~私の好きなもの、好きなこと、興味のあることをあれこれと綴るブログです~

たまたまだけど、素晴らしいホテル


すっかりスペインに魅了され、ああもう、ヨーロッパならスペインがナンバーワン!と言いたくなっちゃうほどなんですけど、やって来ましたロンドン。
これがまた、もう、最高で…。



ロンドン初日は、まずホテルにチェックイン(当たり前のことを書くなって)。



このホテルがまた素晴らしい。今回の旅で、一番グレードが高いわね、間違いなく。あ、グレードのレベルが全体的に低めな中での「高い」なので、ホテルランク全般で言うと、どうなんでしょう…せいぜい3つ星なのかな?
星の数ほどあるロンドンのホテルから1つだけ選ぶのは非常に難しい作業で。いいと思ったらお値段もかなりよかったり、場所をどこにするのが便利なのかとか、調べ始めたらもうきりがなくて。まぁ、東京23区内でどこにホテルを取るよ?っていうのと同じ難しさ。しかも全般的にホテル代が高め。



そんな中で、たまたまダンナがexpediaを見ていて選んだのが今回のホテル、Park Plaza Westminster Bridge London(パーク・プラザ・ウエストミンスター・ブリッジ・ロンドン。は〜長くて覚えきれないよ)。決め手は、家族4人が一部屋に泊まれること。結構この条件を入れると、選択肢が減るんだよね。ギリギリ3人まではいけても、4人となると難しい。



もう、場所もよくわかんないけど、ビッグベンの近くだし観覧車も見えるみたいだし、いいよここで!決めちゃおう!
…というノリで、もう探すことに疲れて決めることにしちゃったホテル。なんですが、想像よりすごく良かった…


まだ出来て数年といった新しさ、清潔感がまずそれだけで気持ちいい。フロントの対応も気持ちいい。都会の、プロによるサービスという感じ。やっぱりホテルはいいねぇ〜。(今までアパートホテルが多かったから特にそう感じる)



部屋もモダンなインテリア(っていうか、アジアン?な女性のモチーフが壁紙になってたりしてやや微妙とも言う)、個性的な部屋の配置で、なんとも斬新。うんうん、都会のホテルは、このくらいじゃなくちゃ。



部屋は確か10階で、窓からは一応、観覧車(ロンドン・アイ)が見える〜!
クチコミ情報によると、窓が全然ない部屋もあるとか?そんなのに当たったらもう全然印象が違っちゃって、マイナスコメントばかりになるかも…だけど、私たちはラッキーでした。


ま、ホテルでのんびりする旅ではないので、窓の眺めは重視してなかったんだけど。ラッキーでした。



このホテル、何よりロケーションが最高です。朝、ホテルから一歩出ると、もう目の前にビッグベン。
すぐ右にはロンドン・アイ。
ちょっと歩くとウォータールー駅。橋を渡るとウエストミンスター駅。



今回、いわゆるロンドン観光(大英博物館とか、タワーブリッジとか、バッキンガム宮殿めぐり)はほとんど皆無なんだけど、このホテルに泊まったおかげで、ビッグベンが簡単に眺められたのは本当に良かった〜。こんなに近いと思わなかった。



っと、ホテルだけでこんなに書いてしまった。どうしましょ。

大好きなミュージカル、シカゴ♪

今回、スペインがメインのサッカー観戦ツアーだったんだけど、そこになぜロンドンを加えたか。
はい、私(非サッカー馬鹿さん)の強い希望があったからです。
私がロンドンでしたかったこと…
買い物もグルメももちろんだけど、一番したかったこと…



それは、大好きなミュージカルの「Chicago:シカゴ」を見ること。



事前に調べたら、シカゴ、やってるんだ!ロンドンで!
日程的にも大丈夫だ。
これはもう絶対にロンドンだ。
そして、同じくミュージカル好きなダンナの承諾を簡単に得ることが出来、すぐにオンラインでチケットを押さえたのでありました。うふふ。



この日は土曜日だったんだけど、午後5時〜という半端な時間帯があって、そこに入りました。
奮発して(だってせっかく見るんだもの)、席は前から6列目。子どもも入場可だったので、ええい、もったいないけど(どうせ寝ちゃうから)4人分のチケットを買うわい!!



