの今後について勝手に考えさせて貰いましたが、この記事が当該問題の新たな叩き台になれば幸いかと思います。
*1:どうしても捨象してしまっている部分は存在するし、それがないならば内部に世界を完全な形で一つ持っていることになる。世界を完全に知覚した自分自身も含めて。
*2:404 Blog Not Found - 「pageoneへの提言」及びYappoLogs - 「【注意勧告】pageoneというspam撒き散らし検索エンジンの件(!yahoo/!google/!livedoor)【転載必須】(情報訂正済)」など。
*3:一連の顛末は記事「pageoneという検索サイト」を参照ください。
*4:一連の顛末に関する管理人さんの見解は記事「トラックバックに関するお詫び」を参照ください。
*5:実体はトラックバックで始まった話題をトラックバックで締めて見ようというだけの諧謔心なのかもしれません。この記事がトラックバックSPAMでないといいなぁ…。
*6:この辺の方法論はwebに詳しくないので可能かどうかも考えずに言い放ってます。技術的に不可能ならタダの夢物語なのでごめんなさい。
拙ブログのエントリーで、算術師さんの記事を引用・参考にしておきながら、トラックバックを忘れていたので、16日付の記事にトラックバックを打たせていただきました。
トラックバックSPAMとならなければ…とのことですが、とんでもないです。
ちなみに、pageoneの改善策については、とにかくブログの管理人に負担にならなければ、それでいいんじゃない?ってなぐらいにしか考えてませんw
心配が杞憂に終って何よりです。PageOneの改善案に関しては正直思いついたので提案してみた 程度です。このように改善すべきだ と言うものではありません。