で、家族でシカゴ観賞。



もう、しょっぱなから泣きそう…
あまりに素敵で。あまりにカッコよくて。
実際、ちょっと涙出た。
決して泣けるストーリーではないんだけど。もう、ロンドンで、いまここで、生のシカゴが目の前で演じられているということに感動…。感涙…。



シカゴに関してはもう、ほんっとに好きで、赤坂アクトシアターでも見たし、映画も2回くらい映画館で見たし、もちろんDVDも買ってサウンドトラックもかなりリピートしてかけてて。おかげで息子たちもシカゴの音楽にはすでに慣れ親しんでいる。なんせ私が普段から口ずさんでるからねぇ。

Chicago [VHS] [Import]

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全部の曲を覚えているくらい大好き。
だから、もう、思い出している今でもまた涙が出そうだ〜〜〜(大げさですみませぬ)



そんな母を横目に、コイもアレックスも舞台に釘付けになってた。やっぱり、生身の人間が真剣に何かに打ち込んでいる姿は、誰が見ても素晴らしいものだ。
でも二人とも案の定、途中で船こいでましたけどね…
おとなしく寝ていて下さる分には全然構いませんけど。でも、ああ、もったいない…



それにしても目の前で繰り広げられるフォッシースタイルのあの踊り。素敵過ぎる。特に男性ダンサーがカッコよすぎてクラクラした。でもダンナは主人公ロキシーの可愛さにメロメロになってた(笑)



シカゴがあまりにも良かったので、もう、せっかくロンドンにいるんだからもう1本見ようよ〜、という気分になった。本気で。



で、翌日のチケットを探した。が、見たいのは全部売り切れだった(オペラ座の怪人とか、シアターアクトとか)。残念っ。
っていうか、10も20もあるミュージカル劇場…それもすごいけど、10月の普通の週末にいくつも満席が出るなんて、やっぱりロンドン、都会だなぁ。

ロンドンの浅草


シカゴの劇場(Cambridge Theater)前で、上演後、日本人の友達と待ち合わせをしていた。
その友達とは、つい先日までサルヴァドールの我が家の近所に住んでいた、スペインで大学院生をしているSさん。サルヴァドールに妻と息子を残し、いまは再びスペインの大学にてお勉強中なのだ。
今回事情があって、スペインからロンドンまで飛んで来てくれたのだ。
バルセロナに続いて、旅先で日本人の友達と会えると言う喜びよ…!!Sさん、来てくれてありがとね〜!!!



一緒にロンドンで晩御飯を、ということで、ダンナたっての希望により「日本食の店」へ。
夏に一時帰国した私たち家族はいいけど、ダンナは1年半以上、日本に帰ってないもんだから、とにかく旅先でも日本食日本食、なのだ…。
事前にSさんにその旨伝えておいたところ、ロンドン在住のグルメなお友達にリサーチしておいてくれ、「日本食なら絶対ココ!」というその名も「ASAKUSA」を予約しておいてくれたのだ。うれし〜!
この日は、Sさんの友人のTさん(日本人でロンドン郊外在住)も合流し、賑やかな居酒屋日本語ナイトが実現しました。楽しい〜〜〜


そう、浅草は、まさに居酒屋!
壁に貼られた筆文字のお品書きはもちろん日本語で!
店員さんもバリバリの日本語で!



そしてビールはアサヒ♪



さてさて料理料理…
と、メニューには「新作」として実に旨そうな鮭の親子丼の姿が!
食べたい!これ食べよう!
と私が叫ぶより早く、アレックスが即決。
さすが、食いしん坊の子だ…。



落ち着いてメニューを眺めると、もうとにかく魅力的なラインナップでクラクラしちゃいます。ほんとに日本の居酒屋にいるみたい。
人数もいるので、もう、あれもこれも頼んじゃえ〜と、かなり食べましたね…
写真で振り返ってみよう。



ああ、もう、食べるのに夢中で…食べた料理の半分も写真に収めていないよっ。
海鮮サラダとかもね、すごく美味しかったのよね。
味がもう、完全に、日本並み。
悪いけどサンパウロの日本食レストランより美味しいかも…
(と思うのは、久しくサンパウロで食べてないから、というのもあるかも知れないけど)
日本人のみならず、ローカルの英国人たちにも人気があるというのがうなずけます。確かに予約しないと難しいかも。


とにかく、リラックスして日本語でおしゃべりしまくり、美味しいものをつまみ、子どもたちも料理に大満足し、さらにお兄さんたちにかまってもらってご満悦で…
なんとも最高の夜ではありませんか!
ロンドン、ナイスっ!!!



帰りはタクシーでホテル最寄りのウォータールー駅に行き、駅構内のマークス&スペンサー(コンビニみたいなお店、すぐ食べられる食品なんかがたくさんあって感動!)で明日の朝食を買いこみ、歩いてホテルへ。
観覧車のイルミネーションを横目に見ながら、いい気持ちで夜のお散歩。
今日も長く、素敵な一日だったなぁ。